「天穂のサクナヒメ」どんなゲーム?ゲームサイクルは?プレイ20時間の感想


天穂のサクナヒメプレイ中です。

本作は稲作という異色なテーマですが、アクションパートはもちろんこの米作りパートの作り込みが本気過ぎて勉強になる、という意見が多く、パッケージ版に至っては想定外の売れ行きで実店舗で品薄になってしまっているのだそうな。

実際プレイしてみると、気温や水量収穫タイミングなど緻密な調節とそれによって変わる結果が奥深い。なのに進行自体はシンプルなのでやめ時を失うほど続けてしまう。

米作りとアクションがどう絡んでくるのか?プレイ時間20時間時点のレポートです。

天穂のサクナヒメのゲームサイクルは?

それぞれの特徴をご紹介する前に、天穂のサクナヒメってどんなシステムでどんな流れなのか?

図にしてみるとこんな感じでしょうか。

稲作パート内にも小さな報酬があったり、冬に田おこし、春は農業には田植えを、秋に収穫、脱穀…という季節のサイクル、さらに1日を通して肥料を作って撒いたりといったさらに小さなサイクルも存在しますが、大きく切り分ければアクションパート、稲作とそれに必要な素材の収集といったサイクルでしょうか。

稲作はなんだか面倒そう…

と開始前は思いましたが、実際に動かしてみたら一連の流れ自体はそこまで複雑ではなく。基本の流れだけ繰り返せばちゃんとサクナヒメは強化され、翌年またトライエラーを繰り返すことができるのでモヤモヤすることも無し。

年月の経過でストーリーがどんどん進行してしまうこともなければサクナヒメや登場キャラがメキメキ成長して歳をとっていくことも無いサザエさん式年数経過なので、一度の失敗で取り返しがつかないこともなく安心。

重量感がありつつもアクションの爽快感が凄い。

それでは具体的な各パートの楽しさについて。

この天穂のサクナヒメは稲作という珍しいテーマがクローズアップされていますが、そもそものジャンルはアクションRPG。肝心なアクションパートはどうなのか?というと、爽快感強めなドタバタアクション。

一つのステージは5〜10分ほどでクリアできる短いものが多く。雑魚的から本作の経験値的な素材となる木魄や稲作や装備品生成に必要な素材をボロボロとドロップ。

敵はきちんと装備品を新調していけば特段特段難易度が高いわけでもなく、農具を振り回して敵を弾き飛ばして無双状態。爽快。

がしかし。

夜になるとステージ上の敵が突然強化。ドラクエでいうと、これまでスライムと戦っていたのに、夜になったら突然同じエリアにドラキーどころかぐんたいガニが出てきてダメージ与えられないわ被ダメきついわでフルボッコ状態に。

あろうことか、各ステージに設けられているチャレンジングな達成度合いの条件に「夜に特定の敵を倒す」みたいなものまで出てくる始末。もうちょい強化してまた後で来るとしよう。

マニアックな稲作パートは奥が深い!が、考え過ぎなくても楽しい!

本作のキーになっている稲作パートについては、とにかく奥が深い。

田植え、肥料、分けつ、収穫、稲架干し、脱穀、精米、そしてまた春の田植えに向けて田おこしを…という米作りの工程で、苗を一本ずつ、穂を一本ずつ加工。けれど、この煩わしさすら楽しいし、出来上がりの結果が数値化されたり、新たなテクニックを身につけたりや機器によって効率化されたりという楽しみが。

早く夏にならないかな…春はまだかな…という思わぬところで先の季節を待ちわびることになろうとは。

上述の工程も、育成手段によって雑草が生えやすくなったり、害虫が出やすくなったり、日照度や脱穀の時期によっても質が変わったりと、とにかく環境に依存する要素が豊富。

「なんか今年雨多いよ…!」とか「日照時間短いな…」とか、気分は農家。(もちろん実際農業従事者の方にはこんなもんではないご苦労があるのでしょうが…)そして雑草や病気、害虫が湧き出てきた時の憎しみの念たるや。

ゲームだけでもこういう緻密な計算や調整をしながら管理しているのだから、農業従事者の方のご苦労は凄まじいと思います。普段パクパク食べているお米もこういったプロの技の賜物であることを思うと頭が上がらないし、ご飯が美味しく感じる。

キャラクターが可愛い。ストーリーも良さそうな予感…!

登場キャラクターは、ビジュアルも訛りも可愛いし、人物像も皆憎めない。つい先日「鼻か口かわからん」とかいうくだらない記事を書いてホントすみませんでした。

神様の国に迷い込んでしまった人間たち一行と、それを許してしまった神であるサクナヒメが、罰として鬼の住む島へ派遣され、自給自足の生活をしながら調査の勅命を受けるのが始まり。

農具を組み立てたり衣装をこしらえたり、少しずつ成長しながら各自の特技を活かしながら、ある種無人島で暮らす過酷なサバイバルな生活を明るく楽しく表現。

とにかくゲーム部分に夢中になっていたけれど、よく考えてみたら、血縁関係の無いこのキャラクターたちがどういう流れで行動を共にしているのか?疑問に思わなかった。

ストーリーを進めていくと、それぞれのキャラクターが背負ってきた背景が少しずつ明らかにされてきて、こりゃひょっとするとドラマチックかつ壮大なヒューマンドラマものなんじゃないか…?と、思い始めています。この先の展開が楽しみ。

似たゲーム、ジャンルは?

アクションは「朧村正」に似ているかもしれません。

弾き飛ばされた敵がバウンドして他の敵に当たったりするので、画面いっぱいに飛びまくり。映像面では派手な朧村正よりも爽快感は強め。

また、目と鼻の先に宝箱があるんだけど、取れない!というモヤモヤが、新たな技の習得で開放されていくメトロイドヴァニア要素も。

農業パートはマーベラスお得意の牧場物語やルーンファクトリーに近いのかな?と思ったけれど、美味しい米を作っていく工程管理が重視されているので、手触り感はまた別物。

全体を通して遊びやすく、ライトにも、拘り抜いてじっくり楽しむこともできる、幅広いプレイヤーが楽しめそうな印象です。

これはかなりヒット、買って良かった。

引き続きプレイを進めます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。