先日記事にしましたが、近所のゲーム屋さんの閉店セールに伴って、半ば勢いで購入したPS4の「inFAMOUS Second Son(インファマスセカンドサン)」をやっているのですが、積みゲー覚悟で触り始めてみたところ、メチャクチャ面白いです。なんだこの面白さ…。

画像のリアルさや海外独特のカッコいい演出で、ド派手な大作映画でも観ているかのような気持ちです。操作性も凄く気持ち良くて、その画面は目まぐるしくグルグルと回ります。

グルグル回る！！

グルグル回る〜

…グルグルまわる…。

酔いました。

余りにもグルグル回る画面に30分程で久しぶりに3D酔いをしました。…吐きそうです。しかもあまりの面白さに無理して30分程気合でプレイしていたら、翌日まで酔いが残る始末。
※無理をするのは絶対にやめましょう！
だってこの「インファマスセカンドサン」、操作性の気持ち良さもさることながらストーリーの見せ方も本当にかっこ良くて、やめ時が分からなくなるんです。続きをプレイしたい、でも酔う！ゲロ吐きながらプレイするわけにもいかず、この葛藤をどうにかするには克服するしかない！ということで、「Call Of Duty」や「Battle field」シリーズなど、3D酔いの代表ジャンルと言っても過言ではないFPSをやりまくっている同僚に相談してみました。ああ気持ち悪い…。

3D酔いは慣れで克服！経験で下地が出来ていく

N氏プロフィール
1976年生まれ
男性
既婚（子供なし）
趣味：サバゲー
職業：アートディレクター
好きなゲーム：Call of duty,battle field,dark souls,格闘ゲーム各種

私「実は夕べインファマスセカンドサンをプレイしすぎて3D酔いです…。」
Ｎ「え！？３Ｄ二日酔い！？（笑）」
私「はい（笑）」
Ｎ「やばいですね、ご飯大丈夫ですか？」
私「なんで今日は軽めのソバで（笑）あ、酔ってきた…って思ってもなお続けてやっちゃったんです。面白くて（笑）」
Ｎ氏「あ～、止めた方が良かったですね。よく炭酸水飲めば治るとかツボ押す…とかネットで対策書かれていますけど、酔って来たと思ったらすぐ中断して休憩するのが一番です。というか酔う前、疲れを感じた段階ですね。」
私「仰る通りですね、反省してます…ＮさんってFPSとかしていて３Ｄ酔いって無いんですか？」
Ｎ「今は全然大丈夫です、もう土台が出来てると思うので。でも昔はありましたよ。寧ろ結構酔い易い体質でした。」
私「そうなんですか！？今はいろんなFPSかなりやってるのに？」
Ｎ「はい。一番最初に酔ったのはスーファミのマリオカートです。」

カートレースゲームの原型的存在のマリオカートはいわゆる3D画面でもないと思ったが…

私「スーファミのマリオカート！今見てみるとそんなに３Ｄって程でもないと思うけど、酔うんですね。」
Ｎ「酔いました（笑）それこそ無理されたみたいに私もつい夢中になって酷いことになった記憶があります。」
私「僕は平気でしたよ、マリオカート。」
Ｎ「多分人によって得意不得意があるんでしょうね。」
私「でも僕はPS2のドラクエ8で初めて３Ｄ酔いを経験しました。…これ何だ？気持ち悪いぞ…って。こりゃクリアできないなと思ってたのに、いつの間にか慣れてクリアできましたけど。」

当時「3D酔い」なんて事があるとも知らず、風邪でもひいたのかと思いました

Ｎ「ほう、逆にドラクエ8は僕は全く酔わなかったです。でも他にも結構酔ったゲームは多かった気がします。モンハンでも酔ったかな。」
私「あ、僕もモンハン酔いました。ほんと酔ったのって最初の数日だけで、いつのまにか延々とできるようになりましたけど。」
Ｎ「そういうもんなんでしょうね、慣れって。」

今では数百時間なんて余裕でプレイできるまでに。

Fallout等自由度の高いオープンワールドゲームはFPSよりも酔う？

私「このくらいで酔ってたらCall of Dutyとかできないかもしれませんね…。」
Ｎ「でもインファマスもFalloutも、FPSよりも酔うかもしれませんよ？」
私「え、FPSってザ・３Ｄ酔いって感じだと思ったんですが。」
Ｎ「FPSも慣れないうちは酔うんですけど、Falloutみたいに引き出しの中を開けたり細かいアイテムを散策したり…みたいなオブジェクトを細かく見る作業が無いんです。上下左右を見る必要はもちろんあるんですが、慣れてくると索敵のみに意識できるようになってくるんです。ゲームの設定で歩く時の縦揺れをオフに設定すれば多少は和らぐかもしれませんよ。」

確かにFallout4では見下ろしてアイテムを拾って仰いで上方に発砲して見下ろしてアイテムクリエーションして…

私「あ、そういうのあまり意識しないでデフォルト設定でいつもやってますね…。」
Ｎ「追い込みますね（笑）あとは段々ここだけ見れば良いみたいな視点を動かすポイントが分かってくるんです。」
私「確かに最初のうちはここ見てあそこ見てあっちも見て…って画面回転させながら色んな場所に意識を巡らせますからね…」
Ｎ「たくさんの情報を一度に見て頭の中で処理しなければいけないですからね。そういえば僕も昔Falloutやったときにやっぱり酔った気がします。」

慣れていてもしばらく間が空くと酔う

私「Ｎさんは今ではすっかり酔わなくなりましたか？」
Ｎ「そんなこともないんです。しばらくやらずに間が空くとやっぱり酔いますよ。」
私「そうなんですね。慣れたらその後ずっと酔わなくなるわけじゃないんですね…。」
Ｎ「はい。でもその後にまた慣れたり回復するまでの時間は随分短くなりますけどね。あとはそろそろヤバいな（具合が悪くなりそうだな）というタイミングも分かってくるので、そこまで気分が悪くなることは無いです。」

私「でもＮさんも色んなゲームで酔っているのになおも続けるんですね…。」
Ｎ「最初からこのゲームは酔うかな、酔わないかな、みたいな基準では始めないですからね（笑）。あと先ほど言った回復も早くなるのと、無理をしない、これは鉄則です。そうすれば気持ち悪くなることは無いと思いますよ。」

少しずつ慣れる！やばそうなら無理せずすぐに休憩を挟むこと

FPSをバリバリやっている人でもゲームによっては最初は酔うこともあるようで安心？しました。気持ち悪くなる前にちょっと疲れを感じた段階で休憩を挟むのが一番良いようです。炭酸水を飲む、ツボを押す、などなんとも感覚的な治療方法もあれば、画面から離れてみる、画面を小さいものにする、ゲームの設定で揺れ等を軽減させるなど、ゲーム中にできる軽減策もあるはありますが、疲れを感じたら中断して体を休めることが何よりも一番効果的な対策でしょう。

そして今では慣れている同僚も最初のうちはむしろ酔い易い体質だったようで、「私は３Dゲームは酔うからやらない」と決めつけてやらずにいるのも勿体ないかもしれません。個人差はあるでしょうが、休憩を挟みながらプレイすることで少しずつ体が慣れていき、最終的には大体のゲームで酔わなくなるようです。

ただし決して無理せず休憩しながら楽しみましょう！私も猛省いたします…。