レゲー(レトロゲーム)は好きですか?私は大好きです。私の青春と言っても過言ではないです。そんな青春時代に熱中したゲームボーイの名作RPG「時空戦記ムー」みなさまご存知でしょうか?
旧ブログでもご紹介させていただいたのですが今回はレビューではなく、現代社会で僅かばかりの癒しを求め、レゲーをゆっくりと楽しむ余裕の無い忙しい皆様のために、いっそのこともうエンディングをざっくりとご紹介してしまおうかと。しかもわざわざ2回に分けて。
主人公の顔を自由にカスタマイズして、できた顔によってステータスが異なる福笑いシステムは、冒険心の強い少年少女達を魅了したことでしょう
発売は1991年末、当時ゲームを買ってもらえなかった方、ゲームボーイの電池がなかなか小遣いで賄えずクリア出来なかった方、n難易度が高くて攻略出来なかった方、お待たせしました、時空戦記ムーのエンディングです。かい摘んで乱暴にご紹介いたしますが、ご容赦くださいませ!
※ネタバレにご注意くださいませ!
まずは時空戦記ムーのあらすじ
まずは時空戦記ムーのあらすじです。
オープニングより
かつてムーと呼ばれる大陸があった。人々はそこにプリナという国を作り、その国の王が同時にムー大陸の王として君臨していた。
時は流れた…。プリナ王ラルス2世は建国以来国教として保護していたニール教を邪教として禁じ、代わりにマックス教を国教の座に着けた。
マックスの教えを信じる神の教団はニールの聖地ロムルに大神殿を建て、名もゴッデスと改めた。
ニール教徒が聖地を追われて間もなくの事…。プリナの王妃がいずこともなく姿を消し、それと前後してラルス2世の産まれたばかりの赤ん坊も何者かに連れ去られ、行方知れずとなってしまった。
そして16年の月日が流れた。
王の改宗以来勢力を伸ばし始めた魔物達はいよいよプリナ侵攻を開始し、魔物とそれを迎え撃つプリナ軍との間で激しい戦闘が繰り返された。
そして今まさに、勢いに乗った魔物の軍勢がプリナの城門を突破し、ラルス王の元に迫りつつある。
結構ダークな世界観、今の時代でもファンタジー系のゲームに出て来そうな設定です。
が、後半にプリナ王が王妃にあげたというペンダントを本人に見せた瞬間、何の前触れもなくどこからか王妃が城に戻ってきて、王妃「実はこの主人公こそが私たちの子供よ!私が逃がしたの!」プリナ王「おお、そうだったのか!おかえり!」みたいな16年の隔たりを感じさせない会話であっさり終了。
なんかもっとこう…ないのかい!?父ちゃん、母ちゃん!
生い立ちが明かされラストダンジョン「湖の塔」に潜入!
突然帰ってきた王妃に主人公の正体を明かされ急に父親モードに転じたプリナ王からガイア教の親玉討伐を命じられ、ラスボスの待ち構えるプリナの北東の湖から「湖の塔」に侵入します。
この北東の湖で待ち構えている、旅の道中何度かヒントをくれた謎の男ですが、実は結局主人公とは縁もゆかりも無い「ガイア教から逃げてきたただの魔物だ」と、その正体を偉そうな口調で明かします。
謎っぷりを醸し出した割にかっこ悪い…
湖の塔に入り、最後の部屋の正面で待ち構えるラスボスのペット的なボス「ジェラルディス」と戦うことに。フィナーレに近づいているせいかビジュアルもいよいよボスらしく、そのデカめのサイズに一瞬戸惑いますが、パーティのレベルが40程度あればオートで倒せる勢いですご安心ください。
つまり見かけ倒しで弱いです
そしていよいよラスボス「グローム」との決戦!
ジェラルディスをあっさりと倒すと、ニールの女神様が突然「ここから先はニールの加護が無ければ入れない、あなた一人で行きなさい」と語りかけて来て、最後の部屋はなんとまさかの主人公一人で赴くことに。容赦なく厳しい女神です。そして部屋の中に入ると星形の魔法陣の真ん中にラスボスが姿を現します。
これは…おっさん?
ついにラスボスとご対面なわけですが、ぱっと見ただのオッサンです。オッサンのはずが「愚か者!何をそんなに死に急ぐ!大人しくマックスの意思に従っていれば良いものを!偽りの平和に騙されニールごときにすがるとは…ニールの真の姿を知らずに死んで行ける事をせめてもの幸運と思え!」と言って襲いかかってきます。
ラスボス「グローム」です
ついに登場。ラスボスの割にその大きさは小ぶりで地味です。弱そうなので、何のためらいも無く例によってオートで戦闘します。こちらは一人ですがグロームからの攻撃は20程度、全く恐るるに足らずです。と、4〜5ターンくらいで「さすがに楽しませてくれるがそれもここまでだ!マックスの真の力を見せてくれるわ!」と言って変身します!
「グローム」変身しました、ちゃんとボスっぽい!
ゲームボーイというハードでボスが変身することに一気にテンションが跳ね上がります!基本本作はある程度ちゃんとレベルを上げて装備も揃えておけば、どんなに強いボスでも概ねオートで勝てちゃうので、せめてこうしてビジュアルだけでも豪華になると俄然気持ちの入り具合が違います。とはいったものの、最後の最後のボスな上にこっちは一人だし、さすがに今回は苦戦するだろう…と思い、ちょっとだけ迷いながらこれまでの傾向を踏まえ、やっぱりオートで戦います。
次はいよいよボス撃破〜エンディングです。詳細はまた明日!