「スキあらばGAME」2018年発売おすすめ名作タイトルTOP10 前編


年の瀬になりました。

カジノ法の成立、日産ゴーン会長逮捕、芸能ニュースでは安室奈美恵さん、小室哲哉さん引退表明、大杉連さん、桂歌丸さん、さくらももこさん、西城秀樹さん、山本KID徳郁さんの訃報など、2018年も昨年に負けず激動の一年間だったのではないでしょうか。

ゲーム業界に目を向ければ、タイトルの少なさとハード普及の初速の悪さから「始まる前からオワコン」と揶揄されたPSVRに対して「Firewall Zero Hour」や「Astrobot」など実力の高いタイトルが登場し、徐々にその存在感を増してきている印象です。また、ニンテンドースイッチのオンラインプレイも有料化され、往年のファミコンソフトが実質無料で遊べるものの、割引やフリープレイを実施しているPlaystation Store Plusに比べるとプレイヤーは今ひとつそのメリットを見いだせていない感じも。その他ミニファミコンに続いてネオジオミニ、Playstation クラシックなどのミニハードも後手ながらもブームは継続。2018年も素晴らしいゲームに溢れる一年となりました。

今年の締めくくりとして、2018年に発売されたゲームのうち、私スキあらばGAME管理人が実際にプレイして魅力的に感じた上位10タイトルを挙げさせていただきます。

2017年ランキングはコチラ

※2日に渡って記事公開させて頂きます。

第10位:ロックマン11(PS4/NS)

第10位は、10月2日に発売された「ロックマン11」。

過去シリーズと比較して、システム面では大きな違いはありませんが、余計なサポートに頼らず、ボスと行う攻守の駆け引きは、古参プレイヤーにとっては変わらなくて良かった、と思えました。

それでも最新ハードならではの描写や演出で、横スクロールでありながら3Dの奥行きを活かした表現は新しさもあり。

それにしてもロックマンは難易度設定がいつも絶妙。クリアできるかできないかギリギリのレベルデザインがもう秀逸というか、えげつないというか。ちなみに私はアクションは全く得意ではありませんが、インターネットでは鬼畜コンテンツと言われた「Dr.ライトシミュレーター」もクリアすることができ、プレイを重ねればどんなプレイヤーでもクリアできるあの上達の楽しさはなかなか昨今のゲームでは味わえないものでした。

第9位:3DS「世界樹の迷宮X」

第9位は、8月2日に発売されたニンテンドー3DS「世界樹の迷宮X」。

ロックマン同様に絶妙なゲームバランスが楽しい3D探索型RPG。ウィザードリィをビジュアル的にカジュアルにした印象です。購入から他ゲームに寄り道もせず没頭、どハマりしました。

本作のバランスが優れているのは、どんな職業を選択しても戦い方次第で敵を倒すことができる点。パーティ編成を熟考しても、直感で決めても、それが正解に。また、その職業に別の職業のスキルを習得させることができる「サブクラス」のシステムによって、よりバリエーションの広い戦略が楽しめました。

第8位:モンスターハンター:ワールド(PS4)


第8位は、1月26日に発売されたPS4「モンスターハンター:ワールド」。「モンハンはもうマンネリだし、次はプレイしないかな」と思いつつ知人に勧められ、始めたら始めたでやっぱり遊んでしまう不思議。

基本的な楽しみ方は過去シリーズと変わらないのに、グラフィックやエリア移動時のシームレス化でこんなにも快適に楽しくなるとは思わなかった。「古龍渡り」の謎を解明するために新大陸へ渡るストーリーも、あって無かったような過去シリーズと比べて力の入れようを感じました。

エンディング後から始まる新たなストーリーが楽しめる巨大な追加コンテンツ「アイスボーン」は2019年秋の配信を予定。こちらも「もうマンネリだしおそらくプレイしないかも」なんて周囲に話しておりますが、そう言いながらまたプレイしてしまうパターンである気がしています。

ちなみに本作はゲーム業界の功績を讃える年次表彰式典The Game Awards2018でベストRPG賞を受賞し、全世界で1000万本売れたのだそうな。おめでとう!

第7位:Red Dead Redemption 2(PS4/Xbox One)

第7位は、10月26日に発売された「Red Dead Redemption(レッド・デッド・リデンプション)2」。

久しぶりの大型オープンワールドゲーム。操作が海外ゲーならで特徴的なので、誤操作も多く。

道に倒れている女性を助けようとしたところ、間違えて女性をタックルした挙句馬乗りになり、撲殺してしまうという最悪な行動に。なんてこった。だけど、それによって引き起こされる出来事がまた楽しい。

感情や命を吹き込まれたように生き生きとしたNPCにちょっかいを出したり、遠方からマフィアのメンバーを狙撃してグループを翻弄したり、ピンポンダッシュでもしているような楽しさが。

現在β版として公開されているオンラインはやや荒削りな印象ですが、その無法的な環境がまた独特の楽しさを生んでいて、海外の見知らぬプレイヤーとふざけ合ったりじゃれ合ったりしています。自分を含め、みんなアホな動きをするなあ…。

第6位:ゼノブレイド2 黄金の国イーラ(NS)


第6位は、9月14日に発売された「ゼノブレイド2 黄金の国イーラ」。

超大作だったゼノブレイド2本編の過去、悪役として登場した「シン」が、そう変わっていくまでの過程が描かれています。ボリュームもさることながら、アイテムクリエイションやキズナリングなどの新たな要素をはじめ、前衛と後衛とを即座に切り替えるアタッカースイッチなど戦闘システムも一新。「追加コンテンツ」の立ち位置に甘えることのないボリュームと品質です。

ライトノベル感ある甘々なストーリーであった過去シリーズや本編に対して、キャラクターのビジュアルはさておいてややハードな印象。そもそもやや複雑だった本編を補足してくれ、プレイすればゼノブレイド2のストーリーがより一層理解できます。

本編をシーズンパスで購入してこちらのイーラ編をプレイしましたが、このシーズンパスのボリュームたるや過去に類を見ない大盤振る舞いっぷり。およそ1年に渡って追加アイテム、キャラ、そしてこの本編まるまる一本に近いサブストーリーを追加してしまうその真面目で真摯な作り手の姿勢にも驚かされました。やり込みボリュームも適切で後味も良好。JRPGを丁寧に愛情込めて真心込めて作られた作品。

後編:2018年最も楽しんだ名作タイトル 5〜1位!

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