【画像あり】「ペルソナ4」あえてバッドエンディングを紹介!結末は?


前記事:「ペルソナ4」あえてバッドエンディングを紹介!分岐は?

※本記事はネタバレを含んでおります、ご注意ください!
「ペルソナ4ザ・ゴールデン」バッドエンドの結末です。前回はストーリーの分岐が発生するまでの経緯、事件の真犯人をテレビに落とすルートについて書きましたが、本日はその結末、そしてもう一方の「真犯人をテレビに落とさず(殺さず)、警察に任せる」ルートについてです。
ちなみになぜ敢えてバッドエンドなのか?と申しますと、本心としてはノーマルエンディングを見る気満々でプレイしていたのですが、自分が感じた通りの進行をしたところ、どうやらバッドエンドに大きく振れていたようです、私が邪だということでしょうか…。

昨日もお伝えした通り、普段はあっさりとした扱いが多くなりがちなバッドエンドですが、本作のそれはそのアンニュイな展開が逆にメガテンらしくて決して悪くなかったため、一つの結末としてご紹介できればと思います。

生田目をテレビに落とした後、時が過ぎて主人公が帰る春が来た。

3月21日
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再び春が来た

3月、とうとう主人公が自分の家へ帰る事に。テレビでは稲羽市を騒がせた事件について、収容先の病院から逃げ、その後遺体で見つかった生田目を事件の容疑者と警察により断定されたが、遺体の状況から自殺と判断し、操作を打ち切る方針を固めたと報じられている。
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そして依然町を覆っている霧についても連日情報が放送されている

主人公がテレビを観ていると、堂島がそろそろ電車の発車時間だと居間にやってくる。明日からは自分一人になり寂しくなる、いつでも遊びに来るように、義兄さんによろしく伝えるように、と主人公に話す。そして「もしも放置できない悪があって、誰もそれを裁こうとしないなら…目の前に立った者が、裁く役目を負わなきゃならないのかもな。お前はどう思う?」と主人公に尋ねる。
それから「そろそろ駅で友達が待っているんだろう?」と話し、主人公を送り出す。
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駅に到着すると、アニメーションが始まります

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駅に到着すると、かつての仲間が待っていてくれている。それぞれ名残惜しんで主人公に言葉を寄せる。

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「元気でね、また連絡ちょうだい。こっちに来る時に旅館の部屋を取っておくから…」

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「じゃあまたな。とにかく色々世話になったよ、ありがとうな。」

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スタッフロールが流れる

そしてデータをセーブし、以降一部データを引き継いで周回プレイをすることができるようになります。これでバッドエンドの「生田目をテレビに落とす」ルートのエンディング終了となります。

さて続いて「生田目をテレビに落とさない」ルートのエンディングについてご紹介します。

生田目をテレビに落とさず、後は警察に任せるルート

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逃げようとした生田目を、二度と出て来られないようテレビに落とすか、とはいえ彼と同じく人を殺してしまうわけにはいかず、警察に任せるかの選択を迫られる。ここで「出て行く」と答え、後は警察に任せる選択をすると、メンバーの一部は「中途半端に野放しにして平気なのか?」と反対。が、「警察がアテにならなかったとしても、ここから先はもう自分たちの戦いじゃない、堂島さん達の戦いということ。まだ何も起きていない、未来が不幸って自分で決めてしまう事はない。」という結論に至り、生田目を置いてその場を去ることに。
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その後菜々子の部屋に戻ると、医師から菜々子が息を吹き返したことを聞かされる。ごく稀だが心肺停止からの生還はあり得ない事ではないと言われ、一行は安堵の表情を浮かべる。
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そしていつの間にかクマが居なくなっていることに気づき、彼が遺した書き置きを見つける。

「クマは自分の世界に帰ります。住みにくくなったけど、あの場所が自分の現実だから。みんなには本当に感謝しています。さよなら。」

そして誰もが事件の事を口にするのを避け、厳しい冬が過ぎ去るのを待った。そして時は過ぎて春が来る。

3月21日
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再び春が来た

一連の事件について、テレビで「犯人である生田目が、関連の疑われていなかった複数の失踪事件についても犯行を自供したが、依然として2件の殺人については否認を続けている」と報道されている。また生田目被告は「救ってやるつもりでテレビに入れた」等と意味不明の供述をしており、動機や細かい手口についても不明な点が多く、裁判でどこまで明らかになるかが注目されている。
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生田目の逮捕前と同様、テレビでは変わらず本日の霧情報が流れている。

と、そこへ堂島がやって来て、「奈々子の退院が間に合わなくて残念だ。もう少し後なら、外泊許可も出たんだが…
まあ、またいつでも遊びに来れば良い。義兄さん達によろしくな。
俺に出来るのも、もうここまでだ…裁判で証言する機会はあるが、基本は行方を見守るしかない。おそらく大した刑はくだらないだろう。」と話す。
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そして「ここにきてほんの一年だったが、お前、この街での暮らしやら、経験やら、お前の選んできた行動に満足できてるか?」主人公に尋ねる。

(駅に到着すると、アニメーションが始まります)

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そっちで事件でもあれば駆けつけますから。体に気をつけて…。

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ホームから段々遠ざかって行く

そしてスタッフロールが流れます。

感想:バッドエンドであっても、一つの結末として気持ちよく終わらせてくれた

ペルソナ4ザ・ゴールデンのバッドエンドを迎えてみて、不思議と心地よさすら感じました。
バッドエンドというからには「真犯人が生きていた!」とか、「霧の影響で町が壊滅した!」とか、主人公達にこれから訪れるであろう災いを示唆するような、いかにも含みを持たせた結末を迎えると思いきや、霧は残っているものの結局それ以降事件は発生せず、それぞれの生活に戻っていった…的な、心地よい余韻を残しつつ、ある意味平和な終わらせ方だと感じました。潔い結末です。
女神転生シリーズのエンディングって、元々の世界観が強烈なのも手伝って、最終的には完全に報われないものが多いです。東京は壊れたまま、悪魔も存在したまま。でもこれから悪魔と共存しながら人間は新しい東京を築いて行く。という、所謂ハッピーエンドではないケースが多いんです。
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とはいったものの、やはり本来のエンディングも見てみたいので、引き付きプレイを続けます…!

この記事へのコメント

  1. 悪人でも人権があるから裁判官や法務大臣以外は殺人と変わらないな
    tovは殺して大絶賛だったけど殺したら報いとして菜々子の命を落とすところがRPGなのに現実味あるゲームを作る会社さすがアトラス

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