2017年12月7日、間もなく「極２」の発売を控えた「龍が如く」。

いつからかはよく覚えていなし、だからといってそれが嫌なわけでもないのだけど、ナンバリングを全て触ってきて、似たゲームをやってきているなと。３も楽しかったし４も楽しかった。５はなんとゲームに無縁な私の妻が自力でクリア！でも、思い返せばどれも似たシステム。

そういえば、同じくシリーズをプレイしている私のゲーム仲間たちって、実際どうなんだろう？なんで未だに新作を追い続けているのかしら？新作「極２」も購入予定のゲーマー仲間に尋ねてみました。

メンバー紹介

私
1979年生まれ
既婚（娘一人）
趣味：ゲーム、楽器
職業：企画職
好きなゲーム：和ゲー、JRPG全般、レトロゲーム
お気に入りのシリーズは３と５、ストーリーにグッと来ました。クロヒョウもせっせとプレイ。リメイク作品極２は様子見。

Ｔ氏プロフィール
1979年生まれ
未婚
趣味：ゲーム、スノボ
職業：プログラマー
好きなゲーム：FPS、ダークソウル３、ディアブロ等コアなゲームから龍が如くといったカジュアルなものまで多数。信長の野望等の歴史ゲーも好き。
FPSなどPVPのオンラインゲーム好きなコアゲーマー。好きなシリーズは0で、６はイマイチだったとのこと。

N氏プロフィール
1976年生まれ
既婚（子供なし）
趣味：サバゲー
職業：アートディレクター
好きなゲーム：Fダークソウル３、FPS、和ゲー、格ゲーまで。
FPS、格闘ゲーム、対人プレイは総じて得意だけど、今はスイッチのマリオオデッセイにハマり中。好きなシリーズはＴ氏と同様0。極２は様子見。スマイル、物知り。

龍が如くシリーズ、既にシステムには飽きている？

Ｎ「そういえば、龍が如く６、昨日やっとクリアしました。シリーズの評価としては、まーまーでした。」
Ｔ「まーまーですか(笑)」
Ｎ「シームレスなのは良かったですけど、なんとなく作り込みが浅くて残念でした。」
Ｔ「広く浅くのゲームになってますよね。武器も装備できなくなったし、スタイルも無くなったし、闘技場も無くなったし、将棋も無くなったし。」
私「結構要素減ってるよね。」
Ｎ「逆に増えた部分って何ですかね？」
Ｔ「ミニゲーム要素ですね。独自のミニゲームが数増えました。」

Ｎ「桐生さんの成長要素が減って、ミニゲームが増えた感じですか。」
私「あと猫カフェ経営とか(笑)」
Ｎ「そういうのじゃない…っていうの多いですよね。」
Ｔ「まあ龍が如く自体そういうのじゃない要素の寄せ集めですからね…(笑)あと格闘のバリエーションが減りましたよね、スタイルが減ったのは大きい。実際ゲームのシステム自体は相当飽きが来ているのに。」
私「あれ、飽きてるの？」
Ｔ「とっくに(笑)スキルも減ったのとか。爽快感も減ったんじゃないかな。」
Ｎ「どっちかというとそこがキモになる要素な気がしますけどね。僕も無意識に飽きているんだと思います。」
Ｔ「それを補うのが、その辺に落ちてるものを武器にする感じなんだろうけど、前からそのシステム自体あったので微妙。」
Ｎ「誰でもある程度簡単に楽しめるシステムにしたことによる弊害ですかね。」

キャスティングのエンターテイメント性でつい買ってしまい、結果それなりに楽しんでいる

私「敷居を下げたかったんですかね。既存のファン層よりも、ライト層に訴求したかったとか。」
Ｔ「ホントそれだと思います。小栗旬に藤原竜也ですよ。」
私「宮迫にビートたけし。」
Ｔ「ビートたけしがメジャー過ぎだけど、他が極道とは無縁。」

私「ライト層向けだね。」
Ｔ「竹内力とか出てたころが良いです。」
Ｎ「たしかにキャストはどんどん増えてますよね。」
Ｔ「キャラクターの重さに欠けますね。」
Ｎ「なんかあれみたいですね。絶対笑ってはいけないシリーズ。」

Ｔ「あああ、そうですね。なんとなく年末に見ちゃう行事みたいな。」
私「マツコデラックスとか出て来たりしてね(笑)」
Ｔ「出てもおかしくなさそう(笑)」
Ｎ「昔の仕掛けでサプライズ的に登場させて笑わせたりするのが楽しかったのに。」
Ｔ「エンターテイメントを追求しすぎて、平凡になっちゃう。」
私「確かに有名人のオンパレードになってしまってるね。」
Ｔ「そう。」
Ｎ「意外性だけで笑わせようとしているのが「笑ってはいけない」に似てるのかも。でも無意識に我々はそれを楽しんでしまっている(笑)」

Ｔ「そうなんでしょうね(笑)まー楽しいは楽しいですけど、欲を言うと僕も６は残念でしたね。」
私「コアなファンならではの贅沢な悩みかもしれないね(笑)」
Ｔ「そうだね。過去作品が良かっただけにってやつです。よくある頑固なマニアゲーマーです。そんな人今はターゲットじゃないのかも。」
Ｎ「(笑)」

０、２が特に楽しめた？「つまらない」作品は特になし。

Ｔ「６はでも本当に残念だった。ランキングで言えば０、２、極、３、４、５、６の順番ですかねー。」
Ｎ「そうなんだ。」
私「段々悪くなってる(笑)６最下位じゃん。」
Ｎ「0は同感ですね。あれだけ抜きん出ていた。」
私「俺は結構５は好きだったけどね。馬場ちゃんの裏切りと友情っていう分かり易いやつ。あれは嫁もグッと来るものがあったみたい。あとは３。」

Ｎ「３は僕もストーリー好きでした。あれは泣かせに来てますよね。スピンオフもなかなか良かったですよ。ゾンビの「オブジエンド」とか。」
Ｔ「何でもありですよね。」
Ｎ「２は僕も好きでした。「極」はちょっとイマイチだったんですよ。」
Ｔ「僕も思っていた程ではなかったです。」
私「でも「極２」は買うんでしょ？」
Ｔ「買う(笑)まあ極については懐かしさだよね。ストーリーも２は好きだったし。」

Ｎ「極２教えてください、面白かったかどうか。オリジナルが良かったので買っても良いとは思うんだけど、リメイク版は嫁の稟議が下りないかもしれない(笑)」
Ｔ「厳しいですね(笑)」
Ｎ「でも結局どれもそれなりに楽しんでるんです。このシリーズはつまんなかった！っていうものは無いですしね。」
私「スピンオフも含めですね。クロヒョウも面白かった。」
Ｔ「クロヒョウはやってないな(笑)」
私「え、中古で買ってやってみて！」