[画像あり]政治色強めの街作りSLG「トロピコ」が面白い!スマホ版をやってみた。


都知事選も終わり、これからどんな東京が構築されていくのか未来に思いを馳せています。

そうだ、私も街を作ろう。

そういう動機でたどり着いたのが「トロピコ」iPhone版。ポケモンに出てきそうな名前が可愛いけれど、内容は全く可愛くなかった。あと、着物デザイナーで料理研究家の「きよ彦」氏の顔がすっと浮かんで消えていったけれど、なぜ連想したのか不思議でならないです。

そんなトロピコを本日はご紹介いたします。

板挟み弱小国特有の世界観に湧き上がるクリエイティブな感情。

トロピコピコピコ。

忖度に公的資金の私物化、子育てもし難い、民間企業に比べて遅すぎるスピード感、煮え切らない都政に対して感じる憤りや疑問。

そもそも私がこのトロピコを突然始めた理由はそういった鬱憤の反動がトロピコへ向かった…とかそういう高い志で始めたわけではなく、単に久しぶりにシムシティ的なシミュレーションで遊びたいな、と思ったから。

トロピコはカリブに浮かぶ小国の長となって街作り(国づくり)をしていくシミュレーション。このジメッとした中南米独特の世界観もまた味わいがあってよろしい。シムシティみたいなシュッとした資本主義カラーバリバリの街作りシミュレーションに慣れていると刺激が強いかも。なにせチュートリアルの際プレイヤーの名前がチェ・ゲバラですから。表現も際どい。正直自分の子供には遊ばせたくない。

民よ…

トロピコではそこで暮らす人々全てが命名され、どこで働き何を求め、どこに満足あるいは不満を抱いているのかが一人一人数値で細かく可視化。彼らは職場へ向かい、時には娯楽施設に入り、この国で生活を過ごすのだ。可愛い奴らと言える。この営みすら愛おしすぎて、自分の家族そっちのけで昼も夜も街やそこで暮らす人々のことばかり考える。

基本的な施設の役割はシムシティ等と共通しているけれど、スタートがアメリカとロシアに板挟みになった貧しい小国というのが独特の哀愁を漂わせている。けれど、この弱小国をどのように巨大な国に成長させていこうか!と、クリエイティブな衝動に駆られます。

シムシティベースだと血生臭すぎるハードな国営施策と緊張感。

がしかし、適当に街を作って人々の営みをニコニコ眺めていることができるのは日本人だけであることを思い知らされることに。

何の前触れもなく突然訪れるクーデターや暗殺計画。

えー?

ああ〜

ああ〜、殺されてる〜。

反逆者はあれよあれよと自国の兵士を次々に殺害

これまで約40年もの間日本人として暮らして来た中でクーデターなんて自国で経験したことのない私なんかは、目の前で行われている事象にどう対処していいか分からず棒立ち。これが平和ボケというやつですね。

あと、テレビ局を建てると「メディアがプレジデント(プレイヤー)に批判的な放送をしているようです」なんてことも。これに対して自身の対応を求められプロパガンダを流させたりと力でねじ伏せることもできるけれど、お花畑の私なんてのは「それはそれで私の力量なのだから仕方がない」と馬鹿正直に受け入れていると、あれよあれよと支持率は下がり、別の派閥に政権を取られてしまいゲームオーバーになることも。

国外へ脱出!(ゲームオーバー)

それじゃそういった対抗勢力に対してどう対処するか?

答えは、派閥のリーダーを買収したり追放したりあるいは始末したり、テレビなどのメディアを通じたプロパガンダ行為、盗聴したりといった血なまぐさい施策を行うのだ。

やっぱりね、政治っていうのはこういう血なまぐさい抑止力も必要なんでしょうね。もちろん不正行為を擁護するつもりも無いけれど、お花畑では解決できないということをまざまざと見せつけてくれます。これが政治よ。

こと日本は政治が機能せずとも国民間で倫理観や協調性でうまいこと乗り越えようとする諸外国に比べれば民度の高い人間の集まりですので、適当にやっといてもうまく回る日本の政治なんてものはきっと楽勝なんでしょうけど。

しかし自分の思想が色濃くゲームに現れます。

自分は資本主義寄りの考えらしい。

資本主義路線バリバリでやっているとアメリカからの支援がある反面、ソ連からの支援は断たれるのだ。板挟みの小国っていうのは辛い。

あと、やはり外国産のゲームなので、宗教というものがかなり生活に密着しているようで。私なんてのは無宗教(大学でキリスト教学を学んだけれど、一ミリも覚えていない罰当たりさ)「協会とか要らないっしょ」と放置していた結果、民から大クレームが。やはり宗教というものは心の拠り所なのですね。「元気の出る新聞」の一つでも読んで勉強するべきですかね。

スマホ版は少し遊びづらいかも。

大変楽しいトロピコですが、スマホ版は少し遊びづらい。

私が使っているiPhone11は、画面サイズで言えばスマホの中でも決して小さくはない部類。

けれど、指先であのマップをこちょこちょとアレしてドット単位の幅に様々な建物の配置はおろか、道路を作るだけでも一苦労。目がシパシパするし、多少のズレはもう気にしていられないほど。

あと、それぞれ職場の給料を1ドル単位で上げ下げできるのですが、このゲージを指先で弄るのもなかなか難儀。1ドルだけ増やすボタンをタップするつもりがゲージをタップしてしまい、ゲージMAXに上げてしまうことも。慌てて給料を下げると「給料下げられたぞ!ストライキだ!」とか言われる始末。こんなでクーデター起こされても、こちとら納得いかないよ。お前追放するぞ!

あ、こうなるわけですね。政治って大変だね。

細やかな操作を求められるので、ここはコンソール機で大画面の物理コントローラーで丁寧に楽しみたいところ。

とはいえ、スマホでこれだけ細かくいじれるシミュレーションを遊べるのは良い。あちらを立てればこちらが立たない面はあるけれど、なんやかんやで民主国家である日本国民であることに幸せを噛み締めるのでした。

※本記事では特定の人物や政党ならびに候補者の利益または不利益を目的としておりません。


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