妻にゲームが嫌いな理由(好きじゃない理由)を聞いてみた。


ゲームが趣味な我々にとって、妻や彼女などのパートナーには一緒にゲームを楽しんだり、自身の趣味に理解を示してもらいたいもの。

こんなに楽しいのに、逆にゲームに面白さを見出していない人ってなぜそう思うのか?「面白くない」に理由なんて無いのでしょうが、そこがクリアになれば、もしかしたらパートナーに理解を示してもらえるきっかけになるかもしれない。

ということで「ゲームが好きじゃない理由」について、敢えて妻に聞いてみました。

女性は現実主義だから、ファンタジーに感情移入しにくい?

私「単刀直入に、なんでゲームに面白さを感じないんですか?
妻「それって男子が少女漫画に興味を持たないのと同じじゃない?イケメンに恋されて、最終的に周りから妬まれたりして終わっちゃう。それを見て男子はきっと「こんなヤツいねーから!」って思うじゃない?」

私「それはつまりストーリーがどれも同じっぽくて面白くなさそうってこと?
妻「それもあるよね。どっかの国が滅びて、敵を倒してレベル上げて強くなって…とか興味ない。現実から乖離したものには感情移入できないというか。」
私「それは俺がやっているゲームがそういうのが多いからかな?」
妻「そうそう、そうだね。だからパズルゲームとかシューティングとかの方が楽しい。結果がすぐ出るし。
私「パズルとか?」

妻「そう。ロープレってすぐに結果が出ないじゃない。私みたいに結果がすぐに知りたいタイプには向いてないと思う。」
私「でもさ、「龍が如く5」は自力でクリアしたじゃん。」
妻「あー。それでいうと、リアルな人間世界であれば楽しめるんだけど、こないだやってた「ゼルダの伝説」でコログの実を集めるとかあったじゃない。「拾ったからなんやねん!ゴミか!」ってなるわけよ(笑)」

私「(笑)」
妻「でも龍が如くだったらコインロッカー開けようかとかなるじゃない。現実世界に沿ったものだから。」
私「リアリティが欲しいのか?」
妻「リアリティが欲しいというか、リアリティが無いものには全く興味がないが正解かも。男性って目標ありきで伸ばしたい、強くしたいっていう欲求が強いじゃない?」
私「はい。」
妻「女の人って仕事にしても体にしても劇的に変わらざるを得ないから、そんなファンタジーに興味を持ちにくいんじゃないかな。

「生き甲斐」は、家族や現実世界で関わる人間

私「格闘ゲームは?」
妻「ストツーみたいなヤツ?うーん、ロープレよりはいいかなって感じだけど。やりたいかって言われたら「別に」って感じだけど。」

私「まあぱっと見ケンカとか格闘技みたいなものだしね。」
妻「でもゼルダの伝説を1時間やるのとストツーを1時間やるのだったら絶対ストツーやるけど。じゃ逆に聞きたいんだけど、なんでゲームって楽しいの?」
私「ストレスの発散です。手軽に目標を達成できる。
妻「それそれ!だって私の場合は目標達成がストレス発散にならないもん。」
私「現実世界だと仕事にしても育児にしてもすぐに結果が出る訳じゃないじゃない。」

妻「男性脳だよね。女の人でもゲーム好きな人っていっぱいいるじゃない。そういう理由で楽しんでいる人っているのかな。大体女性に人気のゲームって何なの?」
私「まあパッと思いつくのはぷよぷよとかだよね。あと意外と人気があるのはモンハン。なぜ女性にも人気があるのか未だによくわからないけど。着せ替えとかかな。」

妻「ぷよぷよとかはやったことあるけれど、キャラクターとかアイテムとか、そういうところなんじゃないかな。かわいいとか。」
私「あとはどうぶつの森とか。」
妻「家具を増やしちゃうやつ?あんまり面白いと思わないんだよなあ。」

私「じゃあなたにとって生き甲斐って何だい?
妻「話でかくなってない?(笑)」
私「そうかな。生き甲斐がないと人生面白くなくない?」
妻「なんだろう、私の中で96%が家族なんだよね。特に今は子供もちっちゃいし。あまり他に意識が及ばないんだよね。だからじゃない?」
私「残りの4%は?
妻「えー、甘い物とか(笑)
私「(笑)」
妻「超分かり易くない?私の脳内メーカー。家族と食い物、以上、みたいな(笑)

楽しいと感じるきっかけがあればハマる可能性はある

私「独身の時はどうだったの?ジャニーズか。」

写真はイメージです

妻「20代後半〜30代前半は完全にジャニーズだったね。気持ち悪いくらいオタクだった。」
私「その時もしジャニーズの趣味を奪われたら?ジャニーズ今日で全員解散しまーす!みたいな(笑)」
妻「赤西(元KAT-TUN赤西仁)がカトゥーンをやめちゃったから、奪われちゃったようなもんだしね(笑)」
私「気持ち悪い…。」

妻「詳しくはNちゃん(共通の女友達)に聞いて。私が気持ち悪かった時代のことを知ってるから(笑)。ジャニーズとかアイドルは裏切らないしね。」
私「平気で裏切るじゃん。スキャンダル起こしたりトラブル起こしたり。」
妻「そういうのじゃなくて音楽聞きたいと思ったら聞けるし、お金を払えばコンサートへ行って楽しませてもらえるし。ある種都合の良い人っていう感じ。」
私「楽しかったでしょ?趣味。」
妻「楽しかったよー。」
私「ジャニーズの何がそんなに楽しかったの?」
妻「えー?ライブとか。」
私「ふーん。」

妻「ほら、興味が無い。それと一緒ですよ。私がアイドルに興味がないの?って質問しているのと同じじゃない。アイドル興味ないでしょ?」
私「うん。まあアイドルは楽しさが分からないからねえ。それが分かればハマる可能性はあるよね。

ゲームが好きではない人は、自分に合ったゲームに出会っていないから?

私「どんなゲームだったら興味持てる?」
妻「リズム天国。あれは超楽しかった。こないだリズム天国の記事が乗ってたんだけど、目が不自由な男の子が唯一楽しめるゲームだった。っていう男の子の手紙に任天堂が返事を送っていたみたいな。」

私「良い話だな。」
妻「リズム天国の音楽はまだ残ってる。ボタン押せばいいだけじゃん。あと音楽も良いし。上手く行ったらパーフェクト。」
私「結果もすぐに出るしね。確かにあれは珍しく自発的にWiiに電源入れてやってたね。」
妻。そう。操作も簡単だったし。初心者でも取っ付きやすかった。」
私「じゃ普段ゲームしない人も、ハマれば楽しめるという素質はあるのね。
妻「そうかもね。ハマる対象が少ないのと興味対象が狭いだけかもしれないけど。wiiの方が向いてる。直感的に遊べるじゃない。」
私「リズム天国もパーフェクトコンプリート直前だったしね。」

妻「キャラクターの絵もかわいかったしね。「太鼓の達人」も楽しめるかも。なんていうの?音ゲー?きっと好きだと思う。
私「ウンジャマラミーとかパラッパラッパーとか。」
妻「そうだね、それ系好きかもね。」
私「リズム天国の新作が出ますってなったらやってみたい?
妻「やってみたい。
私「世の中のゲームに興味が無い人は面白いと思えるゲームに出会っていないだけかもしれないってことか。そもそもゲームって娯楽なんだし。」
妻「そうかもしれないね。」

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