我が家で最後まで残り続けた名作ファミコンソフト4選


「一年間触らなかったものは、この先もきっと触ることはないであろう」

なんて具合に断捨離しまくっております、管理人でございます。元気ですよ!

そんなルールを自身に課して、服、雑貨、OA機器、本、名刺からゲームソフトまで、ありとあらゆるものを処分したりメルカリに出したりして手放している。いただいた物は除いてSwitchやPS5など現行機のパッケージはゼロになり、レトロゲーム好きの端くれとして所持していた100本近くものファミコンカセットはついに片手で数えられる程になった。

そんな最後まで残っていた珠玉の4本をご紹介したい。

ドラゴンクエスト3 そして伝説へ

まず1本目はドラクエ3。

あれは遡ること40年近く前のことじゃった。

誕生日の近かった兄と、それぞれ好きなゲームソフトを親に買ってもらった。兄はこのドラクエ3を選び、そして私は「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪軍団の挑戦」を選んだのですね。もし40年前にタイムスリップすることができたら私はこう言っていたであろう、「正気か?君!」

あれはなんか凄いゲームだったよ。

鬼太郎で孤独に頭突きを繰り出す私の目に、4人のメンバーを自由に編成して賑やかに戦う兄のドラクエ3の画面はそれは眩しく輝いて見えた。おまけに転職までできると言うじゃないか。

そんなバイアスもあり、私の中でドラクエ3はファミコンソフトの中でも特別な魅力があった。そのままの気持ちでSwitch版を遊んだ時に「実はそんなに面白くもないんだな、ドラクエ3って」とか思ってしまったが、そりゃ40年も前のゲームですからね。

やるだけのことはやったが。

さて、断捨離の末「モノというものは、世界中の人間で共有している」という究極の所有観に辿り着いた。本当に手に取りたい時が来たら金を払えば大体のものは手に取るのだ。このドラクエ3だっても、数百円で買えるわけだしな。

とか考えていたら急に手放したくなってきたので、この記事を書きながらメルカリに出品いたしましたとさ。

つまり残っているファミコンソフトは3本。

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語

散々褒めちぎったドラクエ3を軽く手放したところで、続いて2本目はナイトガンダム物語。

最初の街周辺の雑魚に2〜3発でやられてしまうとてつもない難易度に、「SDガンダムはチビっ子向けコンテンツ」という甘えた考えを一刀両断された。

ところがレベルを上げると急にメンバーはモリモリ強化され、あらゆる雑魚敵を蹴散らす無双状態になる。要はバランスが結構適当なのだけれどその適当さを楽しんでいた。(その後エリアを進むとまたフルボッコにされるの繰り返し)これは無双プレイ好きにはたまらない名作なので、メルペイに換えてしまうのは勿体ない。

しかし電子マネーが便利で、すっかり現金を使わなくなった。思い返せばゲームショップでパッケージを買っていたものだが。もう現金なんて使ってられないぞ。そもそも現金だってお前、よく考えたらその小銭は事前に誰かが鼻の穴に何枚詰められるか楽しんだ物かもしれないし、肛門に入れた後に何メートル噴出できるか競い合ったものかもしれない。ジャコウ猫に食わせて、チョコレートのような香ばしさを纏って出てきた可能性もある。無いか。

何の話だっけ?そうだ、メルペイだ。メルペイで500円くらいで売り買いできるのだな、このナイトガンダムも。というわけで、ナイトガンダム物語もさっさとメルカリに出品いたしました!

魔神英雄伝ワタル外伝

大事にしてきた風を装いながら軽い感じで手放してしまい、4本と言っておきながら残り2本になってしまったファミコンソフト。しかしここからの2本はそうそう手放せないぞ。なんたって名作中の名作だからな。

3本目にご紹介するのは、魔神英雄伝ワタル外伝。

戦闘はサイドビューのアクションRPG。クセになる慣性や短めのリーチ、そしてさまざまな攻撃手段に育てがいのある育成要素。ラサール石井のチャイルズクエストとか出ている時代に、中毒性が強く、完成度の高いゲームだった。

それもそのはず、あのモンスターワールドやビックリマンワールドなどを手がけたウエストン社製なのだ。

尚、ワタルと言えば最近アニメがリメイクされたらしいが、クソつまらないらしい。

そりゃ「YouTuberになるのが夢」みたいなワタルにフィールする昭和世代は居ないだろうさ。俺たちの思い出を返して欲しい。なんかもう腹が立ってきたので、これもメルカリに出すことに決めたぞ俺は!

MOTHER

結局我が家にあるファミコンソフトは1本になってしまった。

最後はこれでしょう。

MOTHER。

これは時々手に取って眺めたい。お酒を飲みながら、説明書や攻略本を眺めるのだ。私にとってMOTHERに登場するメッセージは生きる指標であり、現在地の答え合わせだ。断捨離しまくっても部屋を見渡すとMOTHERグッズだけはいくつも残っている。

MOTHERが大好きだ。誤解の無いよう断っておくと、私は別にマザコンではない。MOTHERのファンなのである。

よって、これは手放さない。

断捨離を終えて。(断捨離のすゝめ)

ということで、結局我が家にあるファミコンソフトはMOTHERの1本のみになってしまいましたとさ。

これまで散々ファミコンソフトをご紹介してきた私の家からついにファミカセがほぼ無くなるというのはそれは覚悟のいる話でしたよ。思い入れのあるあのゲーム。例えば、そうだな、何だったっけ…?

というくらい、手放してしまえばそんなもんである。

そしてガラクタに気を惑わされることが無くなった。自分の生き甲斐、使うべき時間とは何か?クリアになる。Switch2も別にいらないな。実はゲームをそんなに好きじゃないのかも?とか言ってる今だって3DSガンガン遊んでいるからそれは嘘だな。

とにかく、また何らかの形でファミコンをプレイすることになったら急遽メルカリか何かで購入することにします。いやー、ファミコンって本当に楽しいですね。(本当にそう思っているよ)それではまたお会いしましょう。

この記事へのコメント

  1. DS時代である私がパッ!…と思い付く、ファミコンゲームと言えば…「スーパーマリオブラザーズ」ぐらいしか全然思い付きませんでした…(ー~ー;)

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