30~40代がハマるRPG「ペルソナ5」の魅力をいい大人同士話し合いました。


2016年9月にリリースされたPS4のRPG「ペルソナ5」をやっとクリアしました。30代も後半に突入した「いい大人」の私ですが、育児や仕事の合間に少しずつ少しずつ進めていき、半年がかりでやっと終了!

発売から1ヶ月ちょっとでパッケージ版のみでハーフミリオン(50万本)を突破した爆発的ヒットとなった本作ですが、その魅力にグイグイ引き込まれていったアラフォーは私くらいか?と思いきや、40を超えたゲーム好きの知人もどハマりしていたとのこと。いい大人にも響いたペルソナ5の魅力について語ってみました。

ペルソナ5好き紹介


201612310637歳
男性
既婚(娘3歳)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなゲーム:RPG全般、レトロゲーム、アクション
ペルソナは「Q」以外クリア済み。発売から半年の時を経てやっとペルソナ5クリア!

M氏プロフィール
201701091042歳
男性
未婚
趣味:ゲーム、音楽(ジャズ)
職業:技術者?(IT会社の部長さん)
好きなゲーム:モンハン
とある音楽バーで知り合いました。ペルソナは全シリーズクリア済み。明るい。ピアノも上手で喋りの声が大きい。

O氏プロフィール
201703101134歳
男性
未婚
趣味:ゲーム、サッカー、スポーツ観戦
職業:開発
好きなゲーム:モンハン、ウイイレ、龍が如く
Mさんと同じ会社の後輩。元ラガーマンの好青年。ペルソナシリーズは初プレイ。

展開が気になりつつも、キリよく適度に中断できる。

私「このあいだ半年かけてやっとペルソナ5クリアしました。」
M「遅!(笑)
私「ダークソウル3とかFF15とか、Nintendo Switchとかに寄り道している間にそれくらい経ってしまって…。総プレイ時間は170時間でした。」
M「かかりましたね~(笑)」
私「おそらく寝落ちしている時間も含まれているので、やっぱり総プレイ時間は世間で言われている通り100時間くらいだと思います。」
O「いやでも名作でしたねあれは。僕もどハマりして、毎日コツコツ進めて1ヶ月くらいでクリアしちゃいました。」

M「正直いわゆるJRPGで言うと、個人的には過去最高と言っても良いかも。俺も1ヶ月くらいかな。」
私「本当はぶっ続けでやりたかったんですが。」
M「いい感じでストーリーが独立しているので、中断しやすいんですよね。進行ログとか見ながら「結構進んだから今日はここまでにしよう。」っていう感じで。結構社会人には気が利いた感じですね。」
私「もちろん展開は気になるので、会社さえ無ければ延々と続けられますけどね(笑)」
M「お子さんいたらそうもいかないでしょう!」
私「はい(笑)基本は妻子が寝静まった夜中にコツコツと1日1〜2時間ずつ継続してやっていました。でも1〜2時間で中断できるストーリーだったりセーブポイントがあるので、気持ちよく止められました。」

ポップでありながらハードボイルドさが見え隠れするストーリー

私「ストーリーが分かりやすいですよね。いかにもって感じですけど。」
O「厨二臭くて良いですよね(笑)あれがいい。」
私「でも不思議と引き込まれますよね。ここ数年やたら耳に付く「絆」って言葉連発しているはずなんだけど。ペルソナ5ってストーリーが結構ハードボイルドじゃないですか?舞台は高校で、東京を救おう!みたいなベタな感じなんですけど、登場する大人が渋いんです。」
M「惣治郎さんとか?」

私「そう。なんか最初は前科者を住まわせるっていう面倒なシチュエーションに憎まれ口を叩いているけど、少しずつ主人公の気持ちに寄り添っていく、みたいな。」
M「分かる。あとちゃんとキャラ立ちしてますよね。」
私「なんか黙して語らず、みたいな、男心をくすぐる感じなんです。」
O「ダンディーですよね。」
M「あと映像やキャラクターなんかで表現こそマイルドになっていますが、「自殺」とか「家族の死」とか「愛人の子」とか、一般的には触れちゃいけないような社会悪だったりデリケートな表現もさらっと出てきますよね。」
O「生々しいですよね…。」

大人の心にも響くメッセージ性の強さ

M「確かにストーリーの本筋は厨二っぽいんだけど、その実は日本の社会人に対しても警告しているのかな?なんて、大人だからこそ感じちゃいました。」
私「分かります。Mさんの今の話と違うかもしれないけれど、大げさかもしれないんですが、今自分がしている仕事ってちゃんと社会のため、人のためになっているんだろうか?ちゃんと自分で考えて進められているんだろうか?誇りや上昇志向を持ってできているんだろうか?なんて、自分の今の働き方を省みちゃいました(笑)」
O「社会人の鏡ですね!」
M「でも実はペルソナの作品自体かなりプロ意識感じない?
私「それなんです。ストーリーもなんだけど、ゲームの中の映像だったり、クリエイティブ一つ一つが本当に拘って妥協せずに作られていて。作り手のプライドとかプロ意識とかを目の当たりにしちゃって。同じ社会人している身として、俺はまだまだ足りてないな、とか(笑)」
M「ストーリーも「認知世界」とかいかにも若い子が好きそうなジュブナイル的な世界観なんだけど、一方メッセージ性も強くて、みんな自分で考えようとせず、流されるままに動いちゃいないか?みたいな。我々みたいな会社員にも響きますよね。」
私「ハードボイルドとジュブナイル性のバランスが絶妙なのかも。で、ちょっとハードボイルド寄り。」

妥協が一切無いユーザビリティと絶えない緊張感

私「あとはとにかくユーザビリティが洗練されてました。
M「操作感?」

私「そう。なんていうかかゆいところにちゃんと手が行き渡っている感じ。」
O「バトルはバランス良かったですよね。」
私「うん、メチャクチャ良い。普通RPGってレベル十分に上げて臨めば基本オートでもあっさり敵に勝てて、経験値稼いで…って作業になりがちなんですが、ペルソナって舐めてかかると雑魚戦でも余裕で負けますよね。」
M「スピーディーだから、油断していると死んでたりしませんか?僕なんて雑魚戦始まった時、ああいつもの奴かって余裕ぶっこいてオートにしつつコーヒー淹れてたんですが、いつの間にかメンバー一人倒れてて、まずい!と思ってコーヒー置いて急いでコントローラー取りにテレビの前に戻ったら、数秒の間で全滅して(笑)あれはずっこけましたね。しかもその時に限って1時間くらいセーブしていないみたいな(笑)」
私「あるあるですね(笑)あとスピーディーなんだけど、バトル中に不意に起こるハプニングやイベントがとにかく多くてランダム性も高いから飽きないんですよね。」

過去作と比べて

私「Mさんて過去作やられましたか?」
M「やりましたよ。全てやってます。」
私「僕もQ以外は全てやりましたが、過去作と比べてどうでした?」
M「もうぶっちぎりで一番でしょうね。個人的には4も好きだったんですが。」
私「4良いですよね。ただ青春グラフィティって感じで、大人にはちょっと眩しかったですけど(笑)」

M「そうですね。僕あんなのも好きですけど(笑)」
私「個人的には3でペルソナって方向性が完全に出来上がって、4でさらに昇華させて。あれだけ傑作だったので、5はかなり叩かれるんじゃないか?と思っていたらさらにそれを昇華させて。なんていうか本当に驚きました。」
O「次がハードル劇的に上がりましたよね。凄くおかしな感覚なんですけど、なんか次回作出して欲しくない気持ちがあります。」
私「わかるかも。傑作で終わって欲しい!みたいな、勝ち逃げして欲しいみたいな感情ですかね?でも本音はやりたい!みたいな。」
O「それです!シリーズって絶対波があるじゃないですか。ペルソナ6が出たら、もしかしたら「前作は傑作だったのに、今回はクソゲーだ」なんて総叩きされるかもしれない。でも個人的にはペルソナに愛情があるから、そういう酷評を見るのが辛いんです(笑)」
私「でも随分洗練されましたよね。最初の女神異聞録をやった時はロード長いわ、3Dマップは古臭いわで結構とっつきにくかったり、もっさりしていたので外伝的な単発作品かなって思ったんですが。発想自体は当初から好きだったんですけど。」

M「2の罪、罰くらいまではまだメガテン色が強かったですよね。お?っていう片鱗が見えてきたのも2だったかも。」
O「メガテンシリーズってストーリーにダークさがあって良いですよね。さわやかで甘酸っぱい青春ラブストーリーじゃなくて。そういう世界観のRPGってそう多くないと思うんですよね。そのバランスが結構絶妙なんだと思います。」


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