難しさ、楽しさは?「CUPHEAD(カップヘッド)」クリア後の感想


1930年代レトロなカトゥーン調のグラフィックで話題の高難度アクション「CUPHEAD(カップヘッド)」をクリアしました。

Xbox OneからSwitchに移植されて多くのプレイヤーの手に行き渡り、twitterを見ていると「こんなのクリアできない」だとか「SEKIROより難しい」だとか、様々な意見が見られます。そういえば並行して私管理人もやっていました、旬な死にゲー「SEKIRO」。私はなぜかSEKIROを中断してこのCUPHEADを先に進めてしまいましたが、どっちの方が面白い、つまらないとかいう話ではなく、単純にゴロンと寝そべって携帯機として遊べるSwitchの利点によるものと考えておりますが、いずれにしてもハマっていたゲームの手を止めてまでぶっ続けで遊んでしまったCUPHEADの魅力、楽しさって何だったのかしら?そして、巷で言われているほど難しいのか?についてご紹介します。

死んでナンボ。だけど、アクションが苦手でもヘタクソでも続ければクリア可能!

さて、私管理人めでたくCUPHEADクリアと相成りましたが、アクションの上手さで言えば間違いなく平均以下。謙遜でも何でもなく、明確な理由はあってですね。

twitterや何かを見ていると「○○相手に20~30回も死んじゃったよ、俺ってホント下手だよなー」なんて投稿を目にするわけですよ。へー、20~30回ですか、そうですか。

死んでる回数で言えば、私はざっと人の3~4倍くらいは死んでいる気がする。一体のボスに対して平均50回は余裕でリトライしているし、100回単位でリトライしているボスだってザラ。

回数だけ聞くと未クリア、未プレイの方はげんなりされるかもしれませんが、このCUPHEAD、プレイを重ねるごとに確実に上達実感。

あれほど苦戦し「絶対倒せない!」と思っていた相手であっても攻撃パターンを少しずつ理解していくうちに、やがてノーダメージで倒すことも夢ではなくなってきます。というか実際に負けなくなっている!人間って凄い。

そもそも私死にゲー自体得意でも何でもなく、なんなら無双ゲーが大好物。名作死にゲーブラッドボーンは、開始早々全く進められず売ってしまおうと梱包まで終わったほどですし。(その後知人に攻略のコツを聞いて開封)そんな私ですが、武器やスキル(おまもり)をボス毎に付け替えて相性を試しながら繰り返していくうちに、全てのボスを倒すことができました。

奇想天外な攻撃を避けた時の快感、達成感

本作の特徴は何といってもその1930年代の古き良きカトゥーン調のビジュアルとバックに流れるジャズ。もちろん素晴らしい特徴ではあるものの、本作の楽しさで言えばそいつは表面的なものに過ぎず。

本質はというと、どんな動きをしてくるのか全く分からない人外生物たちのトリッキーな動きを見切って攻撃をに転じる、言わばプレイヤースキルの向上とその実感。そのヘンテコなボス達は、物理法則ガン無視の攻撃をしてきます。

このスライムが

 

こう!!

 

何をやってくるんだ?

 

分かるか!!

よくもまあ作った側もこんな動きを思いついたものだと感心するほど。どんなベテラン死にゲープレイヤーでもそう簡単にはいきますまい。ネットでは「初見で倒せた」なんて話も目にしますが、ズバリ嘘でしょう。

嘘だと言ってくれ、お願いします。

私管理人はというと、全部で約20〜30体ほどのボスに対して所見での撃破は当然のごとくゼロ。かろうじて運良く10回以内に倒した相手も一体だけいましたが、未来を予知するエスパーでもない限り、こりゃ所見倒しはいくらなんでも無理ですって。

がしかし、これだけ相手の動きが想像も出来ない奇想天外な分、見切った時の達成感はまた格別。

その昔、友達とシャボン玉を吹き合って、当たらないように凄い勢いで避けて遊んでいたことを思い出しましたが、ちょっと違う気がしています。とにかく対人間とは違った楽しさがあります。

で、SEKIROとどっちが難しいか?

で、ここ最近ジャンルは全く違うのにここ最近しょっちゅう引き合いに出されるのが、今一番旬な死にゲーPS4の3Dアクション「SEKIRO」。冒頭で申し上げた通り私管理人もSEKIROプレイ中ですが、どっちが死んでいる回数が多いかというと…「SEKIRO」かな。しつこいようですが、ジャンルは全く異なるのでこれはもう得手不得手のレベルかと思いますし、使っている頭も筋肉も違う気がします。

面白さも当然全く別物。基本CUPHEADはボス戦の寄せ集めのような構成で、ストーリーや過程を重視するようであれば圧倒的にSEKIROかな…とも思います。

一方で携帯機でゴロンとしながら、手っ取り早く強い達成感を感じられるのはこのCUPHEAD。また価格面を見ても圧倒的にコスパが良い。

CUPHEAD、このゲームが好きなプレイヤーは楽しめる!

というよりもやっていて思ったのが、その楽しさはSEKIROというよりはロックマンに近いかなという印象です。実際ステージクリア型の横スクロールアクションパートも限られているので、とにかくロックマンのボス戦をひたすらクリアしていく感じ。というとちょっと面白く無さそうですが、なんていうか横スクロールアクションゲーのラスボス戦を寄せ集めた感じ。なんならシューティングパートもありますよ。

あるいは、無数の弾を発車しながらステージやボスと戦う魂斗羅シリーズや、ガンスターヒーローズなんてのも近いかもしれません。このあたりの横スクロールガンアクションが嫌いでなければ試して見るのはアリだと思います。

とにかく楽しかったです。twitterを見ていると、 たった数回程度のリトライで戦意喪失しそうなプレイヤーもいらっしゃるようですが、諦めないでもう少し続けてみると、何かこう凄い達成感が得られるかもしれません!

この記事へのコメント

  1. ラスボスのデビルを倒した後に解放されるエキスパートがレギュラーとはまるで別次元かのようにムズイです

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