印象的だったブースは?ケムコのカセットが可愛かった!
このままだとただの変態記事になるので、やっぱり会場の話も適当にしておきましょっか。
ドイツパビリオンはいつも通りブースがオシャレだった。そこに出展していたカリプソメディアのトロピコ7もお目にかかれた!開発の裏話もこっそり教えていただけた。カリブ海に浮かぶ小国の血生臭い経営、楽しみ過ぎる。
スクエニ、CAPCOM、バンナムなどお馴染み大手のブースもそれぞれ見応えはあったが、大手の中ではコナミ桃鉄2の巨大な櫓(やぐら)が印象的だったかな。
ケムコはコンパニオンのお姉さんも素敵だったが、その後ろにはこんなイケてるカセットの数々が!
カセットひとつひとつに現行タイトルのパッケージを貼り付けてレイアウト。
実は、ファミコンのカセットで表現しようとしたものの「大人の事情」で断念せざるを得ず、カセットテープで再現したのだそう。しかし雰囲気出ている。ケムコロゴをドットにしているあたりも手が込んでいらっしゃる。
著名なクリエイターさんにお会いできました。
さて、今回のゲームショウでは、私が特に好きなゲームミュージックのサウンドクリエイターである坂本慎一さんにお会いすることができました。
I became a Guinness Recorder. pic.twitter.com/HgE8R4HeKE
— Shinichi Sakamoto/AMATA Sound (@sintan_jp) December 9, 2021
坂本さんは、あの名作ワンダーボーイやモンスターワールドシリーズを中心に、40年以上もバリバリご活躍されてきた方。
キャッチーで時々メロウ、跳ねるような裏リズムも心地よい曲を作りまくってこられ、浜渦正志さん、松浦雅也さんと並んで私管理人が大好きなコンポーザーのひとり。(松浦さんには過去お会いしている)
やっとご挨拶できた。
坂本さん、ニコニコ笑顔の超素敵な方だった。この人があの曲を作ってきたのか…と考えるともう感慨深くてたまらなかった。モンスターワールドに時空戦記ムー、坂本さんが作られた数々の曲が部屋に流れていた当時の景色が鮮明に蘇った。
すると「そこにニシザワが…」と、坂本さん。
西沢?西沢って、俺の高校の時の西沢がここに来てるのか?なんだよ、今年は同窓会難しいって言ったじゃんか西沢…?
と思ったら、そこにいたのは私の高校の同級生の西沢なんかではなく、モンスターワールドを作ったウエストン社の創始者、西澤龍一さんだった。上野動物園にパンダを見に行ったら恐竜が出てきた。松方弘樹がマグロ釣りに出かけたらメガロドンが釣れた、みたいな気分。松方弘樹って古いな。
「何だ、君はこの西澤に何の用かね?」
国内外問わないヒット作を生み出した方である。威圧感たっぷりに来られると思ったが、西澤さんもまたとてつもなく良い人で、懐広いウェルカムな方だった。見た目もなんていうかもうただのイケメン兄貴だったよ。
まさか西澤龍一さんにお目にかかれるとは思っていなかったが、現在の取り組みやプライベートな話までたくさんお伺いできた。モンスターワールドというあの作品を世に出してくれたことに対して感謝の意を伝えることができた、本当に良かった。
それにしても、こうしてご一緒させていただいているゲーム業界皆様のお話、様々なご経験は、業種の全く異なる不惑40を超えた立場でも刺激や生きるヒントに溢れて楽しい。
そこで改めて思ったわけです、不真面目でもこうして続けてきたからこそ、こんなご縁をいただけたわけで。この貴重な繋がりを維持できるよう、更新頻度をちょっとだけ高めようかな…と思った次第です。
ゲームショウビジネスデイ2025、すれちがい通信の結果は?
さて、今回もゲームショウビジネスデイに会場入りする前に仕込んでおいたニンテンドー3DSのすれちがい通信。
会場入り早々早速すれちがいランプが点灯、これは期待できそう。
持ち歩きながら10時〜17時まで歩き回った結果、今年は何名とすれ違うことができたのか?
一日中歩き回って、今年は6名!
Switch2が出た今でも3DSを持ち歩く方がいるとは、愛を感じずにはいられない。その後、一般日では速攻で10名とすれ違えた報告もSNSで散見。ちょっと減ってしまった印象ではあるけれどまだまだ現役の3DS。
なんとアメリカのケンタッキー州からも。ケンタッキー!
ハジメマシテ、ロブダヨ〜。
こうして2025年、私のゲームショウは終わった。今年は効率重視でビジネスデイ2日目だけにしたけど、やっぱり時間が足りない。ゲームショウなんて毎日やればいいのに。そうすれば舞浜の混雑も減るし、主催者は確実に倒れるからゲーム開発どころじゃなくなってしまうか。
とか無責任なことを言い放って、本日は去ることにいたします。お疲れ様でした!