発売から1年以上経過した今でも毎日のように抽選再開!なんてニュースが上がってくるPS5ですが、未だPS5専用タイトルすら珍しい実態を考えるとクレカを発行してまで買う意味はあったのか疑問だったりする。
一方で有機ELモデルSwitchは実店舗でも徐々に売られ始めているとのこと。
新型機ではなく上位モデルだったとしても、やはり転売屋が横行していた10月の発売当初から考えると極めて短い期間で購入できるようになった。
わが街東京都調布にもゲーム取り扱い店がいくつかあるけれど、足を運んでその販売状況について調べて参りました。
王者ビックカメラは有機ELモデル、通常モデル共に販売中。
ところで調布と人に話すと「あの高級住宅地ですか!?」と聞かれることもあるけれど、残念ながらそれは「田園調布」。調布と言えば23区にギリギリ入れないベッドタウンですが、ファミリー層に人気で住みやすいエリアですよ。
一方高級感を売りにしていた田園様はそっちはそっちで今やすっかり老朽化が進み、浮世離れした価格に売るに売れずゴーストタウン化しているのだそうな。そんな時はこの田園の付かない調布に越してきたらいいじゃないか。
ということで、そんな田園の付かない調布のランドマークとして駅前にでっかくオープンしているビックカメラから。
テレワーク化が進んでさらにネットショッピングが加速した現在、家電量販店の存在意義が薄れてはいるけれど、ウインドウショッピングしたり実はワインを買ったりできるのはやっぱり楽しい。
ということで、実際有機ELモデル Switchが売っているのか?足を運んで見てみると…
あった。
余裕であった。
実は家電だけではなくクリスマス〜年末の準備にワインや備品を買うため3〜4日連続で足を運んでいたけれど、商戦期にも関わらず(だからなのか)有機ELモデル、通常版共に在庫を切らすことなくバッチリ販売中。さすが仕入れパワーのある王者ビックカメラ。
もちろんPS5は入荷未定。
ノジマもあり!転売屋に対する強い意思表示!
そして、ビックカメラやトリエがオープンするまでは調布のランドマークであった調布パルコ5Fにあるノジマ調布パルコ店をチェック。
調布パルコはパルコなのにイトーヨーカドー的なキャッチーさで我々庶民を迎え入れてくれるのが良い。オシャレなお姉さんではなく、暇を持て余したおじさんや(まさに私だ)子連れがブラブラ買い物をするのにうってつけの場所なのだ。
黒船ビックカメラが到来してから少し元気がなくなった印象はあるけれど、いつも交換接客で迎え入れてくれるノジマを我がファミリーは大好きでして、白物家電はここを覗くようにしている。
そんなノジマも、通常版、有機ELモデルともにSwitchの在庫あり。
そしてその傍らには「転売撲滅宣言」の張り紙が。
「撲滅」というワードと明朝体のフォントに強い意思表示を感じる。
さすがPS5の購入者には箱に名前を書いてもらうという転売屋対策をいち早く取ったことでも話題になっただけのことはある。
これを貼っておいたからといって本当に転売屋が踏みとどまるかは置いておいて、そういったユーザーのために試行錯誤してくれていることに感謝。
残念ながらPS5は在庫なし。
ブックオフには新品も中古もあり。
続いて駅から少し歩いた調布駅南口にあるブックオフ調布店へ。
立ち読み暇人御用達のブックオフですが、コロナ渦以降店内での滞留や密を防ぐために立ち読み厳禁ムードになってしまった。けれど、そんなことも御構い無しに立ち読み客が多いのが田園の付かない調布市民なんですね。
デカデカと貼ってあるのに、店内では皆絶賛立ち読み中。
本だけでなくCDやゲームまで取り扱うブックオフ。中古ソフトが置いてある数少ない店舗ではあるけれど、Switchの販売状況を見てみた結果…
もう中古が売られている!
通常版、有機ELモデルどちらも新品も中古もあり。
発売から2ヶ月くらいでもう中古の有機ELモデルSwitchが出回るって、どういう状況なのだろうか。
子供に買ったけれど全然勉強しなくなったから売っぱらってしまったのか、ビンゴ大会で当たったけれどゲームしないからと手放してしまったのか、いずれにしても新品と数百円しか違わない価格で中古のELモデルも売られていた。
一方PS5はというと本体の販売は確認できなかったものの、中古でコントローラーやアクセサリーだけ残っていたのを見ると、もしかしたら本体一式瞬間的に売られていたのかもしれない。
イトーヨーカドーにも在庫あり。
調布駅から少し足を伸ばして、ご近所国領にあるイトーヨーカドー国領店。
玩具だけではなく日用雑貨からペットショップまで、また学生服、上履きや体操着など、調布で子供を持つ親としては避けて通れない場所。
ここにも有機ELモデル、通常版どちらもSwitchの在庫はあった。
ノジマほどのインパクトは無いものの、転売目的の方には販売しない意思表示もあり、「販売員の判断でお断りすることもある」との注意書きも。
濡れ衣だったとしてもそのくらい予防線を張っておいて良いと思う。
PS5はというと、PlayStation自体本体もソフトも取り扱いが無かった。子供の学用品で何度も足を運んでいたけれど、気づかなかった。
西友は残念ながら販売なし。が、掘り出し物があるかも?
最後にダークホース西友。
今から50年以上も前から調布の行く末と台所事情をサポートしてきた西友。この4階にもゲームソフトを含む玩具が売られているのだった。
過去当サイトでもPS5の予約状況をリサーチした時、長い年月照明の光に照らされてすっかり色あせた2世代前であるPS3の新品ソフトが売られていたけれど、あの頃のままの姿がそこにあった。
しかも強気の定価で売られていたりする。
かつてPS5が一部店舗で予約を開始した時にダメ元で予約状況を伺ってみたところ、店員の女性に「ピーエスファイブって何ですか?新しいファミコンソフトですか?」と言わんばかりの反応をされた西友だけど、Switchであればもしかしたらひっそり入荷しているのかもしれない…と思ったが、残念ながら西友には通常版、有機ELモデルどちらもSwitch本体の販売は無し。
「転売?知らんけども。うちはそもそも取り扱ってないけどさ。」そんな揺るがない潔さ、昔ながらの玩具店のような佇まいを感じる。
一方でソフトは申し訳程度に売られており、やぶれかぶれな価格設定がされていたりする。
マリオカートライブ新品5000円はやりすぎなのでは…?
名誉のために申し上げれば、西友は生鮮食品が安い。ビックカメラもノジマもさすがにお惣菜や生鮮食品までは取り扱っていまい。逆にビックカメラで刺身を取り扱い始めたら、我々客は果たして買うだろうか?多分買いますね。仕事というのは注力する部門とそうでない部門とがある。そんな現実を目の当たりにしたようでが脳裏をよぎって少し泣きそうになったけれど、西友は西友で今後も使っていきますよということが言いたいわけです。
さて、有機ELモデル Switchは確かに様々なところで買えるようになった。通常版がバリバリ動いている我が家では今のところ必要ではないけれども、任天堂の生産力や各販売店の仕入れなどの努力によって我々に行き渡る環境になっていることはとても感謝。
一方で世界的な半導体不足により年明けから再びSwitchが品薄になるのでは?とのニュースも。こういう煽りニュースを嗅ぎつけて転売屋が動き始めるものだけど、情報に流されることなく、必要としているユーザーの手に行き渡ってほしいものです。