ドラクエ3リメイク うんのよさは盗む確率にも影響するのか?試してみた。


で、まだドラクエ3HD-2Dリメイクプレイ中です。「お前、結局ドラクエ3大好きなんじゃねーかよ!」と言われそうですが、好きです。今だとゲームボーイ版をもう一度遊びたいくらいは好きです。

今回検証したいのは、またまた「うんのよさ」。どのゲームにおいても極めて曖昧な立ち位置のパラメータ。前回は会心率にどういった影響があるのかを検証してみたけれど、ファミコン版やスーファミ版とどうやらロジックが違うようだった。

と言うことは、HD-2Dリメイク版武闘家の会心率と同様に、盗賊の盗む確率も実はレベルだけではなくこの運の良さにも影響するのでは?

試してみました。

レベル99の盗賊を4人ご用意いたしました。

うんのよさを999にするような検証を散々している頃にはレベル99なんてあっという間に到達するフェーズになりました。

盗賊も4人、全てレベルは99になりました。盗賊4人組ということで、雰囲気を出す為に有名な大泥棒軍団のお名前を拝借。

ルパン御一行のうんのよさはこちら。

その後名前を漢字にしました。

ルパンだけうんのよさは800超え、次元と五右衛門は約500、不二子ちゃんだけ445という薄幸の女を演じます。

これでルパンの盗む頻度が高ければ、うんの要素は盗む確率に関係あると言えるのではないか。

100回戦った結果、それぞれが盗んだ回数は?

それでは検証開始。

前回の会心率検証と同様に100回戦い、盗んだ回数をキャラクター別に正の字で集計。ちょうどすばやさのたねとまもりのたねが欲しかったので、ムオル周辺でひたすら敵を狩り続けることに。

大泥棒たあ俺のこったぁ。

またつまらぬものを盗んでしまった。

レベル99の盗賊4人はとにかく盗む盗む。

尚、本作では攻撃をヒットさせたり留めを刺したりしなくても盗んでくれるので、素早さであったり攻撃力などは影響しないものとする。

100戦のうち、それぞれがアイテムを盗んだ回数はこちら。

ルパン:22←最多
次元大介:24
石川五右衛門:15
峰不二子:8←最小
なし:31

何か明確な差が出た。

しかし、うんのよさが最も高いルパンではなく、なぜか次元が一番盗んだ回数が多かった。続いて五右衛門、最後に不二子ちゃんという順で回数が減っていった。

並び順で異なる盗みの回数。先頭から盗み判定しているのかも。

この順にピンときたのだが、盗む回数が多いのは、うんのよさではなくて並び順…?

先頭から盗むかどうかの判定が行われ、盗めなかったら二人目、二人目がダメなら三人目…みたいなフローになっていて、結果的に先頭のメンバーが最も盗む機会に恵まれ、最後尾のメンバーは最も機会が少ない、ということかもしれない。

ということで先ほどとは並び順を真逆にし、不二子、五右衛門、次元、そして最後にルパンという隊列でもう一度100戦試してみた。

結果はこちら。

ルパン:7←最小
次元大介:12
石川五右衛門:15
峰不二子:32←最多
なし:34

やはり先頭にした不二子が最も盗み、最後尾のルパンはうんのよさがメンバー中最も高かったにもかかわらず最も盗んだ回数が少なかった。うんのよさはメンバー中最も低いはずが、検証開始から不二子無双だった。

女の子から「隠し事」を取ったら、何も残らないわ…。

メンバー全体のうんのよさを上げたら、盗む数は増えるのか?集計結果は?

メンバー間でうんのよさに差があっても、盗んだ数に違いのようなものは見られなかった。

が、重要なのはメンバーの誰が盗むかでははく、パーティー全体で盗む回数なのだ。ということで、最後にメンバーのうんのよさをガツっと高め、盗む回数に変化が見られるか?検証してみる。

800超えだったルパンと約500だった五右衛門それぞれのうんのよさを999にし、もう一度100回戦ってみることにする。なぜ五右衛門にしたかというと、私が好きなキャラクターが五右衛門派だからですね。

結果は以下の通り。

ルパン:26←最多
次元大介:15
石川五右衛門:15
峰不二子:8←最小
なし:36

盗んだ数に明確な増加は見られず。むしろうんのよさを高める前に比べて盗む成功率は下がっている。

もちろん登場するモンスターのドロップ率によっても異なるので検証方法として足りていない点も否定はできない。が、ランダムに100戦ずつ計300回戦った結果としては、メンバーのうんのよさが高くても、盗む確率に影響は無さそう。あと前列から後列にかけて盗む判定が行われていくのかも

さて、実はこの検証の中で宝箱のドロップも2回発生。

うち1回は最初の1〜100回目、もう1回は101〜200回目の検証中に発生。いずれもメンバーのうんのよさを高める前のことなので、宝箱のドロップ率もうんのよさを高めたことによる違いは体感的に全く感じられなかった

正しく検証するにはもう少しサンプル数を増やして同じ敵を倒すことで比較すべきだった。けれど、大まかな傾向としてはある程度の結論が見えたのではないか?

と強引に結論づけて、本日はまた逃げるように去ることにする!

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