俺TUEEEプレイは好きですか?
徐々に攻略できるようになる達成感こそがゲーム醍醐味でありながら、なぜこういったプレイが楽しいのか?レベル上げの単調作業が煩わしいからなのか、楽勝で敵をなぎ倒す爽快感を得たいのか…。
そこで効率的に経験値を稼ぐことが重要になるわけですが、その究極型こそが「オートレベル上げ」。序盤から実施してしまうとあっという間にゲームバランスを崩壊しかねないこの方法はRPGでは禁じ手でありながら忙しいプレイヤー、ズボラなプレイヤーにとってはたまらない手法です。
さて、「Final Fantasy X-2(HDリマスター)」。元々オリジナル版クリア済みだしと2年間も積んでいた本作、たまたま起動してみるとやっぱり面白い!けれどサクッとクリアして次の積みゲーも消化したい!という気持ちでオートレベル上げを実施してみることにしました。果たして効率的にできるのか?どのあたりに注意すべきか?ご説明します。
備品で十時キーと○ボタンを固定!
FFX-2のオートレベル上げを行うにあたり、コントローラーの十時キー(スティック)、○ボタンを固定しておく必要があります。ここで使用する道具は以下の通り。(あくまで一例です)
・輪ゴム2つ
・重し(ティッシュ箱など)
Vita版の例ですが、もちろんPS4版(おそらくPC版も)でも可能です
以上。
輪ゴム二つは結んで長くします。固定さえできれば他のもので代替できますが、テープだと放置している間に粘着性が失われていきいつのまにか外れてしまっている事がありますので注意しましょう。
家族やペットが同居している場合、予めその旨伝えておくか、触れられない位置で実施するか対策をしておきましょう。
エンカウント⇒MP消費無し全体回復しつつ攻撃⇒同じ方向に歩き続けエンカウント
実施場所と開始時のステータスはこちら。
ストーリーレベルは2。キャラクターレベルは16〜17。
ジョブは一人を白魔導士にして毎ターン「祈り」でパーティー全員を回復できるようにしておきます。残りの二人は戦士など火力の高いジョブが望ましいです。
今回の例では「ザナルカンド遺跡」に入ってすぐの場所で実施してみます。
ここで先ほど組み合わせた輪ゴムを左右のスティックにぐるっとくくりつけて常に左に歩き続けるよう固定。さらにティッシュ箱等の重しで○ボタンを固定します。
やがて敵とエンカウントし、固定した○ボタンで先ほどのコマンドを実行、戦闘終了、左に歩き続け再びエンカウントが繰り返されます。Vita版もPS4版も同じ方法で実施可能です。
オートレベル上げ実施時の3つの注意点は?
中盤〜後半になれば、様々な効果をもたらし安全性を高めることができるアビリティやアクセサリーが入手できますが、ゲーム開始直後はなかなかそうはいかず、回復も攻撃もまだまだ力不足です。
序盤でできる対策は、せいぜい毒など特定のステータス異常防止と、ステータスアップ程度が関の山、こういった環境でオートレベル上げをするのは果たして効果的か?実際に試してみると、思いのほか苦戦する結果となりました。
・オーバーソウルで敵が強化される!
モンスターは、一定数倒すと稀に「オーバーソウル」してステータスの大きく強化された状態に変化することがあります。オーバーソウルしたモンスターは通常時に比べて得られる経験値も増えますが、当然それ相当の強さに変化するため、戦闘における生存率が大きく下がります。睡眠時にオートレベル上げをしておくと、オーバーソウルモンスターによっていつのまにかゲームオーバーになっている事も多々ありました。
・一人でも戦闘不能になるとバランスが崩れる
パーティーの人数は3人、それぞれ大きな役割を担っているので一人でも倒されてしまうと戦力は大きく下がります。特に回復役が倒されてしまうと全滅は時間の問題です。
完全放置はやや危険ですので、定期的に生存状態をチェックするのが望ましいでしょう。
・「確実に勝てる敵」から得られる経験値は決して多くない
上記2つの注意点を考慮すると、どうしても「確実に勝てる敵」が出現するエリアを狙って行う必要がありますが、それ故に獲得経験値も多くはありません。
例えば今回実施した「ザナルカンド遺跡」において、エンカウント〜戦闘終了までの一連の流れにかかる時間が約3分、得られる経験値は100弱、パーティーのレベルは16〜17で、結果として1時間オートレベル上げを実施して、実際に上がるレベルはたったの1〜2程度でした。
結論!序盤はコツコツ普通に楽しむべし!
中盤〜終盤になれば便利なアビリティやアクセサリーが入手でき、生存確率も上がりさらに効率的なオートレベル上げをすることができます。序盤でこのオートレベル上げをすることは時間との費用対効果を考えると悩ましいところです。
本作はレベルもパーティー強化の重要な要素となりますが、序盤はコツコツと楽しむのが最終的には効率的に進められることになるのではないか、と感じました。