スキあらばGAME 2023年発売のオススメゲームTOP10 前編


2023年も様々な出来事に溢れる目まぐるしい激動の一年でした。

代表的な出来事で申し上げると、やはり何と言ってもあれでしょう、例えば何だ?そうだな、激動過ぎてスッと出てこないぞ。今年活躍した人は誰だ?…記憶を辿ってみたところギリギリ大谷翔平選手と、なぜか卓球の愛ちゃんが頭をよぎったけれど、これは正解ですか?(誰に尋ねているのだ)

唐突ではございますが、今年も2023年に発売、プレイしたゲームについて振り返り、私スキあらばGAME管理人BEST10タイトルを挙げさせていただきます。

2022年BEST10はコチラ

※2日に分けての公開となります。

第10位:FINAL FANTASY XVI (PS5)

第10位は、6月22日に発売されたFINAL FANTASY XVI。

まさしく動く映画。映像表現ここに極まれり。平面でありながら、VRでも着けているんじゃないかというほど臨場感溢れるグラフィックとカメラワーク。特に召喚獣同士の戦闘は怪獣大決戦だ。コンシューマータイトルの中で、ここまで映像が綺麗なゲームはほぼ見たことが無いかもしれない。

一方のゲーム面ではあまり印象に残らず、マップ移動のあるデビルメイクライというのが正直な感想。多彩なアクションでスタイリッシュな動きができる反面、結局◯ボタン連打で賄えてしまうのも残念。

プレイ時間20時間現在、進めども進めどもずっしりと重暗く、相変わらず特殊用語の多いストーリーも個人的に刺さらっておらず、結果未クリア。前作15同様にこのままクリアせずに終わる可能性あり。

The Game Award2023でもBest Score & Music(音楽)部門のみの受賞という結果にも悔いが残る。いまいちFFの方向性というものがどこに向かっているのか分からないのが正直なところではあるが、映像ゲーに舵を切っているのだろうか。

第9位:ダンジョンズ4(PS5)

第9位は、11月9日に発売されたダンジョンズ4。

「絶対悪」であるダークロードとなって地下の拠点で様々な特徴を持ったユニットを生成、強化して編成、地上へ侵攻していくリアルタイムストラテジー。

そのノリはというと、リアル寄りアメコミ風のビジュアルとは裏腹に、下品、パロディ、不謹慎、なんでもありまた、当サイト上で初めて「キンタマ」というワードを書かせた(これで3回目だ)ことでも個人的に印象的だった一本。願わくば、大人になった私の娘だとか、私の大切な知人たちがこのダンジョンズ4のレビューを見つけないでいてほしい。(と言いながらリンクは貼りますね)

本作では地上からの軍勢に加え、同じ地下に住む別の派閥からの侵攻も。無数の手段で攻守を率いて思う通りに相手の軍勢を制圧した時の達成感は、コツコツとレベルを上げて楽々攻略するそのへんのRPGなどでは感じられないほどの達成感が得られる。

洋ゲーならではの手探り感や多少のバグはあるけれど、長く遊べる一本。

第8位:桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜(Switch)


第8位は、11月16日に発売された桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜。

据え置き機としては約10年の時を経て発売された前作「昭和平成令和も定番」から2年で発売された新作は、舞台が国内から世界へ。こんな桃鉄もあって良いという選択肢の幅を広げてくれた印象。安定の面白さ。桁が凄いことになっているので、資産がいくらまで増やせるのか?今度一人で豆鬼相手に100年くらい遊んでみたい。

ファミリー向け…な印象があるけれどもどうなんだろう、その予想だにしない展開や理不尽なイベントなどで険悪になる可能性も高いので、高校生、大学生以上のカップルやサークル内でキャッキャ遊ぶのがちょうど良いかもしれない。我が家でも小学生の娘に接待プレイを意識的にしなければ、風呂にも入りたがらない歯も磨きたがらないでその日一日のクロージング作業に手間取るので、ファミリー層はご注意を。

第7位:ペルソナ4 ザ・ゴールデン(Switch)

第7位は、1月19日に発売されたペルソナ4ザ・ゴールデンリマスター版。実はSwitchのリマスター版は2023年に発売されたのか。

サスペンスなストーリー、システム、テンポ、やり込み、難易度も絶妙、そして価格も1980円、時々実施するセールでは1000円程度という大出血ご奉仕価格。これまでに何周もしているので、とりあえずSwitchに入れておくだけで安心する魔除けみたいな存在になっている。

もはや内容についてはこの場で語る必要なし、文句なしの傑作。果たして面白く無いなんているのか?いたら理由を尋ねてみたい。きっと理解できないだろうけれどね。

とか思ってAmazonレビューを見てみるとナニナニ「シリアスだったこれまでのテイストが恋愛アドベンチャーみたいになって抵抗感がある」「メインは生活パートでRPGはおまけ」とな。なるほどそうかい、それはそれで理解できるや!

とにかく。Switchでペルソナシリーズが遊べるようになってきて感謝。

第6位:クロステイルズ(Switch)

第6位は、7月19日に発売されたクロステイルズ、ハズレの無いケムコ製、RPGとしてのノウハウはあるけれど、果たしてシミュレーションRPGはどうなのか?

心配ご無用。RPGで培われた快適さ、映像表現はバッチリ踏襲しつつもシミュレーションRPGとしての構成やバランスも手堅い。

30以上ものジョブ、派生する多彩なスキルでビルドしてパーティー編成する、ファイナルファンタジータクティクスファンとしてここ数年この手のシミュレーションRPGにお目にかかれていなかったけれど、ドンピシャ。二人の主人公でシナリオも倍楽しめ、さらにストーリー分岐もあり。しかもクオリティが高いのに価格も3000円台ときたもんだ。プレイしない理由が見当たらない。

遊びやすい一方でバランスぶっ壊しもお好みでどうぞ的ケムコ製アプローチでありながら、その難易度は高め。汎用性の高い万能ビルドで調子良く進んでいると、シナリオによっては高低差もしっかり考慮したタクティカルな行動を取らないとあっという間に全滅…ということもあり得る。

バランス良し、システム良し、フォトリアルではないけれどグラフィックも良し、価格も良し、2023年の良作のひとつ。自信を持っておすすめできる一本。

後編 5〜1位はこちら

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