やっとSwitchに桃太郎電鉄が発売。
〜昭和 平成 令和も定番!〜。ついに我が家にも、家族で桃鉄を楽しむことができる。ゲームに全く関心の無いファミリーで楽しめる数少ないコンテンツ。
これまで同じく日本全国をめぐるすごろくゲー「ご当地鉄道」を楽しんで参りましたが、娘も小学生になり、気づけばもうすぐ2年生に上がります。最近は友達同士の遊びにも幅が出てきたので、いよいよ桃鉄を試す時が来たかもしれない。ということで、初挑戦。
一通り遊んだあと、慣れ親しんだご当地鉄道と比べてどうだったか?感想を聞いてみました。
家族紹介
管理人
1979年生まれ
プレイ中のゲームは天穂のサクナヒメとゼルダ無双 厄災の黙示録。プレイ予定のゲームはサイバーパンク2077。家族で桃鉄ができる年齢にまで娘が育ってくれたことに感慨深さを覚えます。桃鉄は身内の中でのみ王様ぶりを発揮しつつも、時々外で人とプレイすると、所詮はお山の大将であることを思い知らされることも多い。
妻・娘(小学校1年生)
妻も子もどちらもゲームにはほぼ無関心(妻は桃鉄は好き)。屋内のレクリエーションにと二月にいっぺん「ご当地鉄道」をプレイする程度。今回桃電新作「昭和 平成 令和も定番!」の発売で、娘は桃鉄の楽しさに目覚め、これから先家族で桃鉄を楽しむべく妻子の関心を引くことができるのか!?
夫婦で娘(6)の接待プレイを敢行。
果たしてこんなCMみたいににこやかにできるのか?桃鉄。
しかし実にいいCMである、新作「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」。
小学生くらいの娘さんと一緒に家族で桃鉄を楽しみ、一通り遊んだら学校の授業や友達の話か何かするんでしょうかね、ゲーム好きパパの夢の姿である。
がしかし、家族構成こそ同じですが、我が家は私以外ゲームに無関心。そんなファミリーでもきっと受け入れてもらえるのだ、桃鉄ならば。
PS4やSwitchなど、残念ながら当時我が家で現役だった据え置き機では桃鉄は発売されておらず、失礼ながら「桃鉄の代替品」として日本全国津々浦々のゆるキャラを集めて旅するすごろくゲー「ご当地鉄道」を楽しんでおりました。
そして、Switchで桃鉄登場。
これまでご当地鉄道ではおなじみのゆるキャラを従えて、ファンの数を増やしたり、各地の名物を拾い集めたりしながらピースフルなレクリエーションとして我が家で貢献してくれましたが、桃鉄はそうはいかない。
貧乏神をなすりつけ、時には全財産を失い、相手を妨害し、貶める場面も。そんな激しい攻防、大人の小賢しさ、しがらみを6歳児が楽しめるのか?というのが本日の主旨でございます、ご紹介が遅くなりました。
夫婦で娘に接待プレイをした結果、終了直前にトラブル発生!
いざ桃鉄開始。とりあえずは30分くらいで桃鉄の基礎がさらえるよう3年でプレイ。6歳の娘がこの先も桃鉄、いやゲームそのものを楽しいと思ってくれるかどうかは親のアシストに関わっている。
子供というのは成功体験をさせてあげることでやる気を高める。いつだったか、私が娘に「ボール投げるのヘタだな〜」と言ってしまったがために、それ以来球技に対して苦手意識を持ってしまっていることを後悔している。
何の話でしたっけ、そうだ、桃鉄だ、今やるべきは、娘に気持ちよく桃鉄をやらせる「接待プレイ」。
青のマスで資金が増えたら共に喜び、赤いマスは避けるよう促し、黄色いマスでカードを入手したらこれはラッキーだぞとリアクションを取る。
あとはとにかく娘を目的地に一番乗りできるよう、我々夫婦は牛歩の如くわざと遠回り、大阪から京都に向かうまでに鳥取を経由するという徹底したお膳立て。鳥取県出身者でもこんなルートは歩まないはず。
そんな接待プレイで娘、3回連続で目的地へ!
億単位の収入を得た娘はご満悦。そして、桃鉄とは真っ先に目的地へ到着するとお金がたくさんもらえる、期限までに一番多くお金を持っていた人が勝ち、というルールは理解した模様。
物件の要素は「買っておくと毎年お金がもらえる」と、最低限説明。
3回も連続で目的地に到着し、娘の所持金は2位3位と大きくさを開いてぶっちぎりのTOPに。
貧乏神を携えた我々夫婦は少しでもなすりつけまいとやはりルートを気にかけながら遠回り、娘は我々両親の甘やかしプレイの中平穏無事に着々と資金を増やしていく。
そんな最後の年、三年目の3月に事件は起きる。
あ。
なんと、これまで3度の目的地到着を繰り返し、単独首位だった娘に最後の最後で「スリの銀次」が登場し、娘が溜め込んでいた所持金がゼロに。
予定調和のような最悪のアクシデントに、娘よりも忖度していた我々夫婦、絶句。
それでも夫婦で物件の意味をざっくりと説明しながら購入していた物件によりかろうじてビリは防げたものの、あまりのショックに言葉を失う小学一年生。
接待プレイをしていたのに、思いがけず優勝してしまう妻。
そのあと夫婦で「銀次が出てくるまでは一位だった」だの「これはもう運が悪かった。パパ(ママ)もあれを受けていたらビリだった」など苦し紛れの必死のフォローも叶わず、娘のテンションはあっという間に急降下。
そのあと憂さを晴らすかのようにリングフィットを遊ぶ娘。いつもより駆け足が早かった。
小学校低学年の子供には、分かりやすく可愛いご当地鉄道に軍配!
忖度に大失敗してしまった結果、子供に「ご当地鉄道と桃鉄どっちが楽しい?」と聞いた結果、娘が選んだのはご当地鉄道。
我が家では桃鉄までの繋ぎとして買ったご当地鉄道でしたが、間も無く小学2年生になろうとしている娘と遊んだ結果、ご当地鉄道の方が面白いという結果に。
その理由を訪ねてみると、やはり今回の大きな要因は何と言っても最後のスリの銀次ではあるものの、ご当地鉄道はキャラクターの可愛さやファンを増やすというシンプルさが小学生でも分かりやすく楽しい様子。また桃鉄独特の投資、資産運用という考えはまだ小学校低学年には難しい様子。
その後娘に「もしも銀次が出なくて一番になっていたら、ご当地鉄道と桃鉄、どっちが楽しかった?」と聞いてみたところ、同じくらい面白い。という回答。いずれにしても、現時点では娘にとって桃鉄がご当地鉄道を上回ることは無いということか。
ただ、このアクシデントの振り幅が大きいのが桃鉄の醍醐味であり、逆転のチャンスでもあるわけで。もう少し大きくなって小学校高学年くらいになってきたら、もう一度桃鉄にトライしてみよう。