コロナ禍後初のリアル会場「東京ゲームショウ2022」レポート。3DSのすれ違い通信は…!?


東京ゲームショウ2022ビジネスデー2日目に行って参りました。

一般よりも少しだけ早く参加でき、人数も少ないビジネスデイの2日目という好条件。前日に公開されたニンテンドーダイレクトの話に花を咲かせる来場者、コンビニの会計で手こずる外人さん、最寄の海浜幕張駅を降りて会場となる幕張メッセへ向かっていると、ああ今年は本当にリアル会場でゲームショウができたんだなと実感。

コロナ禍以前と比べてどんな様子だったのか(また、ダメ元でカバンに忍ばせた3DSのすれ違い通信ができたのか?)ご報告します。

コロナ禍後初の完全リアル開催のゲームショウ、コロナ禍前より気持ち人数は少なめ?

やってきました幕張メッセ。

最寄駅は東京ディズニーランドにほど近い海浜幕張駅。

同じ首都圏なので「久しぶりに品川水族館にでも行くか」くらいな気分で向かったはずが、私が住む東京都の西側にある調布からは電車で2時間ほどと遠かった、舐めていた東京と千葉とのディスタンス。

けれども到着したらしたでさすが都心とは違って開けているし、東京ディズニーランドに近いというだけでなんだかリゾートにでも来たような開放的な気持ちにならないでもない海浜幕張。

さて、今回は当サイトのメンバー夏海嬢も同行。

お目当てはFF7クライシスコアリマスターを中心にスクエニ。ロックマン新規ナンバリングタイトルの発表は無く落胆。

昨今ではニンテンドーダイレクトやState of Playなど、新作情報の配信が一般的になって久しいので、具体的に細かいタイトル一つ一つは割愛させていただいて、ざっくりとした雰囲気についてレポートすることにしよう。

会場では時間ごとの制限など入場規制は特に取られておらず、除菌に検温と最低限のチェックでパスを持っている人は順々に入場していく。批判を覚悟で申し上げると、私はそれで良いと思った。こんな時くらい、普段通りの東京ゲームショウを体験したい人は少なくないんじゃないだろうか?

セガブースのソニックフロンティア試遊は、ビジネスデーにも関わらず60分待ち。

10時過ぎに会場に入ると既に大勢の参加者がいたものの、コロナ禍以前よりは少し少ないかな?という印象で、会場は歩きやすかった。これからコロナウイルスと共存していくにあたり、これ以上密にならないことを思うと快適なようで少し寂しい気もした。超体感的には、例年のビジネスデーに比べて1〜2割くらい少なかったんじゃないかな。

と言っても、人気タイトルの試遊については60分待ちのものも。60分待つならいろんなメーカーの人とお話しもしたいので、メジャータイトルの試遊はほぼ断念。

やはりセガ、アトラス、カプコン、スクエニ、コナミ、バンナム、コエテクはブースも特大サイズ。

コナミは今回タイトル的に少し地味だったか?

と、思ったら、我々が東京ゲームショウを後にしてからコナミが幻想水滸伝のHDリマスターが発表されたとのニュースを知ることになり、消沈する帰り道となった。

コンパニオンやコスプレイヤーのお姉さんもゲームショウ感の演出に華を添えていた。

例年よりも少しだけ少ない気もするけれど、コンパニオンのお姉さんを見るとゲームショウに来たって感じします。時々本物の女性社員さんも写真に撮られそうになっていて困っていたけれど、そういうところも含めてゲームショウなのである。

今回大手メーカーの中で特に賑わっていたのはスクエニ。

既に発表後とはいえ、FFリメイク続編、クリスタルコア、ミンサガ、ヴァルキリーなどの新作タイトルやクリスタルコアは試遊もできて大盛況だった。

大混雑というほどではなかったので、新作タイトルのムービーも前方で見られた。

個人的にはフロントミッションリメイクが見たかった。夏って言ったのに!待つよ!頑張ってよ!

カプコンブースでは主力タイトルとなるストリートファイター6が展示されていて、慣れた手つきで新キャラを使いこなしている来場者。もうスプラトゥーンどころの騒ぎではないほどの手さばきに、こりゃ買う権利すら私には与えられていないなと判断。いったい誰がウメハラさんなんだ。(ウメハラ氏は来ていない)

グラフィックは凄まじい綺麗さ。

インディーズブースも大盛況。

海外メーカーが多く、中国から香港、ベトナム、スペイン、フランスまでインターナショナル。どのメーカーもウェルカムの姿勢で自社の自慢のタイトルを紹介してくれた。こういう異文化交流こそが私にとって一番のゲームショウの醍醐味。

みんな自社タイトルに熱い思い入れや誇りを持っていて、説明を聞きながら動かしていると、そのひとつひとつが何の事前知識なしにプレイするのとでは全くちがう輝きを感じる。胸が熱くなる。

そしてドイツパビリオンにあり、当サイトでも特にお世話になっているカリプソメディア様のブースにもご挨拶。

取材や接待の忙しい中、お世話になっている担当の方にじっくり時間を取っていただけ、新作情報をはじめマッチポイントやダンジョンズなどリリース済みタイトルの裏話までお伺いできた。

自社タイトルの開発も今回のその出展にも、とんでもなくこだわりや労力がかかっている、話が面白すぎて時間全然足りず。

今回特にアピールしていた今後のタイトルは、宇宙を舞台にしたSFシティビルディングシミュレーション「IXION(イクシオン)」。とんでもなく綺麗な映像で、直近はPC(Steam)での配信とのこと。コンソール機でやりたい…!

そしてあのダンジョンズの続編4が出てしまうのか。楽しみすぎる。

しかし、スマホゲーのブースが本当に減った。

10年くらい前に行った時なんかは半分くらい基本無料のスマホゲーに会場が牛耳られていてうんざりしたものだけど、海外メーカーが増えてきたり、ゲーム業界も時代の移り変わりを感じる。

物販は控えめ?コンパニオンさんにも変化が?

コロナ禍前は別の会場いっぱいに設けられていた物販コーナーはフロアの一角にまとまっていて少し少なかった印象。買う気満々で現金を降ろして来たのだけれど。

と、そこへスクウェアエニックスではFFⅥの魔導アーマーに乗ったティナの巨大なフィギュアが登場。

天野喜孝氏の絵がそのまま物体になったような、お値段なんと150万円。大きさは50センチはあった気がするけれど、こんなものを玄関に飾ったらどうなるだろうか?

きっと遊びに来た娘の友達は二度と来てくれなくなり、「キモい像がある家」として娘は村八分にされ、どんどん非行に走るようになったら困る。現金を降ろしてきたとはいえ、これは買えないな。(シンプルにそんな予算が無い)

コンパニオンのお姉さんも少しだけ。

巫女さんと、

巫女さんじゃないお姉さん。

もうね、みんなかわいいですよ。(親戚のおじさんみたいな目線で)

いえね、過去にコンパニオンのお姉さんを撮り漁って公開したものの、思った以上に誰にも読まれず、完全に恥ずかしい思いのし損だったのでこんなところで。

と、ひとりふたりくらいお姉さんの写真を撮らせてもらっていると「えろいお姉さん探しにいきましょう」と夏海嬢。

言われるままに歩き回っていると、風呂に入っているお姉さんがいた。

どうしちゃったんだ。

人間女性であってもいきなり屋内で風呂に入っている姿を見ると混乱する。この人はなぜこんなところでひとり風呂に浸かっているのだ。ドラえもんじゃないんだから。

と、思ったら、そういうテーマのVRゲームでした。恋来い温泉物語VR。

お姉さん以外にもお兄さんもいた。

私だって日頃運動しているので体脂肪率だって少ないですし、腹筋くらいなら割れていますよ。と思ったらそんなどころではない圧倒的な体格の差を見せつけられ、いつも以上に撫で肩が目立っている気がしております。

あまりの体格差を見せつけられ、入場証がだらしない。

ちなみに左のお兄さんは1日2時間の筋トレをされているのだとか!

ワタシ、有酸素1時間、筋トレ10分…。

混雑を避けて、16時頃に会場を後に。駅までの道も駅構内もそこまで混雑はしておらず、概ね快適なゲームショウ散策ができた。

帰り道、撮った写真を見て気づいたのだけれど、コンパニオンさんも、できるだけ綺麗なお顔が見えるよう距離を取ってでもマスクを外したりと色んな対策を取ってくれていたんですね。さっきのお風呂のお姉さんも。

今回は様々なゲーム会社様とお話しさせていただき、当サイトともお取り組みができそうなお話しもいただけたので、また新しいメーカーの新規タイトルなどもご紹介できればと。

幕張メッセ今年もありがとう、また来年きっとリアル会場で!

東京ゲームショウでまさかの3DSすれ違い通信発生!

さて、据え置き型と携帯型のハイブリッドなハードであるSwitchの登場から5年が経ち、ニンテンドーeショップが段階的にクローズしている3DSですが、東京ゲームショウともなれば、1世代前のハードであっても楽しんでいる意識高い系ゲーマーの方も来場されているはず。

と言いつつもそんなわけないかと冗談半分でバッグに忍ばせていた3DSを見てみた結果…!

このランプ、二度と点くことは無いと思っていた。

なんとすれ違っていた!

会場でSwitchをプレイしている方は散見されたけれど、3DSを持ち歩いている愛のある人間はおそらく私だけであろうと思っていたけれど、大きな思い上がりでした。

自宅に帰って3DSを開き、何年ぶりかに「すれ違い広場」を開いてみた結果…!

ひとりだけ…!ではあるものの、それでも嬉しいぞ私は。

埼玉の女性の方だった。

ちなみにこの方が最後に遊んだのは「牧場物語 3つの里の大切な友達」。

きっとこの方も自宅に帰って「すれ違ってるし!ウケる!」とか驚かれたに違いない。けれど、まだまだ3DSは現役機として楽しんでいる人間がここにもおりましてよ。

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