「PS4のトロフィーって意識的に集めてる?」コアゲーマーに聞いてみました


PS4やPS3、PS Vita等では、各ソフトに設定された条件を達成することで得られる「トロフィー」。「初めて◯○と戦った!」みたいな簡単なものから「世界ランキング◯位に入る」みたいな無茶な要求までその条件は様々ですが、PS4トロフィーの難易度や、そもそも意識してゲームをしているかについて、コアゲーマーと会話しました。

トロコンに勤しむゲーマー達紹介


20161231061979年生まれ
男性
既婚(娘一人)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなゲーム:RPG全般、レトロゲーム、七音社リズムアクション、Devil May Cry
トロフィーレベルは12、意外と低い!と思いながらも任天堂機やレトロゲーにも手を出しているからという言い訳を準備しています。

T氏プロフィール
160607051979年生まれ
男性
未婚
趣味:ゲーム、スノボ
職業:プログラマー
好きなゲーム:battle field,DARK SOULS3,信長の野望,格闘ゲーム各種
トロフィーレベルは14。プラチナトロフィーは6個。「やり切った感」を得るためトロコンをゆるく目指している。

N氏プロフィール
about_05
1976年生まれ
男性
既婚(子供なし)
趣味:サバゲー
職業:アートディレクター
好きなゲーム:Call of duty,battle field,DARK SOULS,格闘ゲーム各種
トロフィーレベルは15。プラチナトロフィーは10個!フレンドと同じタイトルをやっている際に進捗ややり込み度を測る指標としてトロフィーは参考にする模様。

FF15でトロフィーコンプリートするまでの時間は?楽しんだ!という納得感。

T「そういえばFF15クリアしました。今合計で70時間くらいですかね。」
N「僕まだレベル40もいってないです。」
T「俺レベル99になりましたよ。後半どんどん上げられるんで。プラチナトロフィーも取りました。」
私「凄いね。FF15、70時間くらいでトロコンできちゃうもの?」
T「できる。結構今回は簡単でした。」
N「サブクエストこなしていくトロフィーあるじゃないですか、あれもうめんどくさくて。とにかく作業なんです。」
T「わかります。」
N「しかも結構今回AIもアホっぽくて、仲間に指示出して出す必殺技みたいなものあるじゃないですか、アレが意外と空振りするんですよ。めっちゃ外してるのにかっこつけてるのになんかイラっとして(笑)」

全員「(笑)」
N「当たってねーのに何カッコつけてんだこいつ…って(笑)何銃振り回してんだよ…って、口笛吹いてんじゃねーよって。」
T「(笑)」
N「だいたい敵もう死んでたりするんですよ、そこに対してガンガン攻撃して、それも違う!もう終わってんだよ!って(笑)」
私「確かにAIちょっとアホって意見多いですよね、ネット見てて。」
T「うん、超アホ。」
N「だから作業なんだけど全然思った通りに進まずもう面倒臭くて。何なんだ…とか思いながらやってますね。」
私「クリアするだけだったら20時間くらいでできるみたいだよね。」
T「うん、今回はぶっちゃけ面白くなかった。でも、全部やらずに一通りクリアだけして「面白くありませんでした」というのもちょっと残念だから、実は本編以外の要素に面白さを感じることができるかもしれないと思って、ある意味自分が納得できるまでやろうと思ったから。
私「全部やったなって思える目安みたいなもんだね。で、面白さは見出せた?」
T「う〜ん…。」
全員「(笑)」
T「つまらなくはないんですが、…何でしょうね(笑)」

オンラインランキングなど、センスを要する条件はコアゲーマーでも諦める!?

私「T氏はプラチナトロフィーいくつ持ってるの?」
T「6つだね。」
私「結構持ってるな!」
N「あ、「Goat simulator」もトロフィー簡単らしいですよ(笑)今月のフリープレイの。」
私「そうなんだ(笑)一応落としました。」
N「Goat simulatorプラチナ5~6時間くらいで取れちゃうらしいですよ。」

T「短!」
私「そもそもGoat simulatorにプラチナがあることがまず驚きですよね(笑)プラチナトロフィーほとんど無いから見た目だけでも増やしておこうかな。」
T「まあほとんどのゲームには基本トロフィーが付いているからね。中には結構メチャクチャ簡単なものもある。「ダークソウル3」はさすがにきつかったですけど。」
N「周回プレイしないとプラチナトロフィー獲得できないですからね。最低でも3周。」
私「3周はきついな。」
T「最低でもだからね。もっとかかっても全然おかしくない。」
N「そういえば昔我々ロストプラネット2やってたじゃないですか、オンラインの。」

私「やりましたね。」
N「あれのトロフィーなんて、世界ランク5位に入れみたいなのあるんですよ(笑)
私「絶対無理!
N「そう、100%無理だろそれ!って。」
T「無理だ。」
N「発売日に買ってすぐスタートダッシュすれば取れるかもしれない(笑)
私「それでも無理でしょう(笑)」
N「そういう鬼畜なトロフィーも結構昔はあったと思うんですけどね。」
T「やっぱりトロフィー簡単になってきているような気がする。」
N「と思いがちなんですが、そう思うならタイタンフォール2やってみてくださいよ(笑)タイムアタック。」

T「BFはトロコンしたけど、確かにあれはキツそう。」
N「動画サイトなんかで色んなやり方が見られるんだけど…。」
T「それ見てもその通りになんかできないっていう(笑)」
N「正直センスを求められるのはキツい。ということで、一旦諦めました(笑)
私「まあ本来センスが重要なんでしょうけどね、アクションゲームのやり込みって。」
T「一生懸命頑張れば必ず取れるトロフィーが有難いんですけどね。」
N「そういう意味では簡単になったというよりは無茶なものは無くなって来たかもしれません、バランスが洗練されてきたというか。」
私「同じジャンルのゲームであっても得手不得手もあるし、ゲームによってトロフィーの条件とか難易度全然違いますしね。」
N「ええ。ダクソ3(DARKSOULS3)なんかはやっているうちに上達していくのでなんとかなりましたけど。あとBloodborneとか。」
T「Bloodborneも俺プラチナ取りましたけど、時間的には全然かからなかったな。」
N「Bloodborne、僕もそんなにきつくなかったんですが、DLCはきつかったです。みんなで協力しないとどうにも勝てない奴がいました。」
T「ボスの「エーブリタース」はちょっと苦戦しました。…全プレイヤーのトロフィー取得率は20%ちょいか。倒さなくてもゲームはクリアできるんですけどね。」

N「どうでもいいですが、このエーブリタースって女の子なんです。
私「もはやどうでもいい外見だな(笑)」
N「「星の娘」っていう設定で、宇宙から来て地球に取り残されて帰れない存在なんです。」
私「でもなんかちょっとかわいそうだよね。だって、地球に取り残されたと思ったら、突然出てきたやつにボコボコにされるんでしょ?」
T「「何なの!?」みたいな(笑)」

好きなタイトルであれば「時間をかければ取れる」ものは取る!

N「タイタンフォール2もなんかとりあえず落ち着いたんで。プラチナ取れてないんですけど、もういいかなって。」
T「なんかFPSってプラチナあんまり取ろうかなって思うものが無くて。」
私「BF(バトルフィールド4)も?」

T「BFもなんか全然トロフィーに執着なくて。それ以上に違うところでやり込んでいるから。」
N「僕BF4はプラチナ取りましたよ。」
私「凄い!」
N「凄い不毛な感じでしたけど(笑)なんだかんだでトータル200時間くらいかかったかな…200時間は言い過ぎか。というか、FPSのトロフィーって結構不毛な条件のもの多く無いですか?」
T「ですよね。」
N「ハンドガンで何十キルとか。」
T「ハンドガンならまだいい方ですよね。」
N「「つららで敵を倒す」とかありますからね(笑)」

私「(笑)不毛だな。」
N「ダークソウル3も不毛なところありましたけどね。オンラインで他プレイヤーに勝ったら手に入るアイテム集めるとか。オンラインで相手に勝つのって結構きついじゃないですか。で、なかなか落とさないんだけど稀にそのアイテムを落とす雑魚敵が落とす場合もあるんです、そいつをずーっと狩ってひたすらマラソンする、凄い不毛でしたね。」

T「ドロップ系もきつくないですか?なんか俺、そのトロフィーひとつ取るために15時間くらいかけた気がする…。」
私「でもドロップ系の方がまだ救いがある気がする。だって確率だから、バランスはあるけれど基本的には頑張ってればいつかは取れるじゃない。ただそこに不特定多数のリアルなプレイヤーが関連してくると極端に難易度が増すってどう考えても厳しすぎますよね。」

ぶっちゃけ人のトロフィー取得度って気にする?

私「トロフィーって結構頑張っちゃいますか?」
T「俺は頑張っちゃうかな。まあやったっていう(ゲームを)納得感かな、さっきのFF15で言った通りひとつのポイントだよね。でもゲームによってやたら無茶な条件のものとかがあって、さすがにそういうのは無視します。」

N「さっきのロスプラのやつですね。」
T「はい。あと稀に開始早々これは今後継続しないだろうな…ってゲームは最初からトロコン狙わないです。」
N「あと人がどの程度やっているかも気になりますね。特に同じタイトルやっている人だと、「お、俺まだこいつ倒してないのに倒してる!」みたいな競争心くすぐられたり。そういのは楽しいですよね。」
私「わかります。」
N「あと、自分がやっていないものも時々見ちゃいますよね。なんかしょうもないゲームとか、それこそgoat simulatorとか、そういうのを一生懸命やってたりすると「こいつ、くっだらないのに時間かけてんなー!」とか(笑)それこそ僕の友人がこないだトロフィー更新されたかと思って見てみると、goat simulatorで「ハンググライダーをナメナメしろ。」みたいな条件があるんですよ。どうやら空を飛行しているハンググライダーを□ボタンで舐めると獲得できるみたいなんですけど、どうでもいいわ!って(笑)」
私「くだらない(笑)」
T「俺はあんまり競争心はくすぐられないですけどね、「あれ取ったのか、凄いなー。」ってくらい。」
私「それくすぐられてるんじゃないの?」
T「でも無理だと分かったらそれ以上はやらない。性格的なものだろうね。」
N「トロフィーレベルも気にしないですね。」
私「ですね。そんなのあったの?くらいでした。ある程度やっている人かどうかの指標にはなりますけどね。」

この記事へのコメント

  1. トロフィーにこだわるべきか否か悩んで色々探してみた記事の中で、この記事が一番自分を納得させられた。

    こだわりすぎるの良くないよなやっぱ

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