プレイヤー同士で語るDS版「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」3つの特徴と楽しさ


3DSリメイク版「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」の発売日が2017年10月26日(木)に決定しました。

そもそもオリジナルとなるDS版「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」は外伝的位置づけであるため、ナンバリングに比べるとやや知名度は低いものの、やり応えのある洗練されたシステムとメガテンらしいダークでシリアスな世界観から名作と評価の高いタイトルです。

当時オリジナルであるDS版を楽しんだゲーマー仲間と「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」の魅力について話し合って参りました。

真・女神転生STRANGE JOURNEYについて語るメンバー紹介

私(管理人)
201612310637歳
男性
既婚(娘3歳)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなメガテンシリーズ:真・女神転生、ペルソナ5、アバタールチューナー、ラストバイブル
メガテンシリーズは外伝含め全てプレイ済み。ベストは決められません。

M氏プロフィール
201701091042歳
男性
未婚
趣味:ゲーム、音楽
職業:技術職
好きなメガテンシリーズ:真・女神転生Ⅰ・Ⅱ、真・女神転生if、デビルサマナーソウルハッカーズ
PS4Proは発売直後に通常版から買い替え。夜になるといつもオンライン状態の人。物知り。メガテンはファミコンのⅠ・Ⅱに感銘を受けて以降ほぼシリーズプレイ済み。

A氏プロフィール
40代前半
男性
未婚
好きなメガテンシリーズ:女神転生Ⅰ・Ⅱ、真・女神転生Ⅰ・Ⅱ、SJ、デビルサマナーソウルハッカーズ
上記M氏の職場同僚。シリーズはほぼプレイ済みで、本作ストレンジジャーニーはベスト3に入るとか。

O氏プロフィール
201703101134歳
男性
未婚
趣味:ゲーム、サッカー、スポーツ観戦
職業:営業
好きなメガテンシリーズ:真・女神転生Ⅲ、ペルソナ5、葛葉ライドウ
M氏の会社後輩。ストレンジジャーニーは未クリア。ベストはペルソナ5とのこと。

シリーズ屈指の恐怖、絶望感!

私「SJ(ストレンジジャーニー)発売日決定しましたね。10月26日らしいです。

M「…木曜日か。会社ありますね(笑)」
O「ちゃんと出社してくださいね(笑)
A「DS版はやりましたか?」

私「やりました。シリーズの中でも難しい部類じゃないですか?」
M「最近メガテンもTPS化してきているけど、古き良きメガテンらしさと世界樹(の迷宮)みたいな今風のマッピング要素が相まって良かったですよね。」
A「メガテンやってるって感じしました。シリーズの中でもかなり好みです。」
私「ストーリーも結構ダークで雰囲気ありましたよね。」

A「あのSF風のストーリーは好みが分かれる気がします。私はドンピシャでしたけど。」
私「確か南極に出現した亜空間を探索中に遭難して…みたいなストーリーでしたっけ?」

M「そう、その閉塞感というか、極限状態からの絶望的な環境がまた良かった。」
私「平和な世界に忍び寄る魔の手が…って感じじゃないですもんね。いきなり絶望。
M「神と悪魔、秩序と混沌、共存するか支配するか…みたいなテーマも良いです。」
O「結構ストーリー難しかったので、途中から読飛ばしちゃいました。」
M「勿体ない!でもちゃんとストーリー追っていくなら普通にCERO指定Zとかでも良いくらいえげつなかった記憶がある。」
私「結構どん引きするくらい残酷だったかも人間弱!って感じでした。」

M「相当シリアスですよね.敢えて真女神転生みたいな東京から離れたのも良いですよね。」
O「ちょっと東京に飽きてきてるんですかね。」
A「少なからずあると思う。当初はかなり衝撃だったけどね。「東京に、あの新宿に、巣鴨に、悪魔が出てきた!暴徒が暴れてる!」みたいな」

失敗を繰り返しながら活路を見出す「死にゲー」

私「あと状態異常を受けた時の絶望感も半端なかった。」
M「ですね。睡眠状態になるととりあえず死を覚悟しますよね。攻撃も甘んじて受けるみたいな(笑)」

O「普通その辺のRPGって、睡眠になったら攻撃一回ペチって受けて目を覚まして、次のターンからまたガシガシ攻撃…ですよね」
A「そんなもんじゃないよ、SJの一発、一ターンの重みは(笑)」
M「その分睡眠攻撃を持っている仲魔はメチャクチャ使えましたよね。子守唄とか使いまくってた。」
A「さっき仰ってましたけど、戦闘の難易度かなり高いですよね。ボスとかガンガン殺しにくるし。
私「そうなんです。最近のお膳立てされたJRPGとかに慣れていると速攻やられますよね。」

M「面白さはおいておいて、ペルソナとか簡単ですもんね。」
O「そうなんですね。」
私「ペルソナめちゃくちゃ面白かったですけど「これが弱点ですよー」って丁寧に教えてくれますもんね。SJってそれが無くて、最初に出会う敵も正体不明ですもんね。もうなんなの!?って思う(笑)なんでしょうねあの恐怖。」

A「わかります。僕、RPGでこんなに「逃げる」を多様したことないですもん。
M「ペルソナは救済措置が充実しているから、「もうちょっと先まで進んでみよう」って思えるけれど、SJは「これ以上はヤバい!」感が半端無かった。先に進むのをためらうみたいな。」
私「死んだらゲームオーバーですしね。」
M「ダンジョンがまた結構長いんですよね。入り組んでたり、仕掛けも結構多くて。一方通行で元に戻れない!」

A「で、また絶望(笑)
M「失敗を繰り返しながら進む感じですよね。次から次へ探検だ!というよりは。」
私「今で言う死にゲーですね。」
M「やって覚えていくみたいな。今のRPGではまず見ないですよね、そういう体験できるもの。」

後にナンバリングのベースになるシステムが多く、快適で洗練されたユーザビリティ

私「システムも良かった。戦闘も今のメガテンっぽい新しさもあって。」
M「デビルCO-OPでしたっけ、弱点突いた時に追撃できるのは楽しいですよね。今の「ニヤリ」のシステムの元になるやつです。」

私「外伝的ですけど、ここからナンバリングに継承されているシステム結構ありますよね、確かアプリもありましたよね。」
M「そうですね。エネミーサーチとかダークゾーンの刺客かとかエンカウント率操作とか。合体も良かった。」
私「ゲームの核ですよね。」
A「デビルソースでしたっけ、継承のシステムも良かったですよね。」

M「今でこそ合体時にスキルバンバン継承できますけど、当時はやっと手に入れたソースで「弱点打ち消せた!これ、最強の仲魔できたんじゃない!?」っていう喜び強かったですよね。」
私「でも、最強にしたはずなのに、さらに強いボスにボコボコにされる(笑)
M「そう(笑)なので、またコツコツとレベルを上げてから挑むんです、そのRPGの典型的な楽しみ方が良いですよね。

私「全然嫌いじゃないです。」
A「コツコツやっても苦にならなかったです。」
O「クエストとかも充実してましたよね。そこら辺今風ですよね。」
M「そういえばメチャクチャやり込んだ記憶がある。」
私「ユーザビリティも良くて全体的に快適でしたよね。」
A「快適ですね、洗練されてます。移動とかもサクサク。ダンジョン探索は別だけど。」
私「戦闘のテンポも良かった気がします。」

M「正直ナンバリングでも良かったくらい好きでしたね。これぞメガテンって感じで。DSのオリジナルっていつ出たんでしたっけ?」
O「2009年10月8日ですって。意外と最近…?でもまあ10年近く経っているのか。」
私「早いですね。」
M「あとはリメイクなのである程度のバランスは調整されるかもしれないですけど、あのシビアさは残しておいてほしいですよね。」

私「全体的に大人向けな気がします。
A「同感です。」
O「リメイク版のイラストはちょっと今風ですよね。」
M「真女神転生4もイラストが今風だけど世界観はダークで悪くなかったけど。あの絵のテイストは結構緊張感に欠けるんだよな。俺が古い人間だからだろうか…。」

A「それも同感です。そこが世界観の邪魔にならないと良いんですが。」

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