先日ご報告いたしましたが、Switch版「CUPHEAD(カップヘッド)」をクリアしました、超ムズかった。
twitterなどインターネットでその感想を見てみると難し過ぎて投げ出すプレイヤーも。ですので、今回は投げ出してしまった方向けに本作のエンディング、そしてクリア後の要素についてご紹介いたします。
さらに、ラスボス戦直前の「仲間になれ!」の誘惑に乗れない正義感の強い方たちのために、その誘いに乗った結果についてもご報告いたします。
※ネタバレにご注意ください。
クリア後は各ステージに「エキスパート」が解放!難易度は?
CUPHEADクリア後に解放される要素は、これまで「シンプル」「レギュラー」と選べていた各ステージの難易度に新たに「エキスパート」が加わります。
レギュラーですら大苦戦していたわけですが、エキスパートって、さらに高い難易度ですよね?英語で言うEXPERT?
さぞかしとんでもなく難しいのでは…と思い恐る恐るプレイしてみると、攻撃パターンが変わるわけでもないし、敵の体力が上がっているような印象も無し。違いといえば、相手の攻撃が気持ち早くなっている模様。プレイした印象として、エキスパートもノーマルも難易度に大きな違いは見られず。ラスボスですらあまり違いは無く、レギュラーと同様に苦戦の末撃破できました。
また、このエキスパートモードの解放に伴い、ステージクリア時のリザルトに「Sランク」が加わります。
Sランクを取得するには武器を切り替えたり、パリィを積極的に行いゲージを溜めたり、良いタイミングで必殺技を発動させたりといった忙しい操作を求められます。
クリア後に解放される要素としてはこんなところで、あとは特定の条件で獲得できるトロフィー的な「アチーブメント」を集めていきます。全ステージSランクという鬼にような条件のものは無いので、トロコンないしアチーブメントのコンプリートはそこまで難易度が高いわけでもなさそう。
カップヘッドのエンディングは?
ストーリーについてはあまり多く描かれていないカップヘッドですが、その内容はというと、主人公のカップヘッドが、デビルの運営するカジノでイカサマにより負けたインクウェル島民たちそれぞれに課せられた「タマシイの契約書」を回収し、デビルの元へ届けるというもの。
無事にラスボスを倒し、タマシイの契約書をすてて島民を解放するエンディングは以下の通り。
兄弟はついに、悪魔から「勝利」を勝ち取りました。「いいだろう!お前の降参を受け入れよう、デビル。」カップヘッドは笑って言いました。「それともうひとつ!」そう言うと、カップヘッドとマグマンは「タマシイの契約書」をすべて捨て、デビルの支配からインクウェル島の住民を解放しました。
「うわぁ、みんなに話すのが待ちきれないよ!」カップヘッドが言いました。兄弟は、全速力で家を目指します。「びりっけつは穴あきカップだからね!」マグマンがはしゃいで言いました。
家に着くと、兄弟はみんなを集めました。「みんな、デビルの借金から解放されたんだ!」そうカップヘッドが言い、「もうあの悪魔におびえることはないんだ!」と、マグマンも続けました。
「カップヘッドとマグマンに拍手を!」「バンザイ!バンザーイ!」ケトルじいさんはみんなの沸き立つ声を聞きながら、誇らしい気持ちでいっぱいになりました。
一日中続くパーティが始まり、2杯のカップ達は二度とトラブルに足を踏み入れないと約束しました。そして本当に約束を破らなかったのです…次のトラブルが起こるまではね!でもしれはまた別のお話…
ラスボスの甘い誘いに「仲間になれ」に対して「はい」と選択すると…?
最後に、カップヘッドが集めてきた島民の「タマシイの契約書」をデビルに渡し、仲間に加わるよう求められるシーン。どこかで見たことのあるシチュエーションですが。
この「仲間になれ」の問いに対して「いいえ」を選択すれば、通常通りラスボス戦が開始されます。それにしてもこのラスボス、倒すまでに3時間近くはかかった。
さて、ここで「はい」を選択し、デビルの仲間になることを受け入れてみることに。
すると…
ぐへへへへ
主人公の二人がすっかりラスボスに魂を売ってしまい、デビルと共に悪い顔になりガハハと笑い続けるシーンが。ここでアチーブメント「セルアウト」を獲得し、スタッフロールが始まります。
終わったー!
で、何事も無かったかのようにいつも通りオープニング、タイトル画面へ。ロードすることで、ラスボスの手前から再開することができます。
デビルの仲間になる選択をしても何か取り返しのつかない要素があるわけでもなく、単純にアチーブメントが手に入るのみ。ためらうことなく、一度はデビルに魂を売ってしまいましょう。それからラスボスを撃破していない人は、頑張ってトライしてみてください、超強かった!
無駄にダラダラとクリア後のやり込み要素があるわけではありませんが、そもそものアクション自体がチャレンジングでついついプレイしてしまう本作。全てのアチーブメントを集めるレベルまでやり込めておりませんが、アチーブメント抜きにしても面白かった!