本日はゲームとは無関係なMacbook Airのメンテナンスをしてきた件です。
症状は以下の通り。
①バッテリーの寿命が尽きた
②トラックパッドが片側めり込んでいる
②については不便ながらも一応反応はするので、修理の費用によってはこのままの状態で我慢するとして、①の充電については早めに対処したいところ。
修理費に加算されるポイント欲しさに、浅ましい気持ちで家電量販店へ行きましたが、諸々の理由で量販店をハシゴした末、Apple Storeへ持って行くことになりましたが、結果は大満足。
家電量販店とApple storeとで費用の見積もり、対応に大きな違いがありましたので、備忘を兼ねて比較、ご報告します。
※決してどちらかの対応に異を唱える目的ではありません!
ヤマダ電機はMacbookのバッテリー交換は受け付けていない!
まず向かったのはヤマダ電機。
普段ビックカメラ、ヨドバシカメラを利用しているのですが、職場と自宅との位置、立地の兼ね合いでヤマダ電機をチョイス。確かここにもAppleの正規代理店があったはず。
早速Apple製品売り場のフロアへ伺い、スタッフに訪ねてみると…。
ヤマダ電機店員さん「実はバッテリー交換は当店では受け付けていないんですよ、申し訳ございません…。量販店であれば、確かすぐそこのビックカメラさんであれば、確かやっていたような…。」
とのこと。
残念ながらヤマダ電機ではmacbookのバッテリー交換はして頂けませんでしたが、むしろ競合を紹介してくれるなんて、なんて人の良い店員さんなんでしょうか!感謝です。今後も機会があればぜひとも利用させて頂きます。ということでビックカメラへ。
ビックカメラはバッテリーの交換対応可能だが、どえらく高い!
次に向かったのがビックカメラ新宿HALC店。
店員さんも皆素敵対応で、よく利用させていただいております。ところが悲しいかな、到着時刻はApple正規代理店の受付時間19時を超えてしまっており、その日は対応不可に。
日を改めて、実家のある静岡県は浜松へ帰省し、駅前にある同じくビックカメラ浜松店へ。
ここにもAppleの正規代理店が入っており、声をかけて欲しそうな様相でボサッと立っているとすぐに店員さんが「どうされました?」と来てくださいました。
事情を説明し、一旦はバッテリー交換のみお願いしたいことを伝えると、他のスタッフへ確認し、数分後に戻ってきました。
ビックカメラ店員さん「バッテリーと修理でおよそ2万5千円ほど掛かってしまうのと、現在ゴールデンウィークなので、お渡しできるのが早くて5〜6日後の連休明けになってしまう見込みなのですが…。」
ん?確か事前にネットで調べた情報では、バッテリー交換の費用はおよそ1万2〜3千円くらいだと聞いていたのだが?いずれにしても5〜6日には仕事も始まるので東京へ戻らなければならず、ここでも泣く泣く持ち帰ることに。
やはりapple storeが早くて安かった!
連休も明けて、渋谷Apple Storeへ。
修理などを受け付けてくれる「Genius Bar」。「お客様センター」とかではなく「Genius Bar」という名称がかっこいいのですが、ここでも私の得意な「声をかけて欲しいオーラ」を煌々と放ちつつ佇んでいると、エキゾチックな外人のイケメンさんがやってきてくれました。
「本日はいかがされましたか?」
写真はイメージです
スタッフのイケメンさに見惚れつつも用件を伝えます。
私「バッテリーが完全に死んでしまったようなので交換したいのと、トラックパッドがめり込んでしまったので、見積もり次第では一緒に直して欲しいなと思ってます。」
するとスタッフさんは少し考え、「予約してますか?」と軽い口調で聞き返してきました。大手家電量販店ではあまり言われない口調にうろたえつつも、予約はしていない旨を伝えます。すると、イケメンスタッフが手元のiPadの当日の予約状況を見せてくれましたが、予約はいっぱい。今日も今日とて無駄足か…?と思いきや
「予約は埋まってしまっているのですが、macbookのバッテリー交換くらいであれば、今日の予約にねじ込めそうかもしれないので、ちょっと待っててください。」
と言い残し、他のスタッフへ確認、数分後に戻って来てから
「大丈夫、今日いけるので、受付をしていただいても良いですか?」
と当日差し込みをしてくれ、1時間後くらいに受付ができるのでまた後ほど来て欲しいとのこと!
頼もしすぎて、イケメンの瞳に吸い込まれそう。
約一時間後、受付の時間に改めて窓口へ伺うと、別のスタッフさんが対応してくれました。先ほどと同様にバッテリーとトラックパッドの不調を訴えると、謎の機械に私のMacbookを繋ぎ一言。
「バッテリーが完全に劣化してしまって膨張してしまっていますね。トラックパッドのへこみはそれが影響していると思うので、バッテリーを交換すれば正常に直るかもしれません。」
と、あっさりと原因について言い当ててくれました。
「もちろん開けてみないことには何とも言えないのですが、本日お預かりして明日以降、おそらくは明後日までにはお渡しできる見込みです。」
連休とはいえ5〜6日のビックカメラに対してわずか1〜2日!そして見積もりは事前に調べていた通り12,800円(税別)。これもビックカメラの提示額25,000円に対して半額。正規店だからか、対応、期間、費用すべての面においてApple Storeが秀でていました。やはり餅は餅屋、リンゴはリンゴ屋といったところですね。
翌日受け取り後、さらに驚きの対応が…
翌日渋谷Apple Storeからメールで「バッテリー交換が完了した」との連絡があったため、会社帰りに足取り軽く渋谷Apple Storeへ受け取りに行くことに。
待つこと数分、ついにMacbookとご対面。動作確認もしてくださったとのことで、スタッフさんに言われた通り、トラックパッドのへこみも直っていました。凄い!
受け取りの手続きは10分足らずで完了、早いです。修理代金を支払ってから自宅へ帰り、改めて動作確認をしてこれまたびっくり。
…なんか奇麗になってないか?
なんとボディがピッカピカに磨かれているじゃありませんか!こんな対応は家電量販店ではされなかった気がします。知っている方に言わせれば当然かもしれませんが、今後Apple製品は、帰宅経路が遠くなろうがApple Storeに(予約のうえ)持っていくことに決めました。
バッテリーを長持ちさせるコツ、量販店における修理代との差はなぜ?
さて、せっかく新しいバッテリーに交換するので、バッテリーを長持ちさせるコツや、家電量販店での修理費見積もりとの乖離について、Apple Storeの店員さんに聞いてみました。
私「今回バッテリーが膨張してトラックパッドもめり込んでしまったんですけど、このまま使い続けたら爆発する可能性なんてあったんでしょうか…?」
「爆発までは…可能性はゼロではないんですけど、ロジックボード、つまり基盤にまで膨らんでしまうと、全く動かなくなったりだとか、膨らんできて破裂してしまうとガスが出てしまうので、気分が悪くなったりだとか、そういったことがあったかもしれません。リチウムイオンバッテリーの性質上持ちが良い反面劣化してくると膨張してきたりしてしまうので、なるべく頃合いを見てお取り替えした方が良いかもしれません。」
私「ここに伺う前に家電量販店に持って行った時に、バッテリー交換に2万5千円くらいかかると言われてしまったんですが、そんなもんなんですか?」
「家電量販店、正規じゃない場所にとってはやはりバッテリー交換はリスクを伴ってくるので、その工賃が掛かってくるんだと思います。ウチだとその日のうちに正規のプロセスで行える機械なんかもありますので、その分安く対応できるかもしれません。修理工場に送らないと行けない場合があるので、それだとまた料金も変わってしまうんです。ウチであれば部分修理も可能ですのでバッテリー交換のみの料金でご対応できるということになります。」
私「macbookのバッテリーをできるだけ長持ちさせるコツってありますか?」
「バッテリーの中に入っている液体を流動させるのが良いと一般的には言われていますね。アダプターを挿しっぱなしで使用するよりは、フル充電してから一度macbookをアダプターから外して、ある程度バッテリーが少なくなってきたらアダプターに繋げることで、液体を循環させることができます。」