3DS版閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-が面白い!が「脱」クリアが難すぎる。


新しいゲームも遊ばず3DSだのゲームボーイだのレガシーなハードでばかり遊んでおります。PS5とか別に要らなかったんじゃないか?

今回遊んでいたのは、eショップ閉鎖時に500円くらいの爆安セールになっていた「閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-」。

何やらおっぱいの大きい忍者の派閥同士が戦う…みたいなゲーム(適当)だけれど、もはやストーリーだの設定だのそんなものはどうだって良いのだ。全員乳がデカいというだけで個性になるのだから。私自身萌えが好きでも乳に執着があるわけでもないのだけれど、よく目にするタイトルで安いからという理由で買って放置していた。

しかしクソ楽しいぞこれも。

閃乱カグラBurstは萌えゲー×無双×ベルトスクロールアクションである。

どんなゲームかも知らず、有名で安かったからという安易な気持ちで買った閃乱カグラBurst。

巨乳萌えキャラ、ラノベという界隈ではたまらないジャンルだけれど、肝心なゲームは一騎当千的系ベルトスクロールアクションだったのか。

10以上ものキャラクターによって攻撃方法や手数などのプレイフィールが全然違うのも面白い。爽快感は強め。

大きな特徴としては、攻撃を受け(与え)続けていくと、キャラクターやボスの服が一枚また一枚とどんどん破れてはだけていってしまうのだ。大変だ。

あーん

服が破れるたびに「いやーん」「あーん」とか、そんな声が発せられる。実際そんな声を出している人間なんて現実では笑点の木久蔵(木久扇)師匠くらいしか見たことがないよ俺は。

なんか遊んでいるうちに恥ずかしさと情けなさがフツフツと湧き上がって参りましてですね。とうとう妻子の寝静まった深夜に部屋でイヤフォンを3DSに付けるカリビアンな形で遊ぶようになりましたよね。

いやーん

けれども安心してほしい、音声ボリュームはOFFにすることができる。見た目がこんな感じだから恥ずかしいのは変わりないのだけれどね。

しかしこの閃乱カグラBurst、どこかでプレイしたことのある懐かしい感じもする。

ファミコンの熱血硬派くにおくんとか。あとはそうだ、同じくファミコンの北斗の拳的でもある。ケンシロウも脱ぐしな!

ケンシロウの方が脱ぎっぷりも豪快だしな

やり込み要素も多め。

攻撃方法だけではなく、やり込むことで衣装から画集、音楽、着せ替えプレビュー時のオプションまで、プレイすればするほど様々な要素がアンロックされていく。

「マイクが有効になりました!」

「傾きが有効になりました!」

とかメッセージが出てきたけれど、いったい何がどう遊べるようになったのか?それは、着せ替えで3DSを傾けて下から覗いたり、3DSに息を吹きかけるとスカートが捲れたり、そういったことに使えるようになるんですね。ナイスですねー。

でもなんか、もう俺やだよ。。

作ったマーベラスにもそういう趣向のある方に対しても申し訳ないことにパンツなどに全く興味の無い私は真顔でグルグル回して自己嫌悪に陥る始末。けれども、こういったすけべな要素も大分揃ってきた。やり込み具合をチェックしてみると、

30時間以上でやっとコレクション要素が半分。

しかもこのBurstは悪の軍団も同等のステージ数や育成要素、コレクション要素があるのだ。

つまり、本気でやり込もうとすると、おそらく100時間以上はかかる予感。そんなに長くパンツと向き合っているとクラクラしてきそうだな。

脱クリアが激ムズだった。特に難しかったステージは?

さて、本作には「脱」クリアというものがある。

ステージ開始時にバランス良くパワーアップする「陽」属性、そして防御力を犠牲にして攻撃力に全振りしたようなパワーアップ「隠」属性(命駆モード)とを選ぶことができる。

やっぱり脱いじゃうんですけれど。

このモードは敵からの被ダメージが極端に上がる。つまりハードモード。

この隠属性でステージをクリアすると「脱」マークが付き、全てのステージを脱クリアすると何かが起きるんですって。

最初のうちはいい。

ところが後半ステージになってくると、画面外のどこからともなく飛んでくる矢を受けると一撃で体力の3分の1ほど持っていかれ、開始数秒で失敗となることも。

特に最難関だったのが5章にある「任務5-09 己が信念のままに…」「任務5-10 最恐の守護者たち」というシナリオ。

そんじょそこらのソウルゲーよりもムズい。エルデンリングのマレニアの方がレベルを上げるという救済措置があってまだ対策の立てようがあったわ。

納得感が全くなく、理不尽を凝縮したような難易度。

マゾっぽいプレイヤーは堪らないのかもしれないけれど、コツコツ遊んでトロコンするような遊び方が好きな人は絶対買わない方が良いぞこのゲームは。ほぼ運ゲーみたいなステージが複数、本気でやり込むのであれば全キャラクターでクリアする必要があるので、このゲームと心中するくらいの覚悟が必要!バランス悪すぎるぞ!

ちょっとお前、書き出しでは散々推していたのに急にどうした?

と、お思いの方がいらしたら、それは今試しに脱クリアで2〜3ステージ試しながら書いているからだ。ほんとクソゲーだろこの難易度!このステージだけはマジで俺がビキニになってだね、東品川にあるマーベラス社に乗り込んでクレームでも言おうかと思ったよ。許さん!

全ステージ脱クリアを目指すなら、高難度ステージは隠属性を「覚醒させない」のが鉄則だった。

というよりも、全ステージ脱クリアを目指すのなら、隠属性を覚醒させない(命駆モードを使わない)が鉄則なのだそうな。

「陽」も「隠」もガンガンMAXにしてしまった。

ステージ開始時に命駆モードを選択してステージをクリアすることで「隠」属性の経験値が上がり、やがて隠属性が覚醒してしまう。

隠属性を覚醒させてしまうことで命駆モードにした時に火力が増す反面、極端に防御力が低下してしまう。そのため、方々から被弾するような高難度ステージは覚醒後に無理ゲーと化してしまうのだ。

そうならないように、命駆モードを使わずにまずは全ステージを一度クリアしてから、隠属性が覚醒していない状態、つまり打たれ強い状態で難関ステージから優先的に命駆モードを選択するのが鉄則だったらしい。

そりゃ全然クリアできないわけだ。

特定の1〜2ステージだけで10時間くらい費やした気がする。

ちなみに脳筋プレイヤーである私が愛用していたキャラは攻撃力に全振りしたような「斑鳩(いかるが)」ちゃんは、最もこの脱クリアに向かないキャラらしく、そんなキャラで隠属性を覚醒させようものなら脱クリアは「地獄」らしい。ハードモードどころか、バイオハザードで言うプロフェッショナルや豆腐サバイバーみたいなところか。

どうにか高難度ステージはクリアできたので、あとは順々に簡単なステージを命駆モードでクリアしていこうとしよう。恥ずかしさと戦いながら。

しかし楽しい!

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