本当に無意味?ドラクエ6「かしこさ」の意味をかしこさ500のはぐりんで解き明かす!


スマホ無限タップマシーンが画期的過ぎて生活が変わった。

MDウォークマンをポケットに入れていた大学生だった頃、初めてiPodで数千曲もの曲を持ち歩いた時と同じくらいの革命だ。スマホ無限タップマシーンはスティーブ・ジョブスと同じくらいの利便性を私の生活にもたらしてくれた。

そんな21世紀を象徴するマシーンを使ってスマホのドラクエ6で遊んでいたところ、放置しているだけでレベルも上がればレアアイテムも取り放題に。

今こそドーピングアイテムを使いまくってあの謎パラメータである「かしこさ」の謎を解き明かしてみようと思う。歴史的瞬間である。

ドーピングアイテムでパラメータもカンスト!

レベル上げや職業の熟練度上げはもちろん、カジノのスロットマシンや種集めなど、工夫次第であらゆる単純作業を自動でこなしてくれるので、仲間のステータスもあっという間にカンスト。

まったくこの無限タップマシンってやつは、忙しい現代社会に非常にマッチしたソリューションである。

ところが、いまひとつ実用性に欠けるステータスがある。

「かしこさ」だ。

このかしこさの効果には諸説あって、呪文の効果が上がるという説もあれば、作戦実施時に最適な動きをしてくれる説もある。

それじゃ、かしこさの低い状態と高い状態とでその効果を比較してみようじゃないかというのが今回の試み。

早速、まずはかしこくないはぐりんからご紹介いたします。

オデ、ハグリン…。

頭の悪そうなキャラクターの一人称は「オデ」というので相場が決まっているけれど、こうしてみるとはぐりんの顔も足りて無さそうな表情をして見えるから不思議である。

これで、ソロでダークドレアムと戦ってみようと思います。

作戦は「ガンガンいこうぜ」、倒したターン数は31ターン。

ガンガン行きすぎて、ほぼサマーソルトとせいけんづきしかやらなかった。そういう作戦なのだから間違っちゃいないけどもさ、もっとこう、工夫とか無いものか。MPが有り余っているのにマダンテも放たないのも大胆さに欠ける。なんとかの一つ覚えという意味ではあまりかしこくないが故の行動として正しいのかもしれない。

ちなみに公式ガイドブックによると、かしこさは呪文のダメージにも影響すると書かれているようなので、別検証でメラゾーマを一発放ってみたダメージは199。ふむ。

かしこさ300超えのはぐれメタルでダークドレアムを倒した結果。

それでは、ちょっと足りていないはぐりんにかしこさの種でドーピングを施し、かしこいはぐりんにしてみよう。

自動タップマシンで集めたかしこさの種99個使うのもひと苦労。

結果、はぐりんのかしこさは105から342という目覚ましい進化を遂げました。偏差値は50くらいですかね、親戚に報告しても恥ずかしく無いなかなかの賢さになったんじゃないでしょうか。

それではダークドレアム、いってみましょう。

撃破にかかったターンは30ターン、1ターンだけ短くなりました。

が、行動パターンを振り返ってみても、あやしいひとみで目を覚ます早さがちょっと早かったな…くらいの感覚。感心できるような行動パターンは特に見られず、やはりひたすらサマーソルトで上空に舞い上がってばかり。GLAYか。

そして同じくメラゾーマを使った時のダメージは、かしこさ105の時と同じ199、変化は見られず。

かしこさMAXの超賢いはぐりんで倒した結果…!

最後にかしこさを最大の500にまで高めたはぐれメタル。正真正銘最強キャラが出来上がってしまった。

けれど、これまで試した限りではこれといった変化は見られなかった、大丈夫だろうか?

それではいざ最後の検証へ!

かかったターンは34ターンとまさかの一番長い結果に!

そしてメラゾーマはというと…。

下がってんじゃねーか!

100台、300台だった時と比較して最もダメージの低い186。

とはいえ、それぞれたった一発なので、統計的には少な過ぎるのは確か。

けれど、かしこさを200ずつ上げる中でほぼ変化が見られなかったということは、かしこさを上げても呪文の威力に影響は「無い」と言い切ってみ良いのではないだろうか。

「バッチリがんばれ」でも、誤差の範囲だった。

さて、これまで「ガンガンいこうぜ」のみでご紹介して参りましたが、もう少し他の作戦だったら何かしら変化が現れるかもしれない。

ということで、攻撃・補助・回復のバランスが良い(と、言われる)作戦「バッチリがんばれ」で試してみました。

が、これから上記3パターンの動画をせっせと上げるのも面倒なので、結果だけご報告いたしますね。

賢さ / かかったターン数
105 / 58ターン
342 / 50ターン
500 / 51ターン

こちらもはっきりしない結果に。何か効率的な攻撃をしているのではなく、単にあやしいひとみでグースカ寝た回数が多かったかそうでなかったか程度の印象。

見ていると、ひたすらバイキルトやフバーハ、マジックバリア、おいかぜなどの補助系呪文をせっせとかけ、いてつくはどうでリセットされたらまたバイキルトから繰り返すという、ガンガン…よりも頭の悪い戦い方を繰り返す始末。

そして、運良く全ての強化を完了し、さて今度はこちらの番だと選んだ攻撃は、4回攻撃中最初の1回のみバイキルト効果がかかるばくれつけんという効果を全く最大化しない技を連発。完全に技の効果を持て余している。

あと、スカラもせっせとかけていた。はぐれメタルだろう、アンタ?

ということで最もかしこくないバッチリがんばれ、かしこさ500バージョンのみご紹介します。

結論:かしこさは上げなくても良い。

ソロではなく、仲間がいればもう少しかしこい動きをするかもしれないし、もしかしたら威力や確率の変化する呪文があるのかもしれない。

もっと細かいケースがあるかもしれないけれど、目に見えて変わる効果としては、あんまり違いが無い…ていうか、多分無し。

「めいれいさせろ」で自分でコマンドを選び、バイキルトでせいけんづきを繰り返すのが一番強かった。

少なくとも終盤に相手にするような敵に対してはほぼ使うことのないスキルであることを考えれば、役に立たないパラメータとほぼ断言できる。

ただ、今回の検証で分かったこととしては、かしこくなくてもドラクエ6最強の相手であるダークドレアム撃破には全く影響は無い。

転じて、多少頭が弱くても上手いこと世の中渡っていける、そんな人生の縮図を学ぶ良い機会だったとも感じる。(適当)

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