当ブログにちょいちょい登場してくれているゲーマーの同僚T氏とN氏と私といつもの3人で昼食を食べていた時のこと。
※写真はイメージです
T氏(彼女アリ)が結婚に対してネガティブです。彼の言い分はこう。
「結婚したら自分の時間が無くなるからゲームもできないんじゃないか!?」
ということふふふT氏よ、そいつは大きな間違いだぜ。少なくとも結婚してもいないのに時間がどう無くなるかとか分からないだろうが!と口を開く前に、同じく既婚者(子供無し)のN氏が口を開きます。
N氏「そんな事無いですね。僕、ゲームガンッガンやってますから(笑)結婚しただけじゃ独身の頃、彼氏彼女の頃と全く変わらないですよ。ごくたまに親戚とか登場人物が増える程度です。」そうそれ、N氏正解、よく言った。と年上の彼に言う事も出来ず「うん、うん。」と頷く私でございますが、確かに結婚してみて「もうあんまり遊べなくなるよねー。」みたいな、それこそ結婚は人生の墓場だ!みたいな言い方をしてくる人達がいたのですが、実際結婚してみてゲーム、趣味の時間が減ったかというと、そんなことは無いんですね。
結婚してもゲームはできる!
先述の通り、既婚者の同僚はゲームガンガンやっています。彼は私と同じ会社で朝から晩までデザイナーとして働いているのですが、そんな平日の夜ですら、夜中の2時頃まで私や他の同僚をオンラインゲームに誘ってくるほどやりまくっています。ゲームだけではなく旅行や家庭菜園、サバゲーまで多趣味な彼は土日こそ昼間に奥様と出かけますが、自身の時間は大事にしているようです。
時々オンライン中に音声で奥様が登場します
私が結婚した頃もやはり同様でした。夫婦二人の時はいつ寝てもいつ起きたって良い訳ですから、結果的にただ同居人がいるかいないかの違いで独身の頃とその生活はほぼ同じでした。まあ土日くらいはさすがに意を決して時々どこかへ出かけましたが、幸い?我々夫婦は出不精だったため、一日中潰れる程の遠出という遠出もほとんどせず、一人暮らしの時と同様に夜帰ってご飯食べてポチポチとゲームしたり音楽聴いたりと自由に過ごしていたものです。
ネガティブなイメージ?のゲームはパートナーにカミングアウトする?
さて、生活スタイルこそ独身時代と大きな差は無かったとして、奥様、旦那様からのイメージについて。ゲームなどインドアな趣味はどうしても暗いイメージや子供っぽいイメージがあるようで、はっきり言ってモテる趣味とは言い難いでしょう。(女性ゲーマーについては「実はモテる趣味なのでは?」という記事を過去に書かせて頂きましたが)要は「オタク」というネガティブなイメージがどうしても付きまとってしまい、パートナーからの目が気になるのでは…?ということについて。
一緒に暮らす以上隠すのは難しい趣味
実はこちらも過去に書いたのですが、「東京ゲームショウ」2015年の調査によると、日本において、日常的にゲームをする10~20代の男性は約半数、女性においても3割程が「継続的にゲームをしている」と回答されるほど、ゲームはポピュラーな趣味。そうなる以上「ゲームをするからNG」という女性もそう多くないのではないでしょうか。だとすると、ゲームをすること自体は特にマイナスに作用するわけでも無さそうです。当然度合いにもよるでしょうし、湯水の様に共通財産であるお金を使い込んでゲームに課金したりソフトを購入したりすれば、趣味が格好良かろうが悪かろうが自身の生活に影響があるわけですからそいつは由々しき問題です。
※ソース詳細は「東京ゲームショウ 調査 2015」等でご確認くださいませ。
それでは一緒に楽しむのはどうか?実現できればお互いハッピーかもしれませんが、興味の無いものに興味を持たせるのはかなり体力と根気が必要になるものです。車に興味の無い女性に車の素晴らしさを伝える、アクセサリーに感心の無い男性にその素晴らしさを伝えること、自身が理解することはなかなか至難です。
多くのゲーマーが夢見る「夫婦でゲーム」は難易度が高い。
どのタイミングでカミングアウト?
そんなポジティブではない趣味「ゲーム」ですが、結婚する前の交際期間でカミングアウトすべきかどうか?隠し通して墓まで持って行くべきなのか…?私は交際前後に「趣味の一つ」程度にさりげなく話しました。もしかしたら結婚するまでここまでヘビーなゲーマーだったとは思わなかったかもしれません。(妻に後ほど改めて聞いてみましたので下述しました)だって結婚しても趣味は趣味で楽しみたいですしね。好きな事が出来なくなるというのは精神衛生上あまり好ましく無いです。心身共に健やかに保って過ごさなければ、一緒に住むパートナーと良い関係など築けるはずがない!という理想論ですが、結果我が家でも妻は全く抵抗なく私の趣味を受け入れてくれています。たぶん。
産後は時間の捻出が困難になるも、徐々に緩和。
さて、問題はここからなんです。
確かに「結婚するだけ」であれば、はっきり言ってゲームでもスポーツでも旅行でもフットサルでも、余程べったりなパートナーでない限りは何でも出来るでしょう。
がしかし。子供が産まれてからは当面の間は我慢です。私に至っては、土日は10時間近くやっていたゲームも、産後半年はほぼゼロ。FF新作など、有名作品がリリースされている事も知らないまま時間が過ぎて行きました。逆に言うと、ゲームやりたい!とか思わなくなり、「寝たい…」としか思わなくなるほど生活リズムやスタイルは一変します。
が、私の娘も2歳半になり、こうして夜にゆっくりブログを書いたりPS4で同僚達とオンラインプレイに勤しんだりすることも出来るようになって来ました。子供が夜ちゃんと寝る習慣が身に付いて来た頃からでしょうか。少しずつガッツリ系のゲームも再開できつつあります。そして今は、娘に友達が出来て、土日の昼間に遊びに出かけた時間を狙ってひたすらゲームに没頭する事を夢見ています!
もちろん日中は子供優先で遊んであげましょう!
いまさら私の妻にも尋ねてみました。
結婚して5年、今でこそ全てさらけ出してゲームが大好きだ!と胸を張ってプレイしておりますが、実際結婚してみて今に至って、ぶっちゃけゲーマーで引いた?今これだけゲームしてて平気?と、尋ねてみました。
私「俺がゲーマーだと知った時って正直引いた?」
妻「引きはしなかったけど、まさかここまでとは思わなかった(笑)」
私「それじゃ趣味がゲームじゃなくてアニメオタクだったらどう?」
妻「種類によるよね。例えば裸のちっちゃい女の子が出て来るようなロリコンみたいなものだったら引くけど。私自分もアニメ好きだったからそんなに抵抗ないかも。」
私「それじゃエロゲーが趣味とかは?」
妻「あ〜。『AVが好き』の方がいいね(笑)なんか生身の人じゃん。ゲームになっちゃうとねじれを感じちゃう(笑)」
一夫婦の図なので大多数の意見とはまた異なる結果かもしれませんし、「AVが好きくらいの方がいい。」とか言える私の妻は比較的懐の深い人間かもしれませんが、そんな妻曰く「結婚してみても引く事は特に無かったけれど、ソシャゲとオンラインやってた時には好きだな〜って思った。FFとかを家庭用ゲーム機でやってた時はそんなに気にならなかった。娘と遊んだり、ここぞという時にちゃんと家の事もしてくれるので、現時点では特に気にならない。」とのことで、ゲームやアニメにエロが加わるかどうかは一つの境界線かもしれません。
子供が出来るとさすがに暫くはお預け期間が発生するでしょうが、家族にとって悪影響が無い範囲であれば、折り合いを付けて少しずつ自身の時間を作る事は可能です。
結婚するだけで自分の時間が無くなる!結婚とは自由との決別!墓場!みたいなイメージを持っている方、そんな事無いですよ!