【レビュー】グランディアHDコレクションをプレイしてみた【Switch】


2度目まして!まよねーずです!またの登場です。

インディータイトルの傍らメジャータイトルをプレイしている僕ですが、今回久しぶりに過去の名作RPGをプレイしました。その名も「グランディアHDコレクション」!

リマスター版のリリース当時、あまりメディアに取り上げられていなかった記憶があるので、出たことすら知らない人も多いかもしれません。実はグランディアにもリマスター版があったんです。

そしてコレクションというだけあり「グランディア」「グランディア2」のHDリマスターがセットになった太っ腹な内容になってます(エクストリームと3がない事に触れてはいけない)。

リリースプラットフォームはPCとSwitch。家庭用機はSwitchでしか出ていないこともあり、なかなかニッチなリマスターです。

昨今過去作のリマスターだのリメイクだのがかなり盛んなようで、これは購入してから眠らせていたコイツを起こす時だと思いました。

過去に全シリーズを楽しんだ身として、当時を思い出しながらプレイしていきたいと思います。

まよねーずプロフィール
20170310111983年生まれ
趣味:ゲーム、音楽
職業:ディレクター
好きなタイトル:メトロイドヴァニア系を中心にメジャーインディージャンルも問わない雑食プレイヤー
メトロイドヴァニア特化型ブログ「メトロイドヴァニアン -Metroidvanian-」の管理人。メジャーからインディーまで幅広くプレイ。北海道在住。自身の運営ブログにてメトロイドヴァニアレビュー本数100本を達成。過去に購入して放置したままの積みゲーを崩す毎日を送っているため、新作タイトルに手が出せないと勝手にモヤモヤしている。

まずは1からプレイ!

という訳でまずは1のプレイレビューから。

内容は簡単に説明しますが、冒険者に憧れる少年が、古代に滅びた文明に導かれ冒険に出発。

冒険の中で様々な経験をし、いつしか世界を揺るがす大事件に立ち向かっていく、という少年の成長物語です。

名作と言われているだけあり、王道な冒険RPGとしてストーリーもさることながら、RPGとしても非常におもしろい作品です。

ワイドスクリーン対応や解像度アップなど今の時代に合わせたものに

リマスター版は後発のPS版をベースに、解像度アップやワイドスクリーン対応が施され、キャラクターのドットも滑らかになっています。

それ以外は完全な移植となり、追加要素は特にありません。

随分昔に一度クリアして以来久しぶりのプレイとなりますが、やっぱり名作はいつ遊んでも楽しいですね。

ワクワクさせる王道のストーリー、魅力的なキャラクター達、シンプルながら奥深いバトルは今でも色あせることがありません。

リマスターだけあって全体的にすっきり見やすくなっているためいい感じ。

ゲーム中様々な場面でムービーが挿入されるんですが、こちらも見やすくなっています。あ、ここってこうなってたのね。

キャラクタードットはやっぱりオリジナルの方が味がある

全体的に良い感じのリマスターにはなっていますが、ドットに関しては特有のジャギリかなくベタっとした印象。

ジャギリがない分キャラクターの表情が見やすいのは良いんですが、表情によっては潰れたように見えてしまいちょっと残念。

個人的にはドットのあのジャギリのある感じが好きです(よくプレイするインディーもドット系が多いので)。

お次はグランディア2!

さて、続きましては続編となるグランディア2です。ワクワクする冒険が楽しめる1もいいですが、個人的には2の方が好きだったりします。

ちなみに2とついてはいますが、世界観は別物のためストーリーに繋がりはありません。なのでどちらを先にプレイしてもOKです。

こちらのストーリーは、賞金稼ぎを生業とする青年が、1人の少女の護衛依頼を受けます。

最初はただの護衛依頼のはずが身の回りで様々なことを経験するうちに、いつしか世界を脅かす悪魔に戦いを挑んでいくという物語。

ワクワクする冒険物語な1とは違い、神と悪魔の戦いを軸に重めでシリアスなストーリーが展開していきます。

ボリューム自体は1よりも少なめですが、個人的には2の方が好きだったりします。

ワイドスクリーン対応や解像度アップで3Dがより綺麗に

2はキャラクターからマップまで3Dで表現されている分、リマスターという点では1よりも2の方がその恩恵を感じられるような気がします。

プレイしてみるとまさにその通りで、キャラクターやマップがくっきり綺麗になっています。要所要所に入るムービーもとても見やすくて良い感じです。

中でも個人的に1番良かったのはバトル。リマスターになったことでよりバトルを楽しめるようになった気がします。

ムービーっぽい魔法演出もより派手なものになり見応え十分です(相変わらず演出は長いですが)。

音切れやセリフ被りで音周りは×。エラー落ちも頻発

映像面では全体的に綺麗に仕上がっている本作ですが、音が切れたり戦闘中のセリフに他のキャラのセリフが被ったりと、音周りは不満点が多い。

さらにはオリジナルにはあまりなかったエラー落ちが結構な頻度で発生。長時間プレイになると必ず一度はエラー落ちします。

僕も何度か遭遇したのですが、ラスボスを倒していざエンディング、というタイミングでエラー落ちした時は衝撃でした。

まとめ:安定感はオリジナル。キレイな映像と現行機でプレイしたいならHD

という訳で1と2をプレイした訳ですが、比較するとエラー落ちがそこまでないオリジナルが安定感があって良いかもしれません。

ただ、全体的に映像は綺麗だし、今の時代に合わせたワイド画面にもなっており、リマスターにも良い所はあります。

そして現行機で過去の名作、しかも2作もまとめてプレイできる満足感はとても良かったです。

どんな感じか気になる方、名作をまとめて一気にプレイしたい方は一度プレイしてみてください。

という訳で、今回はこの辺で。またひょっこり現れますー!

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