PC版、PlayStation 4版、Xbox One版にて展開される洋ゲー傑作RPG「ウィッチャー3 ワイルドハント」について、同僚に良さを語る前回の記事「200時間プレイヤーに聞く名作RPG「ウィッチャー3」ってこんなゲーム!楽しさは?前編」の続きとなります。
※若干のネタバレがあります。ご注意ください。
メンバー紹介
私
1979年生まれ
既婚(娘一人)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなタイトル:和ゲー全般、レトロゲーム
ウィッチャー3はプレイ済みなものの、未クリア。初めてプレイした時の感想は「髪の毛が伸びていくとか、細かい所までよく出来過ぎている。」
N氏プロフィール
1976年生まれ
既婚(子供なし)
趣味:サバゲー
職業:アートディレクター
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3から和ゲーまで。
寄り道が楽しすぎて、ウィッチャー3のプレイ時間は200時間。そろそろ終わる兆しは見え隠れしているものの未クリア。初めて本作を触った時の感想「このゲーム、果たして終わりはあるのか…?」
T氏プロフィール
1979年生まれ
未婚
趣味:ゲーム、スノボ
職業:プログラマー
好きなタイトル:FPS、ダークソウル3、ディアブロシリーズ等コアなものから龍が如く等カジュアルなものまで多数。信長の野望等の歴史ゲーも好き。
ホライゾンのクリアに伴い、今回ウィッチャー3を勧められる人
女性キャラクターとの逢瀬から娼婦と売春宿まで、恋愛要素?も自由度が高い
N「主人公と女性の仲間もいるんですけど、色んな女性キャラクターとの恋愛関係なんかもあって。親密度を高めるとシナリオやエンディングが変化したりします。」
私「あとはそういうシーンが出てきたり。」
N「そうですね、エロが多いですね。主人公との「絡み」のシーンもあるんで。日本版はもちろん規制があって、下着のままではありますが。海外版はそういう規制は無いみたいです、もちろん下は履いてますけど(笑)」
T「珍しいですね。そういうゲームでしたっけ?」
N「そうなんですよ。大きな街なんかに行くと売春宿もあって。」
T「GTA(グランドセフトオート)みたい。GTAもその辺に歩いているから(笑)車に連れ込んで…」
写真はGTA5です
私「それすると何かメリットあるの?体力回復するとか。」
T「別に、金が減るくらい(笑)あと車が揺れるくらい…。」
N「(笑)」
私「くだらない(笑)」
N「そういう意味ではウィッチャーはちゃんとムービーなんかも流れますからね。」
私「海外のアカウントを持っていたら、海外版の規制無しウィッチャー3ができたりするんだろうか?ローカライズされているかわからないけど。」
T「ああ、できるかもね。」
N「ローカライズはされないと思いますよ。ゲームの作り方が多言語対応になっていないみたいです。全部ローカライズされたデータが内包されたものであれば、ゲーム内で選択して各国の言語でできると思うんですけど。どこどこの国向け、とかいってそこの言語しか無いものはできないと思います。」
私「バイオハザード7なんかは海外アカウントがあれば海外版もダウンロードできるみたいですけど。多国籍の言語も入っているみたいだし。」
T「まあそうまでして絡みのシーン見たくないけどね(笑)」
他のゲームでウィッチャー3に近いものは?
N「ウィッチャーはDLCも2つくらい出ていて、それも評判が良かったですね。」
T「へー。」
私「ウィッチャーの中にゲーム内にカードゲームがあるんですがそれがまた評判が良くて。スピンオフとして単体のゲームで販売されましたよね。」
T「凄い。」
N「そうですね。そういえば、これも確かカードゲームに勝ち続けるとエロいシーン出てきませんでしたっけ?」
私「確かありますね(笑)」
T「なんでもエロに繋げる(笑)プレイした感じ、FF15みたいな感じですか?」
N「戦闘なんかは基本FF15と違って一人なんですが、例えばダクソ(ダークソウル3)みたいにシビアなアクションを求める感じではないし、FFみたいに子気味よく縦横無尽に駆け巡ってバシバシ攻撃する感じでもないですね。」
写真はFF15
私「そういう意味ではアクションとしては淡白な感じですよね。」
N「そうですね。冒険に出るために事前準備して行く感じ。魔法なんかもそれなりに種類もあったり、それによってプレイスタイルを変えたり。僕も最初は手から炎がビー!って出る魔法を持っていって、さっきのグリフォンが出た時にもビー!ってやってみたんですけど、ビーってやってる時に「ガッ」てやられて死ぬっていう(笑)」
私「また(笑)」
T「グリフォン強いな(笑)」
私「あと「死刑執行」の演出なんかは結構えぐいですよね。演出付きでとどめ刺したり。結構バリエーションもありますよね。」
T「バイオといい、最近エグいのに当たるな…(笑)」
T「ダクソに近い感じですか?」
N「ダクソの方がアクションがしっかりしてますね。ただまあパリィ的なアクションもあるし…まあ似てるとはちょっと違うなあ。でも部位欠損なんかはあります。」
私「スカイリムなんかはよく比べられますよね。」
N「そうですね、システムも世界観もちょっと似ている部分はあります。ただ日本人には意外とウィッチャー3の方が馴染み深いかもしれませんね。ウィッチャーはロールプレイなんですが、スカイリムはどちらかというとテーブルトーク型というか、ドラマチックな人間ドラマ!という感じでもないので。」
ストーリーもドラマチック、ローカライズにも気合いを感じる
N「あとロールプレイといえば、ウィッチャー3はストーリーが良いですね。全体的に大人なストーリーだと思います。割と派手に「世界を救いに行くぞ!」というよりは、登場人物のドラマをじっくり表現するみたいな。」
私「ローカライズ結構しっかりしてませんか?なんというか、ただ和訳しましたー、という感じではなく、丁寧に文章作っているなって思います。具体的にここが、というよりは全体的に読んでいてすっと入ってくる文章。良い映画の翻訳みたい。ローカライズのお手本って感じがします。」
N「そうですね、かなり気合い入ってるなって思います。あと声も吹き替えがちゃんとあって、それが結構ハマっていて。僕吹き替えでやっていました。あと主人公のゲラルトはシリーズ通して結構かっこよさげな渋いおじさんだったりして、それがまた良い味出てます。」
T「いいですね、最近なんかめんどくさいストーリーとか派手なものだとか、逆にストーリーなんてあって無かったようなものだったり、極端なものが多かったので。」
N「あと主人公といえば、ゲラルトは「仁王」の主人公に似ていて、それもちょっと話題になってたりしますよね(笑)」
私「そういえば、時間が経つとゲラルトの髪の毛やヒゲが伸びていくのも面白いですよね(笑)」
T「よくできてるなあ。それ切るんですか?」
私「そう、髪が伸びたら床屋に行って色んな髪型にできるみたいな(笑)」
T「いらねー(笑)」
N「いや結構それが面白くて(笑)そういうクラフト的な遊び方もありますよね。」
私「あとサブストーリーも結構メインに影響あったりするからバカにできないですよね。」
N「そうですね、やっていることはお使いのものもゼロではもちろん無いんですが、メインストーリーに繋がったりするので割と軽視できないです。サブシナリオも相当量ありますしね。僕200時間やってますけど、未だ全然終わる気配無いですしね(笑)」
私「ボリュームもめちゃくちゃあるから、それこそダラダラその辺歩きながら、適当なサブストーリー進めるっていうだけでも楽しいですよね。オープンワールドで自由なんだけど、放り出され切っていない、ちょっと珍しいゲームかもしれません。」