パパが3DS妖怪ウォッチ初プレイ。子供にやらせたい5つの理由


6月30日をもって、調布のゲーム専門店としては最後の「フォーラム調布店」が閉店になりました。私が調布に越してきてから約3年もの間お世話になったお店だったので最後に何か買っておこうと思い、なんとなく気になっていた「妖怪ウォッチ2本家」「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」を購入しました。本当は大量にドカ買いしたかったのですが、何せ片付けが苦手なえせミニマリストの私は極力物を増やしたくないので、ただでさえ既に50本以上もある詰みゲーをさらに増やすのに躊躇い、弱気の2本のみです。

たった2本とはいえ、さらに詰みゲーが増えてしまったのもまた事実。
とはいえゲームのブログを書いていながら人気の「妖怪ウォッチ」をプレイしていないのは、ディズニー好きと語っておきながらミッキーマウスを知らないのと同じではないでしょうか?ちょっと違うか。とにかくせっかく買ったのにやらないでいるのももったいない!と思い、イベントシーンはスキップ等で大胆にすっ飛ばしつつプレイし始めてみた妖怪ウォッチですが、進めているうちに、自分の娘にも友達なんかと一緒にやってみてほしいなあ、という考えに変わってきました。

①ガイドがしっかり、子供にもルールが分かりやすい。

普段こういう乱暴なプレイはしないのですが、とにかく詰みゲー消化の時間短縮のためイベントシーンは基本スキップ。なので旧作を含むストーリーの全容は詳しく理解できないと思いきや、そこは「やさしいお母さんとお父さんと暮らす主人公が、ひょんなことから手に入れた妖怪召喚マシーン「妖怪ウォッチ」で妖怪を集め、街をめちゃくちゃにしようと目論む悪い妖怪をこらしめるというストーリー」であろうという大人の経験と先入観でカバーします。
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で、だいたいその通りな気がします。

敵とエンカウントして妖怪を集めたり、意図した行動ができるようになるまでに4~50分ほどかかりました。それまでは厚めに組まれた丁寧なチュートリアルに沿った進行です。割とゲーム暦の浅い子供でも楽しめる親切設計ですが、すっかり可愛げの無くなった我々のような大人には退屈かと思いきやそのシステムはかなり奥深いので、なるほどこれは必要なチュートリアルです。また次へ行く場所もマップ上にガイドが表示されるので道に迷うことはほぼありません。
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ガイドがしっかりしているので多少乱暴なプレイでもシステムやストーリーもなんとなく把握できる。

②子供がわくわくするような、仕掛けいっぱいの街で宝探し

街は広くて楽しいです。色んな種類の施設があって、それこそ「龍が如く」なんかに近い楽しさがあります(世界観は対極ですけれど)。塀に登ったり、車や自販機の下を探ったり、子供の目線でわくわくするような、仕掛けがいっぱいあります。
赤信号を無視して横断歩道を渡ったり、車の脇を飛び出そうとすると怒られます。ここは面倒くさいなどと思っては子供たちに示しがつきません、いき急ぐなかれ。
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自販機や猫の居そうな車の下、あなたはいつから覗かなくなりましたか?

街の中で見つかるのは妖怪やアイテム、昆虫やなどなど、とにかく色んなものが随所に隠されています。宝探しって子供は大好きな遊びなわけですが、隠されたものがこれだけ多い街はそれはもう宝の山なわけですね

③妖怪はかわいい…?子供受けしそうな暖かみのあるキャラクターデザイン

さて、10〜20分程進めていると、作品のメインとなる妖怪が登場しました。君は…あれでしょ?あの…スーパーとかでよく見る子。
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ジバニャン登場、名前はくらいはもちろん知っています。ピカチュー的な立ち位置の子でしょ?

そう、かの有名な「ジバニャン」登場です。その後も可愛いモノからそうでもないモノまで見つけたりガチャガチャで獲得したり倒して仲間になったり、定番のパターンで妖怪を増やしていきます。
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かわいくない

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…全然かわいくない…?

妖怪ですものね、可愛く無いキャラだっています。まあ故水木しげる先生の妖怪に比べたらどれも可愛過ぎて鼻血が出そうなレベルです。

④知恵を絞って策をこらす!創意工夫し甲斐のある奥深い戦闘

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RPGをプレイする上で最も操作する機会の多い戦闘は、基本オートです。これはかなり効率的かつ合理的で楽だなと思いきや、必殺技のゲージを溜めたり状態以上を解除したりするのに下画面の操作が忙しいです。実際こういった仕掛けがいっぱいの操作は結果を早く知りたいドライな大人にはちょっと大変だったりしますが、子供にはそのレスポンスは楽しく感じるでしょう。ゲームそのものが子供向けと思い油断していると意外と敵が強く、円形の独特の陣形を慌しく回転させては下画面のタッチフリック操作で攻撃、防御を繰り出したりと、かなり機能をフル活用させる必要があります。攻撃の演出も派手でありながらあまり露骨な暴力描写はありません。
この奥深いシステム、大人にはちょっと煩わしさもあるのでしょうが、子供はこういうガチャガチャしたものそのうち余裕で使いこなすんだろうなあなんて思いました。
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オートと思いきや、この下画面もフル活用したかなり忙しい戦闘

⑤プレイヤー同士のリアルな情報交換で盛り上がる収集要素!

とにかく本作は宝探しのようなコレクション、探索の要素が詰め込まれているのが魅力ですね。レアな妖怪を捕まえるだけではなく、キッズ向けにはもはや必須の「虫取り」のボリュームも相当なものです。各所に生息している妖怪や虫を探して捕まえては、きっと学校の友達同士で「カブトムシ取った!」とか「ヒグラシまる仲間になった!」とか、そんな自慢をし合うわけですね、すげー楽しそう。

しかも妖怪大辞典、いきもの図鑑のサイズを見る限り、キャラクターの種類が間違いなく多いであろうことは想像に易いです。妖怪といい昆虫といいコレクション要素がふんだんに盛り込まれています。
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妖怪の数たるや3〜400程もいるようです

子供に買い与えるべきか迷うというより、むしろ友達と一緒になって遊んで欲しい!

印象としてはもちろん子供向けです。が、「大人はつまらない」というよりは、子供主体で家族や友達と一緒にプレイしたらみんなでメチャクチャ盛り上がれると思います。また世界観に毒が無いので、安心してプレイさせられます。
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せいぜいこの程度

私なんて最近PS4のZ指定のゲームばかりやっていたので、3DSの画面はそれはキラキラと凄く眩しく見え、なぜだか涙が出そうになりましたよ。もう。

モンスターを仲間にして育てて進化させたり、昆虫収集、クエストをこなしたり…などは言ってしまえばよくあるシステムなので、正直大人が一人で楽しむにはパンチとスパイスに欠けるかもしれませんが、他の似たシステムの「ポケモン」や「ドラクエモンスターズ」なんかに比べると、街に転がる仕掛けの多さやアニメーション寄りの暖かみのある演出もあってテイストはかなり違っています
一方で、あまりにキラキラした純粋無垢な世界観のため、汚れてしまった自身とのギャップにこみ上げるものがあるかもしれません。ヨゴレの方は気をつけましょう

いつの時代も子供にゲームをさせるかさせないか論争は耐えませんが、子供がいる身としては、自分の娘にもむしろこういうツールをきっかけに友達とわいわい楽しんでほしいな。と、パパは思いました。
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タイミングに合わせてごはんを食べるミニゲームなど、暖かみのある遊び要素も点在

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