期待して買ったは良いが、遊んでみるとそれほどではないし、クソゲーと呼ぶほどではないがっかりしたゲーム、即ち「ガッカリゲーオブザイヤー(GGOTY)」を紹介する時期がやって参りました。
タモリ倶楽部みたいな始まり方になりましたが、昨年同様当サイトのメンバーで、今年購入したゲームの中で期待値には至らなかったガッカリゲーを挙げていくのが本日の趣旨。
2019年も多くのファンからの期待を一斉に背負い、満を辞して発売に至ったのに、蓋を開けてみたら思ったのと違うみたいなモヤモヤとするタイトルのひとつやふたつは我々ゲーマーにはあるはず。同じ轍を踏まないよう、過去の傾向から今後に活かす、なんて大層な話ではなく、単に今年一年を振り返って、こんなガッカリがあったよねというご報告になります。
どうぞ。
メンバー紹介
私(管理人)
1979年生まれ
男性
既婚(娘5歳)
趣味:ゲーム、楽器
職業:企画職
好きなゲーム:JRPG全般、レトロゲーム等
現在プレイ中のゲームは、リングフィットアドベンチャーと、3ヶ月越しのアストラルチェイン。今年も様々なゲームをプレイして参りましたが、同等数かそれ以上にたくさん積んで参りました。ちなみに私管理人の2019年おすすめゲームについては年末改めてご報告いたします。
M氏プロフィール
1974年生まれ
男性
未婚
趣味:ゲーム、音楽
職業:技術職
好きなゲーム:FPS、死にゲーアクション、JRPG
夜になるといつもPS4かSwitchのどちらかがオンライン状態の人。おしゃべりで優しいアニキ。直前までプレイしていたゲームは、コールオブデューティ モダンウォーフェア、デスストランディング、そしてスターウォーズフォールンオーダーなど幅広くプレイ。今年のガッカリゲーオブザイヤーは?
O氏プロフィール
1986年生まれ
男性
既婚
趣味:ゲーム、サッカー、スポーツ観戦
職業:営業
好きなタイトル:JRPG、スポーツ、アクション
M氏の会社後輩。元スポーツマン。スプラトゥーンが大好き。現在プレイ中のゲームはモンハンアイスボーンとポケモンソード。今年のガッカリゲーオブザイヤーは何だい?
A氏プロフィール
1976年
男性
未婚
好きなジャンル:アクション、バイオハザード、HORIZON ZERO DAWN、等
上記M氏の職場同僚。穏やかで真面目なジェントルマン。久々に登場…ではなく、普段物静かなので、実はいるけど登場しないパターン多め。Call of Duty: Modern Warfareプレイ中。今年のガッカリゲーオブザイヤーを教えてください。
PS4キングダムハーツⅢ、15年越しの難解なストーリーに着いていけず、システムもマンネリ?
みなさん今年もお忙しい中本当にお世話になりました!
私「昨年に続いてガッカリしたゲームを挙げていこうかと」
O「考えてきました。管理人さん前回今年のおすすめまだ挙げていなかったので、管理人さんからどうぞ(笑)」
私「はい、すみませんでした(笑)」
M「ペルソナ(5ザ・ロイヤル)ですか?」
私「いや、ペルソナはまだあまり遊べていないので、これから見極めようかと。僕はキングダムハーツⅢですね」
M「分かります。目新しさは無かったですね。あとXⅢ機関とディズニー作品とのこじつけ感も気になりますね」
私「1から2の時はまだ食いついていく気力もあったんですけど。僕が年取ったせいもあります」
M「前作から15年近く経ってますからね。スピンオフでさらに複雑化しているし、今からわざわざ旧型機のそれらのタイトル買って、全ての関係性を追って考察しようとはさすがに思わないですよね」
私「なので、PSPとかDSとかこれまでスピンオフで語られたストーリーは全く意識せず、これはディズニーのキャラが出るてくるアクションRPGなんだと深く考えずにやってたんです。そうしているうちに、無意識にキングダムハーツはストーリーを正直に追ってはいけないゲームなんだ、みたいに考えに至ってしまって。あと、アナ雪とかラプンツェルとかオリジナルを全く知らない作品なんかはストーリーすっ飛ばしてしまって。そうなるとただその辺にあるようなドタバタアクションゲームなんですよね」
M「ドタバタアクションゲームだとしても、システムはそこまで目新しいわけでも無いですからね。今はもっと面白いものいくらだってある」
私「そうなんです。で、今現在既にストーリーは追えていないので、仮にキングダムハーツⅣが出ますってなっても、何がなんでも買ってストーリーの続きを見ないと!っていう気持ちはもう無いですね。実はキングダムハーツⅢまだクリアしていないです」
M「言ってしまうとⅢでは完結しないですからね。いつかⅣが出るんでしょうね。プレイヤーの独自解釈に委ねられているんですかね」
O「あー、そういうゲームは面倒臭いですね」
私「遊ぶのにパワー要るんだよね。今でもちょっとやる気にならない。このままダラダラと理解に苦しむような厨二ストーリーを続けていつフィナーレを迎えるのか知らないけど、結末だけ誰か掻い摘んで教えて欲しいです」
M「伏線の回収に時間をかけ過ぎているのかもしれないですね。離れてしまったヒロインとかそっちのけで。(伏線を)張ってる割に、謎の機関に振り回されるだけで特に驚きの展開も無いんですよね。ゲーム自体つまらなくはないんですけどね」
私「そうなんです。単純に話があんまり面白くなくて。ゲーム自体つまらなくはないんですけど。映像なんかも相当拘っていて。でもモチベーションが保てないんですよね」
M「それはがっかりですね(笑)」
私「誰をターゲットにしているのかもよくわからないですね。子供なのか、ディズニー好きなのか?」
PS4ジャンプフォース。ロードが長過ぎ多過ぎで単調な戦闘
M「O君はどう?」
O「僕のガッカリゲーですよね、ジャンプフォースですね。力一杯ガッカリしましたね」
M「ガッカリゲーじゃなくて、前クソゲーって言ってたよね?(笑)」
O「まあどっちか微妙なところですね(笑)ただ、期待が大きかったんですよ。もうジャンプっ子だったので。ルフィとDIOとか、幽白とかと共闘できるのは胸熱だったんですけど、何がダメだったのかな。とにかくロードが長いのと多すぎるのとで全然ゲームしている感が無かったですね」
私「システム云々よりも?」
O「はい。ゲーム性も結構作りが大雑把で、基本連打して必殺技ぶっ放して勝利、みたいな。単調なんですよね、すぐ飽きて売っちゃいました。ジャンプ愛が強いがために、ソフト自体を持っていたくない気持ちになって手放しました」
私「冴羽獠が出たのは熱かったけどね。生身の人間とサイヤ人、セイントが同じ土俵で戦うのはちょっと「え?」ってなったけど(笑)」
O「そうですね、冴羽さんも悟空みたいにバトル中シュンって瞬間移動するし、突然愛車で走り出しますからね(笑)」
M「それシティハンターじゃ無いよね(笑)」
私「ドラゴンボールですね(笑)」
O「あとモデリングも微妙で。キャラがみんな妙にツヤツヤしていて。キャラクリも微妙でしたね。基本的には既存キャラのパーツを組み合わせて作る、みたいな」
私「全体的に作り込みが浅い感じ?」
M「ブランドに頼り切っている感じですかね」
O「そうですね。なんでしょうね、普段格闘ゲームを全くしないジャンプ黄金期世代同士で集まってわいわい楽しむには良いかもしれませんね。ああ、でもロード時間退屈だからな…」
私「最初このゲームが発表された時は確かに胸熱だったんだけどね。聖闘士星矢と冴羽獠は「お!」と思いましたけどね」
M「ロード時間は考慮すべきだったとして、単調さは痛いですね、ゲームとして。寧ろキャラクターの数で勝負すれば良かったんじゃないかな。こち亀出して、ぬけ作出して、キン肉マン出して、珍遊記出して(笑)」
私「珍遊記は惹かれますね(笑)」
O「山田太郎良いですね!(笑)」
M「確か50周年とかそんなでしたよね?もっとこうスマブラ的なオールスター感があればまた違ったかもしれませんね」