IPS液晶化したGBCは単三アルカリ乾電池で何時間持つのか?検証してみた。


IPS液晶化させたゲームボーイが可愛すぎる。

Switchや3DSも可愛いのだけれど、より細かい描写を表現するかを各ソフトで競っていたいたあの頃のドット画像が、スマホと同等で画面に煌々と映るのだ。ロマンでしかない。ずっと遊んでいたい。

ずっと遊んでいたいのだけれど、今のように充電式ではなくACアダプターもデカくて結構かさばるのだ。

基本の電源となるアルカリ乾電池2本で、どのくらい電池は持つのか?検証したい。

IPS液晶ゲームボーイカラーと、プレイするソフトについて。

以前LCD化させたゲームギアは、プレイ時間が飛躍的に延びた。(検証結果はこちら

もともと単三乾電池6本というマッシブな電源に対し、たった2〜3時間しかもたないゲームギアは、30年以上もの時を経てやっと外でプレイできる市民権を得たと言ってよい。

だが、ゲームボーイカラーは話が違う。

そもそもオリジナルがアルカリ乾電池2本で20時間という驚異的なプレイ時間を誇った。私の青春でもある。しかし、より眩いIPS液晶になった場合、その稼働時間はどうなってしまうのか?

こちらのゲームボーイカラー専用ソフトを継続してプレイし、検証したい。

青春…。

ときめきメモリアルポケット カルチャー編木漏れ日のメロディ。青春繋がりである。

発売された20世紀晩期はスターオーシャンからバイオハザードまで様々なゲームを無理矢理ゲームボーイに落とし込んだ時代。小型化に対する作り手の飽くなき執念すら感じた。敵は誰なのだ。

とにかく、そんなコナミの技術力と意地によって、ときめきメモリアルはゲームボーイで遊べるようになりましたとさ。

今回はこちらで検証を進めたいと思う。

うーん

名前決めですか。

自分の名前を入れるのも恥ずかしいし、人の名前をお借りするのも忍びない。いきなり壁にぶち当たる。

うーん

ここですでに30分が経過。(ガチ)

どうしよう。いきなり出鼻をくじかれる。

その時、

たまたま見ていたYahoo!ニュースの記事で登場したこちらの方のお名前をお借りすることに決めた。(結局人の名前をお借りしている)

こうした。

タモさんの名前をお借りすると途端に昭和の匂いがしてきたけれど、かくして森田一義の高校生活が始まったのである。

タモさんも学生時代にこんな感じで勉強していたのかもしれない

3時間でも煌々と輝き続けるIPS液晶GBC。

さて何時間ときめき続けられるのか私は。しかしながら、こちとらときメモはベテランの域なのだ。

1周目からとにかく藤崎詩織と愛を深めまくっていく。

藤崎詩織ちゃんに相応しいメンズになるべく、勉強に運動に励みまくる。光陰矢の如し、ボーイズバーアンビシャスである。

そしてついに卒業式の日を迎える。

このシルエットは…

じ、自分も好きッス…!

藤崎詩織でフィニッシュ。

1周のクリア時間は3時間ほど。

まだまだ煌々と輝くIPS液晶ゲームボーイカラー選手、余裕の表情である。

ここで娘お迎えの時間に。

引き続き検証は続く。2周目に突入。

一方現実世界では、夕食を作る妻から習い事へ行く娘のお迎えに行くよう指示が入った。テレワークの便利なところでもあり、また悩ましいところでもある。

あらあら、スマホ歩きは危険ですよ?

残念、ときメモ歩きなんですね。

スマホにも使われるIPS液晶のバックライトは暗い場所でも眩く発光。通り過ぎる方々はスマホをいじってるその辺の人間程度に特に気にも留めない様子ではあるが、スマホではなくゲームボーイなのでした。

IPS液晶化したゲームボーイカラー、単三アルカリ乾電池でのプレイ時間は約8時間!

そんなこんなで検証は続き、3周目に突入。

さすがに令和の時代ぶっ続けでときメモはなかなか応えるものがある。エルデンリングとかやりたい。

タモさんに対してタメ口。フワちゃんかよ。

だがしかしここまで時間を費やしてきたのだ、途中でやめてしまったらこれまでの努力が報われない。

「こんな短いスカートで地べたに触らないよな」

「お前もたいがいいっつも同じ服着てるけどな」

いつしかときめく心は作業へと移り変わり、そんなネガティブか気持ちも湧いてくる。しかし挫けそうになる気持ちを奮い起こし、愛を深めまくっていくのだ。

その時、歴史が動いた!

電池のランプが…!

電池残量を示すランプが少しずつ弱まってきている!

現在ときメモ3周目の2年目、3回目の告白は厳しいか!?

そして…

さようなら我が青春!

ついに電池が終了!

時間は7時間50分。

今回はゲームボーイカラー専用ソフトで液晶の明るさ(輝度)を最大というほぼフルパワーの環境ではあったけれど、もう少し明るさを抑えたり、またカラーではなくモノクロのソフトにするなどプレイする条件によってはもう少し延ばせそうな気がする。

当時単三アルカリ乾電池で20時間を謳ったゲームボーイカラーに比べるとその輝度からか持ちは短くなった。けれど、たった2本で約8時間も遊べるし、アルカリ乾電池なんてその辺の量販店であれば10本入り500円とかで買えたりすることを考えると、パフォーマンスとしては十分ではないだろうか。

今やゲームボーイやゲームギアといったレトロハードの改造もしやすくなった。今後もこのかわいいIPS液晶ゲームボーイを愛でていきたい。(あと藤崎詩織も)

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