「FORSPOKEN」クリア時間と感想。刺さらなかった理由は?


FORSPOKENをクリアしました。つい今しがた。

感想、面白かった。

うーん。

がしかし不満も多い。当初の期待値には達していない気がする。

面白かった部分、一番の売りってどこだったのだろうか?そしてモヤモヤの正体は何なのか?そもそも自分は何に期待してこの作品を買ったんだっけ?

クリアしたてホヤホヤなので、そんな部分を解き明かしながらのクリア報告。

寄り道に意味を感じられず、クリア時間は20時間ちょっと。

クリア時間は20時間ちょっと。

かかった日数はちょうど1ヶ月。

翌日仕事だというのに明け方まで同じボスに挑み続けたエルデンリングや何かに比べたら、1日に均した時になんとプレイ時間の短いことか。

でありながら、クリア時間は決して長くない。

というのも、疾走感溢れる移動をするフィールドに対し、なぜかパルクールは行わずノソノソ歩く街中でのみ完結するお遣いクエストが苦痛になり、中盤からほぼノータッチだった。

最初の頃はプレイしてはサブクエを網羅的にこなしていこうとせっせと頑張っていたものの、世界中のスポットを巡っても大して強くならずストーリーの進行で勝手に?強くなってくれるので、寄り道の必要性にいまいち楽しさや目的を見出せず。

だって、トボトボ歩いてクエストクリアした報酬がコレクションアイテムだったり経験値ちょっぴりだったりと、フレイの強化にあまり直結していないんですもの。

寄り道することでフレイが強くなっているという実感もなく、強化のためにはその辺のゴミ拾いをしてマントやネックレスを鍛錬することが最も効率的な強化方法であることを知って、サブクエストはおろか雑魚戦すら中盤から完全放置して本編のみに注力。いわゆる敵を倒して強くなるRPG要素は薄く、アクションアドベンチャーに近い手触り。

あ。あと、サブクエストクリアでフォトモードのバリエーションが増える、とかもあったな。

これらのサブクエストはトロコンなんかにも必要になるようだけれど、この先何かの拍子に突然やる気が湧き上がってトロコンを狙ったとしてもクリア後にも回収することができるので取返しのつかない要素というほどでもないらしい。今のところは湧き上がる予感は無いけれど。

伏線残しまくり、賛否ありそうな結末。

次に、期待していたストーリー、これが一番ネガティブ。

登場するキャラクターが揃いも揃って皆言い方キツイわ自分の都合を押し付けるわ、主人公の理解者的キャラも突然ヒステリーになるし。敵もヒステリーだし、街の住民も意地悪だし、主人公もいつもキレているし。何なんだ。セリフを正面から受けていると胃もたれしそうなので、話半分くらいで流し読みするようになってしまった。

まあ立ち振る舞いはそういう危機的状況なので仕方が無いとしよう。

それよりも酷いのが、結末でモヤモヤが払拭されず、いやらしいほどに伏線を残しまくっていること。

もう往生際が悪いというか見境ないというか何というか、さすがスクエニ。

5年置きくらいにFORSPOKEN2、FORSPOKEN3…なんて具合にズルズル続編出す予感がするけれど、ちゃんと張った伏線全部回収しても続編出そうと思えばいくらでも後付けできるでしょうが。たまにはスパッと気持ちよく終わらせてみたらどうなのか。

FORSPOKENの良さ、「売り」ってなんだ?

ここまでネガティブな話をしてきたけれど、FORSPOKENには良い点もあった。

なんだっけ、うーん。

…なんだろうな。

あ、思いついた。

映像だ。

映像や演出は、これまで見てきたゲームの中でもトップクラスに綺麗だった。

特に終盤のイベントシーンなんて迫力満点で、グラフィック至上主義ユーザーは感動できるはず。もし仮にVR対応にでもしたら、私だったら気絶していると思う。

それから魔法の種類も豊富でどれも派手。

あと戦闘もスピード感がある。

敵はワラワラ出て来てドカドカ倒せる無双的な体験ができる。

近いゲームは何だろうな、キングダムハーツなんか近いかな。動かしていて楽しいことは確か。

難易度は優しめ。ソウルゲー好きなプレイヤーには物足りないかもしれないけれど、敵を倒したからと言って魔法習得に必要なポイントがもらえるくらいで育成の幅はそこまで広くないし、これくらいライトでもストーリーサクサク進めて良いと思う。

全体の満足感は?戦闘や映像で満足、寄り道と育成要素のバランス、ストーリーで不満。

全体の満足感としては中程度…いや、1万円という価格を振り返ると、満足感は低い。

先に申し上げた通り、戦闘はスピーディーで派手で爽快。

そして映像や演出には相当気合が入っているのでグラフィック厨ユーザーは唸るほどの満足感を得られそう。広いオープンワールドは拠点以外に特に特別なイベントも発生せずあっさりしているけれど忙しい社会人がサクッと遊べそうでそれはそれで悪くない。

しかしながらこのボリュームに対してフルフル1万円払うかと言うとかなり割高感がある。

これで寄り道に意味を見出せる仕組みだったり忘れられないようなストーリーだったらもう少しじっくり遊べる神ゲー…とまでは行かずとも、続編が出れば手を出せるくらいの良ゲーだった気がする。

けれど、せっかくの戦闘すら必要性が薄くなってしまうとなると、この作品が私にもたらしてくれたのは映像の美しいストーリーを見せてくれたのみ。ところがそのストーリーが刺さらないとなると、ほぼ映像作品となってしまった。

そもそも私は何に期待してこのFORSPOKENを買ったのだっけ?

思い返してみると、映像や疾走感溢れるバトルの楽しさに期待した気がするけれど、ストーリー、育成要素と寄り道とのバランスに思わぬ落とし穴があった。

発売前から約束された神ゲー感を出していた(と、勝手に感じている)雰囲気に流されて購入してみたけれど、残念ながら期待値には到達しなかったかな。続編も特に購入予定なし。

ただ、値段が4000~5000円くらいになって、忙しい社会人の方がどれオープンワールドのゲームで遊んでみようかねという方がいれば、ストーリー肯定派の意見ももちろん見られるようなので刺さる人には刺さるかもしれない。

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