※本記事はネタバレを含みます、ご注意ください!
間もなく発売を控えたペルソナ5ですが、詰みに詰みまくっていたタイトルの中から先日やっとシリーズの「ペルソナ4ザ・ゴールデン」をクリアしました、バッドエンドですが(笑)。過去シリーズ同様にそのエンディングは複数パターンがあり、何も意識せず自身の思うままにプレイした結果バッドエンディングになってしまいまして…。
一般的にゲームにおけるバッドエンディングは、あっさりしていてなんとなく含みを持たせたものが多い中、本作ペルソナ4ゴールデンにおいては従来の女神転生らしく、アンニュイでセンチメンタルな余韻を残したなんだか悪く無い展開でした。軽視されがちなバッドエンディングですが、敢えてここでご紹介させていただきます。
ジュネスで事件を振り返る一行の元へ、菜々子の容態が変わったとの連絡が入る
12月3日
事件の真犯人と思しき「生田目 太郎」を倒し菜々子を救い出した一行は、ジュネスに集まりこれまでの出来事について振り返る。全ての元凶を断ち切ったはずが霧は相変わらず晴れず、吸い込むと体に異変が起きるという噂に皆怖がって、すっかり町から人が居なくなった。
政府の調査が始まるも原因の特定に難航。
生田目はどこかの病院に収容されていて詳しい取り調べはこれから。
事件の解決についてお互いを労っていると、主人公は菜々子とコタツを一緒に買いに行くという約束を思い出し、入院中の菜々子が自宅に帰ってきた時のためにと全員でジュネスの家電売り場でコタツを探しに行く。
わいわいと買い物をしている最中、突然クマが口を開いて…
マヨナカテレビで犯人を捕えるという役目が終わり、クマは自分が元の場所であるテレビの中へ帰るべきかと尋ねるが、全員が「ここにいればいい、菜々子ちゃんが退院した時にクマがいなかったら寂しがる」と話す。そんな中買い物を再開していると…
菜々子の容態が急変…?
菜々子の父、堂島の部下である刑事の足立が突然やってきて、入院中の菜々子の容態が急変したことを告げる。一行はそのまま急いで病院へ向かうことに。
奈々子の死。犯人生田目が同じ病院に収容されていることを知る
一行が病院へ到着すると菜々子が昏睡状態のままベッドに横たわっており、生田目の一件で大けがを負った父の堂島もどうにか娘を助けて欲しいと医師に懇願。一行は病室の外へ出て、それぞれの判断を悔やんでいると、さらに菜々子の容態が悪化したと看護師が慌てて出てくる。
主人公が必死に声をかけるも検討空しく…
主人公が必死に奈々子を励ますも、その甲斐無く心肺が止まる。直後にやって来た堂島が既に動かないその姿を見てがっくりと落胆し、ゆっくりと部屋を去って行く。ところが自身の病室とは違う方向へ向かう堂島に疑問を持った一行は刑事の足立に問いつめると、真犯人の生田目が実は同じ病院に入院している事を明らかにする。
ゆっくりと去っていく堂島の行く先は自身の病室ではない?
やはり堂島は菜々子を苦しめた生田目の所へ行っており、部屋の入り口で待機している刑事達と押し問答をしていたが、泣く泣く自身の部屋へ戻る。その後監視の隙を付いて一行は生田目の部屋の中へ入る。
エンディングの分岐点!犯人生田目を手にかけるかどうかの判断を迫られる
事件の犯人である生田目の病室に入ると、彼は窓から逃げようとしていた。生田目を捕まえて話を聞いていると時刻はちょうど午前0時を回り、テレビに生田目の本心が映り出す。
生田目の本心が、これからさらに「救済」と称した殺人を起こすと宣言。これを聞いた一行は、生田目をテレビの中に落としてしまう(殺してしまう)か、彼がしてきたのと同じ事をするのではなく、とにかく後は警察に任せるかの選択に迫られる。メンバーの意見はまっ二つに分かれ、主人公に判断を求める。
ここでエンディングが分岐します!
生田目をテレビに落とすルート
やはりさらなる殺人を起こすわけにはいかないと、一行は生田目をテレビの中に落とし、「救済」と称した殺人を阻止することに。
一部のメンバーは当然反対するも、仲間にだけ生田目を手にかけさせ自分だけ逃げるわけにはいかない、どんな結末でも見届けると加担することに。
これで全てが終わった…
菜々子の病室へ行き、敵は討ったと報告に行くと、いつの間にかクマが居なくなっていることに気付く。と、そこには「住みにくくなったけれど、あの場所が自分の現実だから、元の世界へ帰る。皆には感謝している」といったクマの書き置きを見つける。
そして誰もが事件の事を口にするのは避け、厳しい冬が過ぎ去るのを待った。
そして時間が経過し、主人公がとうとう自分の家へ帰る3月がやって来ます。女神転生シリーズらしい究極の選択ですが、みなさまどちらを選びましたか?また未プレイの方はどちらを選びますか…?結末はまた明日ご紹介します。
その結末、そしてもう一つのバッドエンドはこちら!