2017年2月7日に発売されたPS4の「仁王」をコアゲーマーの同僚が早くもクリアしたとのことで、一通りプレイしてみた感想、クリア後の楽しみについて聞いてみました。
ヒット作となった死にゲー「ダークソウル3」に続く和風死にゲーとされる本作ですが、ダークソウル3プレイ済み、仁王プレイ中の別の同僚も交えての会話記録です。
「仁王」について語る人たち
私
1979年生まれ
既婚(娘一人)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなタイトル:和ゲー全般、レトロゲーム
ダークソウル3程ではないものの、仁王も間違いなく死にゲー。十分難しいです。
T氏プロフィール
1979年生まれ
未婚
趣味:ゲーム、スノボ
職業:プログラマー
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3、ディアブロシリーズ等コアなものから龍が如く等カジュアルなものまで多数。信長の野望等の歴史ゲーも好き。
仁王をクリアしたようなので、感想を語って頂きました。
N氏プロフィール
1976年生まれ
既婚(子供なし)
趣味:サバゲー
職業:アートディレクター
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3から和ゲーまで。
PS4の「ゴーストリコン ワイルドランズ」オープンβに寄り道してしまい、仁王に時間があまり割けていない模様。物知り。
一周クリアしてみての感想。ライトユーザーでも楽しめるバランスの死にゲー
T氏「仁王クリアしました。そのままハードモードに突入です。クリアすると「強者の道」といういわゆるハードモードが開放されて、それぞれメインミッションとサブミッションがあります。」
N氏「お、2周目ですね。どうですか?」
T氏「ダクソ(ダークソウル3)みたいに「2週目」ではなくて、全国マップからステージ選択式になるので楽です。」
私「周回プレイじゃなくて、好きなシナリオ選んでできるってこと?」
T氏「そう。あとはクリアしていれば「常世同行」っていう他プレイヤーの世界に入るダクソみたいな遊び方ができます。」
私「エンディングは固定?」
T氏「たぶん固定。」
N氏「通してやってみてどうでした?」
T氏「面白かった。あとやりこみ要素が多い!難易度自体はも丁度良い感じ、特段難しい死にゲーという感じは無かったですね。」
私「十分難しいと思ったけど、ダクソのほうが断然難しいよね。」
T氏「そうだね。なので、ライトユーザーの知人も普通に楽しんでました。でもダクソのパクリって感じも全然しない。」
N氏「確かに良い意味でさくさくゲームできるけど、我々みたいにダクソにハマった人間が「死にゲー」として楽しもうとするとやや緊張感に欠けるかなという印象ですね。」
T氏「ただ、あまりライト過ぎる人にはやっぱり難しいかもです。その知人も俺が死ぬと大体一緒に死んでたので…(笑)一人でボス倒せるかはわからない。」
私「まあでもそういうゲームの楽しみ方もあるよね。」
N氏「別に一人でやらないといけないなんてルールもないですしね。常に誰かと一緒にやるのが基本でも良いと思います。」
T氏「個人的にはもっと武器などの装備品がディアブロ的なランダム要素が強くても良かったかなと。難易度ももうちょっと難しいほうがいい、ボスもそこまで苦戦しなかったです。」
N氏「ランダム要素はあるんだけど、ほとんど同じじゃん!って印象はありますよね。」
私「特定の武器の中でも凄いの拾った!みたいな感動が薄いかもね。」
T氏「そうだね。クリア後にこれから感じるかもしれないけど。」
私「やりこみ以外で通してみてここが面白かったみたいなポイントある?」
T氏「戦国武将は好きだから、好きな武将出てくると楽しかった。」
N氏「史実には全然沿ってないですけどね(笑)」
T氏「(笑)あと、鎖鎌を使ってたんだけど、今までそういう武器でアクションゲームやってないから操作感も新鮮だった。刀とか一切使ってない(笑)」
1周目はただのチュートリアル?クリア後が本番!
T氏「あとクリア後は強い装備がバンバン落ちるからそれまでの装備が弱すぎてまるで使い物にならないし、愛着がない(笑)」
N氏「本編のクリアまでがチュートリアル、クリア後が本番のパターンですね(笑)」
T氏「はい、やっとチュートリアルが終わった感じ(笑)これから本編で楽しんでみます。」
N氏「なるほど。」
T氏「あとクリアすると、開放される要素が結構多いです。」
私「どんな要素?」
T氏「ネタバレするけどいい?(笑)」
私「はい(笑)」
T氏「守護霊のレベルアップ。」
私「マジか。」
N氏「もったいぶらずに初めから欲しいですよね(笑)そもそも周回するメリットってなんですかね?」
T氏「強い武器が手に入ることですかね。「神器」っていう武器装備をドロップするようになります。それまでの装備がすべてゴミになります(笑)」
N氏「なるほど(笑)」
T氏「武器装備も1周目はチュートリアル。ただ、死んだ人をNPCで召還する「血塚」って言うのがあって、血塚でNPC倒すとその人の装備が貰えちゃうんです。」
私「簡単に強い装備が手に入っちゃうってこと?」
T氏「そう。自分としては簡単でした。」
N氏「神器もそうなっちゃうんですかね?」
T氏「そうなってます。「ただ、クリアしないと神器はドロップしないです。」
T氏「いまLV109なんですけど、LV140ぐらいの人倒して簡単に強いの手に入ります。」
N氏「ヌルゲーになっちゃいますね。」
T氏「そうなんです。」
私「それもライトユーザーにも楽しんでもらえるようにでしょうね。」
実装予定のオンラインPVP(対人)は盛り上がる?
N氏「PVP(対人)機能が追加されるみたいですけど、実装されたらどうなるかが気になりますね。」
私「ダクソほど盛り上がるといいですよね。」
N氏「ライトユーザー多そうですしね。」
私「層は広くなるので、そこそこやる人多い気もするけど。」
T氏「ただダクソみたいにパリィないし回避性能も低いし、一方的にボコボコにできるから、強い弱いがはっきり分かれると思います。」
N氏「対人としてはあまり楽しめなそうですかね…?」
T氏「いや、そんなことはないんじゃないですか?楽しめると思います。戦闘のスタイルはダクソより多いと思いし。」
私「バリエーションか。」
T氏「そう、上段、中段、下段の構えあるし。あと忍術、陰陽術なんかも使えるし。」
T氏「刀、二刀、槍、斧、鎖鎌がメイン武器。武器の数だけで言えばちょっと少ないか。」
N氏「あと弓、銃、大筒が遠距離武器でありますね。」
私「大人数でGVG(グループ戦)やるとかなり楽しそうだね。」
N氏「確かに。」
T氏「ダクソみたいに1対1の緊張感っていうより、爽快感とかそっちのほうかな。」
N氏「ワイワイ系ですね。」