「ソルトアンドサンクチュアリ」 (PS Vita版)クリアしました。楽しかった!クリア時間は約30時間 。この手のゲームは得意とは言えないので、上手い方がやればもう少し短時間でクリアできるかもしれません。
クリア時のレベルは100とちょっと ですが、かなり慎重に進めたので、ここまで上げる必要は無いように思います。
ダークソウルの二番煎じなんて揶揄されることもあるようですが、内容としては申し分なく面白かったので、2周目を開始しました。引継ぎ要素などことをご紹介します。
オープニングがカットされる
ソルトアンドサンクチュアリは、結婚による同盟の締結をするため、異国へ向かう王女を護衛し船に乗ったところで敵襲を受け船が難破、島へ漂着するところから始まります。2周目はこの船で起こるオープニングがカットされ、島に漂着したところから開始になります。
つまりオープニングに登場し、基本負けイベントとなる「深淵に潜む者」と戦うことができません 。トロフィーコンプリートを目指す場合は、新規で開始してからキャラクターメイキングを経てオープニングをプレイする必要があります。
長期戦にはなりますが攻撃はワンパターンなので慎重に戦えば勝てます!
敵が強くなっている!獲得経験値も大幅アップ!
2周目は敵の攻撃力、防御力が上がっており、1周目で獲得した装備をもってしても楽勝!とまではいきません 。
感覚としてはレベル100、ランク3の武器を最大まで強化した状態で、1周目より少し手ごわいな…という印象です。
かといって敵の攻撃パターンが変わったり増えたり、あるいはスピードが速くなったりするわけではないので、これまで同様の作戦で挑めば問題無さそうです。
敵の強化に伴って、得られるソルト(経験値)も増加しています。 例えば、その辺をパタパタ飛んでいるコウモリを倒した場合、1周目では50しか獲得できなかったソルトが、660も獲得できるようになっていました 。
さらに、序盤に登場するボス「狂乱の錬金術師」を倒して得られたソルトは85140と大幅に上がっています 。
敵の攻撃力が高くなっているので、被ダメージがデカい…
参考までに、レベル100前後でレベルアップに必要なソルトは25000前後なので、ボス一体を撃破するだけで大きくレベルを上げることができます。
ただし、「アーマーナイト」のような巨大な敵の場合、苦労して倒したとしても1周目に毛が生えた程度のソルトしか貰えないので、弱い敵ほど2周目に得られるソルト増加の恩恵が大きいようです 。
周回プレイは回を重ねる毎に7周まで敵が強化されていく とのことです。さすがに7周ともなれば、敵もとんでもない強さになるのでは?と思うのですが、トロフィーコンプリートをする目的であれば、そこまで何周も繰り返す必要は無さそうです。
武器・防具・アミュレット、指輪、所持アイテム、レベル、スキルツリーは引継ぎ!キーアイテムはリセット
1周目で獲得した武器、防具、魔法、アミュレットや指輪、消費アイテムはそのまま引き継ぐことができます。強化した分もそのまま引き継がれます。
ただ、 「強い装備を引き継いで、雑魚をなぎ倒す!」 と思いきや、バランス調整がなされています。より緊張度の高い遊び方が楽しめますが、2周目は無双プレイを!といった楽しみ方は期待できないかもしれません。
敵の防御力も上がっています
レベルやスキルツリーについてもそのまま引き継がれます 。また貴重なアミュレットや指輪はも引き継がれ、周を重ねる毎に増えていくので、序盤から戦略に幅が広がります。
マップの解除、刻印、サンクチュアリのNPCはリセット
これまで開いた扉や、起動させたエレベーターなどのショートカットは全てリセットされています 。本作は元々ある程度ルートに自由度はありますが、刻印もリセットされてアクションも最初の状態に戻るため、基本的には1周目と同じルートで進んでいくことになります。
降ろしたハシゴやエレベーターも起動し直しです。
また、鍛冶屋や錬金術師など、サンクチュアリに呼び出したNPCもリセットされています。サンクチュアリにささげる石の使いどころは2周目もやはり重要です。
回を重ねるごとに徐々に敵やマップ構成にも慣れて来ているのもあって、2周目を中盤のエリアまでプレイしてみた限りでは、15時間くらいで1周できるのでは?と見込んでおります 。どっぷりハマッている方にとっては7周もあっという間かもしれません。
「つよくてニューゲーム」など、他の周回要素のあるRPGとは異なり、レベルや装備を引き継いだからといって俺TUEEEプレイが楽しめるかというとそうではありません。 絶妙なバランスが保たれていて、2周目であっても1周目と同じかそれ以上に緊張感の戦い方を楽しめます 。
前周で獲得した装備や魔法などを使い、新しい角度で楽しむことができるようになりますので、クリア後もぜひ楽しんでみてください。