New3DSの中古相場価格が高騰化している!推移と今後の見通しは?


何度となく申し上げている通り、携帯ゲーム機が大好きでございます。オフトゥンの中に潜ってピコピコするのは至福の時間ですね。

ところが、最近では携帯ゲーム機の液晶はデカくなり、重量感も出てきた。それはそれで迫力もあるのだけれど、3DSくらいの両手に収まるコンパクトな感じが好きだし、今でも遊んでいる。

そんな私の3DS、半年くらい前からRボタンの利きが怪しくなってきた。予備機でも買うべきかと悩みフリマサイトを見てきたが、この数ヶ月間でその価格は変動どころか徐々に値上がりしている気がする。

実際どうなのか?調べてみた。

Newニンテンドー3DS、中古相場上昇中。当時の定価に近づきつつある!

プライスランクというサイトでNewニンテンドーDSの過去2年間の中古価格相場の推移を確認した結果は以下の通り。

やはり徐々に上がってきている。体感は間違っていなかった。

2024年1月現在で中古の相場は14,300円、当時の税抜定価16,000円に追いつきそうな勢いだ。

残高追加の期限だった2022年8月、eショップでの購入が終了した2023年3月に急騰が見られた。その後落ち着きを取り戻したと思ったが、2年の間でほぼ2倍近くにまで値上がりしていた。

ちなみにNew3DS LLはNew3DSに比べて体感的に1〜2割程度高い印象。

ニンテンドーDSについては3DSの半額以下の手頃なで取引されているが、やはり互換性もあり上位機種である3DSやNew3DSが求められるのは自然な流れか。

PlayStation Vita、中古の相場に大きな変化なし。

3DSと同世代の携帯機であるPS Vitaも見てみよう。過去2年の価格推移は以下の通り。

液晶の解像度やリモートプレイなどスペックや機能面で優位性もあるものの、対応タイトルと互換性の少なさからか2年間で大きな変動はない印象。背面操作という独自性もありつつ、実際にVitaでしか遊べないゲームは一部に限られているからか。

さて、ゆるかったPSPに対してVitaはカスタムファームウェアなどの改造対策がバッチリ取られ、リモプを除けばVitaはVitaのゲームしか遊べず利用用途が限られていると思われていた。しかしながら、ここ数年でVita用のエミュレーターも登場。エミュ機としての利用価値も注目したいところだが、代替できる安くて鮮やかな中華製エミュ機もそれなりに数があるので、個人的にあまりVitaそのものが高騰化していく理由が見出せずにいる。

一方で体感的に価格の増加傾向にあるのがPSP Go。

スライドさせてコントローラーが出現するロマン溢れるトランスフォームと、ソフトのスロットを搭載せずダウンロード版のみという超軽量サイズから早すぎたハードと言われる名機は、今や3万円が珍しくない価格帯になってしまった。

弱点とされていた4〜8GB、あって20GB程度と小容量の記憶媒体メモリースティックマイクロは、簡単な改造を施すことで昨今のMicroSDに対応させることができ、ガジェッター好きにはたまらない究極のおもちゃになった。経年による台数の減少に伴い、こちらは値上がりしていくかも?

再販の可能性が低いゲームギアミクロも高騰化!

旧型携帯機と言えば、静かに価格を上げ続けているものがある。

ゲームギアミクロだ。

ミニサイズ復刻機ブームの中で作られたその画面は約1インチ、足の親指の爪くらいの可愛いやつだ。そして見づらい。「どいつもこいつも小型化しやがって。これでも食らえ!」そんな感じでセガはふざけて作ったと思っている。

当時ゲームボーイよりも先にゲームギアを買ってしまった私も2022年の発売当初から愛着からその推移をウォッチし続けて参りましたが、確かに高騰している。発売直後2,500円くらいで新品が売られているのも目にしたけれど、今では未使用品だと1万円近い価格になっているのだ。

同じくセガ復刻機であるメガドライブミニに対しては、「再販はしない。というかライセンスの都合上できないんだよね」とセガが公式にはっきり名言している。メガドライブミニに比べるとライセンスがシビアそうなタイトルは少なそうではあるけれど、商習慣的な面から同じく再販はしない(できない)可能性が高い。と考えると、このゲームギアミクロも今後も高騰化しそう。

3DS、今後ますます価格相場が高まっていくと予想!

今後3DSの中古価格相場はどうなっていくのか?

例えば同じく任天堂の携帯機であるゲームボーイアドバンスも、昨今の巣ごもり需要やYouTube配信などが影響して価格が高まっている様子。

通常盤アドバンスが5,000〜10,000円、SPになると倍近くの値段で取引されている。

しかしながら、3DSについてはアドバンスよりもさらに高騰化すると予測!

というのも、アドバンスの対応ソフト800本弱に対し、3DSのゲームは国内だけでも1,300本以上のソフトがあり、名作も多い。

また2画面という特性上エミュ機での動作はもちろん現行ハードへの移植も難しく、基本的に3DSのゲームは3DS本体でしか動かすことができない。

生産終了と経年に加え、コレクターの外国人YouTuberが円安が影響してレトロゲームを買い漁っている動画もよく目にする昨今、単純な経年に加えてインバウンド需要によって加速度的に台数が減っていくことで徐々に高まる希少性。

煽り文のようになってしまったけれど、今3DSを買おうかどうか迷っている方は今が買い時かもしれないし、今持っている方は大事に使うべき。

一方ソフトは今のところ定価の10分の1とも20分の1ともいえるような価格で売られている。駄菓子じゃないんだから。なので、人知れずこっそりと物色しております。またそれぞれ後日ご紹介しますね。

この記事へのコメント

  1. 状態の良いNew3DSLLの完品は15000円くらいだったら確保するべきですね。
    限定モデルは迷うなら買えです。

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