「ギルド オブ ダンジョニアリング」どんなゲーム?遊んでみた。


「ギルド オブ ダンジョニアリング アルティメットエディション – Guild of Dungeoneering Ultimate Edition for Switch」Switch版をgambrinous社様よりご提供いただけました。

いただけるものは、ゲームでも菓子折りでも往年の笑点こん平師匠のいつでも若干の余裕があるカバンのように喜んでお預かり申し上げます。

そしてご提供いただいたからにはガッツリ10時間単位でプレイした感想を述べておりますよ。

で、このギルドオブダンジョニアリングはどうだったかと申しますと、かれこれ15時間は黙々と遊び続けてしまっていほど中毒性があり、危険です。

ギルド オブ ダンジョニアリングは、ローグライク&カードバトル!

ゲームサイクルはシンプル。

拠点となるギルドを拡張するため、ダンジョンを探索してお宝を回収するのが目的。

ランダムに生成されたダンジョンでは、切られたカードに記載された形のマスを並べ、スタートから目的地までキャラクター「ダンジョニア」を目的地へ導いていく。

カードは道の他に敵モンスターやお宝などの種類があり、一度に出せるカードを出し終えるとダンジョンの敵が行動するターンとなりまた自ターンへ戻るローグライト的ターン性システム。

敵のいるマスに到達するか、自マスに敵が侵入することで戦闘が開始。

戦闘はカードバトルとなり、キャラクターの職業に応じた攻撃カードがランダムで配られる。

攻撃には大きく物理と魔法の種類があり、通常の攻撃の他に防御を貫通、毎ターンダメージ、体力吸収などバリエーション豊富な攻撃方法もあるけれど、本当に豊富なのでこの場では割愛。割愛すんのか!?とお思いの方はきっとここまで読んでくださったのであればきっと楽しめると思うので、ここでいきなりお勧めしてみます。買って損は無いですよ。

戦闘に勝利すると、両手、頭、体に装備できる戦利品をランダムで獲得。

戦利品にはそれぞれ「クラッシュ」「俊敏」「神聖」など様々な属性と上昇値が付与されていて、それぞれの属性と値に応じた技を習得、戦闘で使うことができる。

この戦利品は進めているマップをクリアした時に没収されてしまうけれど、1度のマップ攻略の中でもこのランダム性によって戦士タイプに寄せるか、魔法使いタイプで攻めるか、ハイブリッドな方法で行くかを考えながら進められるのが奥深い。

ステージの最後に獲得したゴールドを使って、冒険に役立つ能力や新たなダンジョニアを獲得できる施設でギルドを拡張していく。

またクリア時にはゴールドの他に、新たなダンジョニアが仲間に加わったり、現在の職業がアップグレードすることもある。

ランダムに生成されるダンジョンを繰り返し探検することで、探検に出たダンジョニアは少しずつ強化され、また新たなダンジョンへ進む、ローグライク(ライト)なカードバトルといった内容。

早ければ1ステージ3〜5分あまりで終了し、サクサク次のエリアに向かうことができる。快適。

繰り返しで強くなる、キャラクター(ダンジョニア)の強化もランダム性強め!

ユニットであるダンジョニアには「キャットバーグラー(猫使い?)」や「墓掘り」「アイスクリームモンク」など様々な職業が存在し、それぞれ能力が異なる。

仲間に加わった新たなダンジョニアは、名前やビジュアルをカスタマイズ可能。ビジュアルも可愛いので、できる限り自身に似せたキャラクターを作っていただきたい。できる限りで大丈夫なので。

ダンジョニアはダンジョンをクリアするたびに、基礎能力が上がる様々な「特性」を習得。

この特性の習得はランダムで繰り返し探検に行く中での仕上がりも異なり、思わぬ強力キャラに仕上がることもあれば、逆もあり。

仕上がりが楽しみなパワプロ的なランダム強化要素。

また、ギルドで拡張した施設の中には開始時のダンジョニアの能力を強化してくれるもの、探検中に出るカードのレアリティが上がるものもあり。

ダンジョン探検を繰り返すことで、ダンジョニアは強化、有利になっていく。

タイトル画面から戦闘開始まで驚きの10秒以内、進行は快適!が、徐々に難易度は上昇。

全体的な進行は快適そのもので、特徴的なビジュアルもシンプルでロード時間も極めて短く。

そのうえゲーム全体のアニメーションの倍速機能があったりするので驚くほどスピーディー。

ゲームを起動してから10秒くらいでダンジョンの探検を開始しているほどサクサク。ゲームボーイじゃないんだからって思った。

ゲームの快適さも手伝って、初めのうちはゲーム全体の難易度もさほど高くないので「俺TUEEプレイがサクサク楽しめるこりゃ爽快だわね」とか余裕かましていた。

けれど、このゲームで考えることを放棄する習慣が付いてしまうと、後々困ることになる。

超強くなった俺のランディ返してくれ…

というのも、死んでしまったダンジョニアはロストしてしまい墓地に埋葬される。

一度クリアしたステージはやり直すことができず、手塩にかけて育てた特定のダンジョニアが死んでしまった時、これまでいかに頼り切ってしまっていたかを猛省することになるのだ。私も危うく詰みそうになった。スリリングすぎる。

ボスを倒すとコレクションアイテムが増えていく。

進行は極めてシンプルではあるけれど、遊び続けてしまう中毒性があり、中盤以降になると1手1手じっくり考えながら進める必要があり、ステージをクリアした時にエルデンリングで苦戦してボスを倒したような達成感を得られた。

現在プレイ時間は15時間、新たに正統派の戦士系「バーバリアン」から、いったいどんな攻撃をするのか謎すぎる「ヨーデル歌手」なるものまで幅広いダンジョニアが仲間に加わった。快適さ故に倒されてもすぐにリトライしてしまいやめ時を失いそう。

ゲームにフォトリアルな映像に特別な拘りがあるわけではなく(と言っても、ピョコピョコ動くアニメーションは可愛くて楽しい)、快適にゲームとしてローグライクを遊びたい人にはおすすめ。

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