またしてもNintendoSwitch「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」です。これまで培った歴史や経験を、流行り?のオープンワールドにゼルダらしく昇華させた素晴らしい作品です。とにかく広大なフィールドを思うままに冒険している感は、これまで攻略するダンジョンを順序立てられたゼルダよりも遥かに強いです。(もちろん過去作品が悪いという意味では全くなく、いずれも素晴らしい名作揃いだと思っています!)
タイミングを同じくして、1日前に発売されたPS4の「Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)」も、広大なフィールドを駆け巡り、メカニカルで巨大な敵を様々な攻撃でハントしながら冒険するアクションRPGで、何かと比較対象になっております。各レビューサイトではいずれも評価が高いため、それぞれの所持者である同僚と、それぞれの違いや特徴についていつもの通りランチで話し合って来ました。ボリュームがあるので2記事に分けて公開です。
※軽いネタバレ(ダンジョンのボス程度)を含みます。
※編集者がゼルダ所持者なため、若干ゼルダの文量が多めですが、ホライゾンも購入予定のためあくまで中立的な観点です。
NintendoSwitchゼルダの伝説と、PS4ホライゾンについて語る人たち
私(ゼルダ購入)
1979年生まれ
既婚(娘一人)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなタイトル:和ゲー全般、レトロゲーム
当ブログで連日お伝えしております通り、スイッチのゼルダにどハマりしています。なにこれ、すげー面白い。
T氏プロフィール(ホライゾン購入)
1979年生まれ
未婚
趣味:ゲーム、スノボ
職業:プログラマー
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3、ディアブロシリーズ等コアなものから龍が如く等カジュアルなものまで多数。信長の野望等の歴史ゲーも好き。
過去のゼルダシリーズはプレイ済みですが、ローンチの少なさ故にスイッチの購入を見送り、ホライゾンを選択。
N氏プロフィール(ゼルダ購入)
1976年生まれ
既婚(子供なし)
趣味:サバゲー
職業:アートディレクター
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3から和ゲーまで。
ホライゾンも気にはなっているもののあれこれ買うと奥様の目が気になるので、今回はスイッチのゼルダを選択。
オープンワールド感、自由度はどちらも高い!
私「Nさんゼルダクリアしましたか?」
N「まだまだ全然ですね。連休でかなり進んだつもりだけど、マップも全然でメチャクチャボリュームあるなと思って。」
私「怪しい所は結局徒歩でまわるので、相当時間かかりますね。」
N「塔をすべて起動、マップを全て開放しても、まだまだ自力で行かないといけない場所が一杯ですよね、歩いているだけでも楽しいんですが。」
T「ゼルダ楽しそうですね、いいなあ。」
N「ホライゾンも楽しそうですね。」
私「結構比較対象にされてますよね。あれ、もしかしてT氏ホライゾン買った?」
T「買った。ニーア(オートマタ)買うのやめた(笑)」
私「おお!ホライゾンは辛口T氏レビュー的に100点満点で何点?(笑)」
T「90点は行ってる。(ちなみにダークソウル3は95点、仁王は80点とのこと)多分色んなゲームの悪い点をちゃんと分析してるんだろうな、っていう感想。ストレスを無くすのに徹底的に気を使ってる感じ。でもホライゾンてUBIのゲームとかなり似てるんです。UIが似すぎて全然新鮮さがなかったです(笑)」
N「参考にされたんじゃないですかね?流行りなのかもしれないですね。」
T「砦の占拠なんて、まったく同じ。オープンワールド感は強いです。マップは広いですね。雪山から砂漠、密林みたいな場所とか。」
私「それはゼルダも一緒。マップの広さは近いのかな。」
T「ただ割とボリューム感が早くも見えつつあるので、イベントがメチャクチャ多い感じでもないかもしれません。まだクリアしてないけど。」
私「それでいうとゼルダは無数にありそうな予感がする。」
N「ですね、メチャクチャ広いですよ。もう端から端まで旅しようとすると相当時間かかると思います。あとは自由度の高さですかね。今回のゼルダって、どこから攻略しても、あるいは全然攻略しなくても、最後のボスまで行くことができるみたいなんです。当然あっさり殺されるわけなんですが。だからどこか海外のプレイヤーがタイムアタックで1時間切ったみたいな話も聞きました(笑)」
私「それ楽しんでるんですかね(笑)」
T「自由度で言うとホライゾンも同じですね。どこから攻めてもいい。ただいきなり変なエリアへ迷い込むと凄いやつに出くわしてあっさりやられますが(笑)」
N「ゼルダも同じです、そういうの流行りなんですかね。」
私「そういえば敵はゾイドっぽい?(笑)」
T「ゾイドっぽい(笑)」
ゼルダは頭と技術を使ってじっくりプレイ、ホライゾンは主人公を鍛えてガツガツ進めるJRPG的アプローチ?
私「あとゼルダはダンジョンの謎解き結構難しくないですか?祠はまあそうでもないんですが、4神獣のダンジョンとか。僕は水だけしかまだやっていないのですが、4~5時間くらいさ迷っていた気がする…。」
N「同じくです、結構謎解きトリッキーですね。僕もかなり時間かかりました。行けるとこと行けないとこの判断がしにくかったです。」
私「ですね。僕、迷い過ぎて像の外壁とか回りまくってました(笑)」
N「あるあるです(笑)」
私「ただやっぱり難しいだけあって解けた時の嬉しさ半端ないですよね。」
N「達成感ありますよね。」
T「ホライゾンは謎解きが無いからそこは結構違いますよね。」
N「謎解きはゼルダの醍醐味ですよね。」
私「サクサク進めたいならホライゾン?」
T「素材集めもそこらじゅうに素材あるからダルくない。レアな素材も結構出る。レベルも結構サクサク上がる。フィールドは高低差結構あるけれどジャンプで結構登れたりする。移動もファストトラベルでさくさくできる。ターゲットを勝手にしてくれるから、槍を振れば結構当たって簡単。弓の攻撃もスキルで時間を遅くできるから、狙うのが簡単。とにかくストレスフリー。」
私「バランス難しいよね。簡単すぎてもありがたみとか面白み無いんじゃない?」
T「その辺は、敵が固い、敵の攻撃力が強い、索的範囲が広い、AIが頭いいってところでバランス見てる感じ。バランスはとても良いと思うよ。自給自足はゼルダと一緒。」
N「ゼルダはアクションは割と淡白だけど、全体的にじっくり攻略するタイプかもしれませんね。」
T「レベルの概念無いじゃないですか、ゼルダって。ホライゾンはって主人公を鍛えて事前に戦いの準備して、戦闘に重きを置いている感じ。」
N「確かにゼルダにはレベルの概念が無いですもんね。せいぜいハートやスタミナを強化して、あとはプレイヤーの頭と腕で好きに頑張ってくださいみたいな感じです。」
私「ホライゾンはアクション要素強い?」
T「強い。ただアビリティとかである程度有利にすることもできるから、そこの組み合わせが楽しいとこではあるけど。」
私「日本のゲームに慣れ親しんだ人はホライゾンとかがとっつきやすいかもしれませんね。」
N「逆にゼルダは洋ゲーのオープンゲー特有の、何から最初にすればいいのか分からないような放り出された感が強いかもしれませんね。」