Lankey PS4非純正コントローラー「WIRELESS CONTROLLER FOR P4」を試してみた感想。


連射がしたい!PS4で!

だけど、純正コントローラーで頑張って連射をしていると腕は疲れるわ妻からの視線は気になるわで行きた心地がしない。そこで連射機能付きコントローラーですよ。邪道と言われても構わない。今は連射だけ使えれば良い。

とか言いながら、Amazonで探しているうちに連射機能に加えてちゃんとバイブレーションもあってワイヤレスも使えてできるだけ安くて…なんてあれこれ要求が生まれてくるのは人間の常。そんなわがままな要求にお応えしてくださりそうなコントローラーを発見!

写真で見る限りモデルは同じだけど、メーカー名をコロコロ変えて販売しているあたり胡散臭さは半端ではない。けれど、今私のニーズに合致したスペックはこれが一番近いと思い購入。安く買えたこのコントローラー、実際に使ってみてどうだったのか?海外製非純正ならではの安かろう悪かろうなのか?購入から1ヶ月使ってみた感想です。

「WIRELESS CONTROLLER FOR P4」箱の中身は?

そもそも商品名すらAmazonの商品ページに記載がなかったけれど、パッケージを見て初めて目にするその名は「WIRELESS CONTROLLER FOR P4」と仰るんですって。どうも初めまして。

コード短!!!

同梱のUSBケーブルは100センチ。純正品に付いてくるUSBの長さは1.5メートルだったせいなのか妙に短く感じる。確かに購入する時に商品紹介でUSBケーブルが長いとも短いとも記載もなければコントローラーを買う人がこのUSBコードの長さを気にして買う人も多くないとも思うけれど。(ちなみにこれは文句ではなく、ちょっと驚いた)

箱には何も書いていないあたりが際どい商売感満載ですが、同封されていたチラシを見ると、メーカーはLankey(ランキー?)という会社なのだそうな。

コーポレートサイトは見つからないけれど、Facebookページは存在しているようで、拝見してみたら「ハイエンド且つシンプル」をコンセプトに様々な電化製品を取り扱っているご様子。ハイエンドは結構なんだけど、実際に私が購入したAmazonのページにはメーカー名がバラバラだわホライゾンゼロドーンのスクショを思い切り加工して載せているわで胡散臭さや御構い無しなその振る舞いからどこで作られたかは察しは付きそう。

そんな大げさな。

コントローラーと短いUSBケーブルに加えて「御礼」なるポストカードが。これはいったい何かしら?

めくってみると、どうやら「製品の合理的なレビューを書いたら、amazonギフトカード500円分」をいただけるらしい。心意気は嬉しいのだけれど、どこにレビューを書けばいいのか、そしてこの「合理的なレビュー」というワードを巡って10分くらい悩んでしまい、そうこうしている時点で全く合理的ではないということが分かり、それ以上ギフトカードを追い求めるのはやめたのでした。

コントローラー自体は使ってみて悪く無いぞ!

同梱物にばかり目がいきがちですが、肝心なコントローラーを触ってみないことには。

全体的にボタンのレスポンス、押し心地はとても良い感じ。特にスティックの適度な重さは純正品より好きかも。L3、R3の押し込みも良好。

ちょっと良いのが、オプションボタンとシェアボタンなど純正コントローラーだと意外と強い押し込みが必要なのに対し、こちらはポチッとタッチが軽く、我々のようにスクリーンショットをガンガン撮りたい人間にとっては有難い。

バイブレーションも良好。純正品がドルルルルッ!っていう感じだとすると、こちらはビビビビビッ!っていう小刻みな振動。活きのいい小エビが手の平で暴れるみたいな感じですかね。違うな、すいません、忘れてください。振動は割と強めで迫力あり。マッサージにも良いかも?と思ったら、ちゃんと同封の説明書に「本来の用途以外に使わないでね、最悪ケガするから」と丁寧に記載がありました。

スピーカーからの音はちょっとシャリシャリした高音強めの音ですが、こんなところに重低音や高音質を求めている人もいないだろうし。音がクリアに鳴るだけ十分満足。

重さも純正品よりちょっと重めの230g。個人的にはほどほどズシッとくるくらいがグリップ感もあって嫌いではなく。長時間使っていても特に疲れは感じませんでした。

全体が丸みを帯びてスルッと抜けそうになる純正品に比べて凹凸もはっきりしていることでガシッと持つことができる。

はて、後ろのボタンはなんだ!?同梱のマニュアルやチラシの類に全く説明は無く。(全体的に説明資料が少なめ)色々といじってみた結果、これはL3、R3ボタンであることが判明。これも理解してみると、純正品のガチッと押し込むレバーに対してこのボタンは有難いかも。

肝心の連射は、連射したいボタンを押しながら「TURBO」ボタンを押下することで連射モードに、解除する場合は同じく対象のボタンを押しながら「CLEAR」ボタンを押下すればOK。だいたい察しはつくけれど、そのあたりの使い方もマニュアルに記載なし。まあ良いけどさ。

PCゲーム、リモートプレイでも使える

PS4はもちろん、バッチリキーアサインもできるので、Steamやその他各種エミュレータなどPCで動かすゲームにも利用可能。

写真はPS4純正品コントローラー。

先日吸い出して遊んだゲームギアのゲームでも大活躍。背面のL3、R3ボタンに高速化や巻き戻し機能をアサインすると、とても快適にレトロゲームを遊ぶことができます。

そして、PCでのPS4リモートプレイももちろん可能。

Lankey非純正PS4コントローラー、使い心地は良好!

コードが短かったりサポートの手薄い説明書など同梱物は決して充実していないけれど、コントローラーとしては非常に満足。同梱物の不満は先ほどの謎のポストカードの愛嬌で補えますかね。補えないか。

耐久面においても1ヶ月くらい使ってみたけれど、今のところ経年劣化らしき現象も見られず快適。過去SwitchとPS4のコントローラーでケチりにケチって2000円台のコントローラーを買ったら、それぞれ半月くらいで動かなくなり、速攻でゴミ箱行きになったことがあるけれど、今回は今のところ良好。この型だけではないと良いなあ。

それからライトが全面にあるのも良い。タッチパッドの裏面あたりにあって、コントローラーを裏返してやっと確認できる純正品のこのライトって意味あるのかな?と常々思っていました。(モデルによって光る場所に違いあり)一方でこのコントローラーはライトがタッチパッドのすぐ上部にあり、ゲーム中様々なシチュエーションによってキラキラ変わるこのライトの楽しさを初めてくらいに発見。

FPSや格ゲーなど、プロフェッショナルで細やかな操作を求められるようなゲームに向くかどうかと言われると、どちらもド下手な私は判断付かないのでごめんなさい、分かんないっす。ただ、一般的なゲームにおいての使い勝手で言えば純正品に比べても大きな違和感はなし。

今の所十分に満足です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。