レトロゲーム

【画像あり】FC「ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境」全ボス撃破後、エンディングは?-前編-

本日はクリスマスイヴですね。

今をさかのぼること30年前、私が7歳の時にサンタクロースからプレゼントされたのがファミコン「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」、クリスマスに鬼太郎とはいかがなものかという気もしますが、サンタさんがくれたんだからそれは嬉しかったものです。

この鬼太郎妖怪大魔境の売上本数はなんと125万本、当時150万本売れたドラゴンクエストに匹敵すると言っても過言ではないミリオンセラータイトルでもあります。

ところが、当時7歳だった私はアクションゲームなんて一人前にクリアできるはずもなく。あれから30年、今ではDARK SOULSもBLOOD BORNEも楽しむような大人になりましたが、今ならクリアできそうな気がしています、ゲゲゲの鬼太郎。その先に一体どんなドラマティックなエンディングが待っているのか?

それでは、あの頃の忘れ物を取りに行ってきます。
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【3DS】ゲームギアバーチャルコンソール全22タイトル人気ランキング!

ミニファミコンにミニスーパーファミコン、レトロゲームリバイバルが来ているんじゃないかと思っています、勝手に。レトロゲームといえば、3DSにおいてもバーチャルコンソールとしてスーファミ、ファミコン、ゲームボーイ、PCエンジン、そしてゲームギアなど旧ハードのタイトルが安価でダウンロードでき、ファミコン世代としては嬉しい限りです。

ところがマイナーなハードほどソフトの更新もなかなかされず、ゲームギアにおいては2014年 1月15日を境にぱったりと更新も途絶えてしまい、ファンとしては少し残念な気持ちです。

どうせあまりソフトの追加がされないので、ニンテンドーeショップで販売されているゲームギアソフト全22タイトルを人気順でソート、現時点での人気ランキングをこのタイミングでまとめてみました。
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【画像あり】ゲームボーイ隠れ名作RPG「ONI5 隠忍を継ぐもの」がやめられない!その理由は?

帰省しました。

引き出しの奥底にしまわれたゲームボーイソフトを引っ張り出して本体に差し込み電源を入れてみると、ベッドでゴロゴロと遊んで、切れてしまった空っぽの単三乾電池が机の上に転がっていたり、当時の記憶が蘇ってきます。中にはノスタルジックな気持ちで何の気無しに始めたゲームがいつの間にか止まらなくなってしまう良作もあり。それがこちら、名作RPGにしてシリーズの最終章「ONI5 隠忍を継ぐもの」です。
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楽しみ方やメリットは?「ミニスーパーファミコン」を買う6つの理由

2017年10月5日、間もなく「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」が発売されます。余りに反響が大きく、Amazonでは予約開始から数分であっという間に転売屋の巣窟に。ミニファミコンに続きミニスーパーファミコンもどえらい人気です。

定価は7,980円(税別)。収録ソフトとスーパーファミコン本体当時の定価を考えるとお買い得過ぎる値段ですが、何も安いレトロゲームを買わずとも超美麗最新ゲームがいくつも並ぶこのご時世に、なぜこれほどミニスーファミが求められるのか?今更感がありますが、あまりにも私の周りにいるファミコン世代にも盛り上がりが見られますので、その魅力、メリットについてまとめます。
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【画像あり】ゲームボーイ最後の作品「ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち」をやってみた

PS4、Xbox One、そしてニンテンドーswitch。最新のゲーム機の細やかで滑らかな描写は実物さながらのリアリティを感じさせ、ハードごとにその移り変わりを追ってきたファミコン世代の私は、本当に良い時代に生まれたもんだと身にしみて感じます。ここで携帯機の王者ゲームボーイについて。

ゲームボーイの登場は1989年、そして最後に発売されたゲームソフト※(学習ソフトを除く)は2002年8月9日の「ドラゴンボールZ伝説の超戦士たち」です。

2002年といえば、時を同じくして「ポケットモンスタールビー・サファイア」がゲームボーイアドバンスで、もうちょっと待てば2004年にはニンテンドーDSも登場する時期。このタイミングで敢えてゲームボーイで攻めるチャレンジングな姿勢に感服しつつも、せめてアドバンスでも良かったんじゃないのか…?と思うのもまた正直な気持ち。まさにゲームボーイソフトの集大成と言っても過言ではないタイミングですが、その表現力、内容に触れておかずにはいられず、実際にプレイしてみることにしました。

※実際の最後のゲームボーイライセンスソフトは2003年7月18日発売の学習ソフト「ドラえもんのスタディボーイ かんじよみかきマスター」となるようですが、本記事ではあくまでゲームを対象といたします。
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【画像あり】スーパーファミコン「ファイナルファイト」をクリアしてみた〜後編〜

スーパーファミコン「ファイナルファイト」をクリアしてみた〜前編〜に続いて後編になります。

最新ゲームでもないのにいざ始めてみると止まらなくなってしまうのがレトロゲームの魔力。この勢いでどうにかエンディングまでこぎ着けたいと思いつつも、とんでもない難易度なのがこのファイナルファイト

そこで、レトロフリークの「クイックセーブ・ロード」機能を使ってとにかくクリアまで一直線で進む企画です。過程にこだわらずプライドを捨て、結果にコミットしていきます。

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【画像あり】スーパーファミコン「ファイナルファイト」をクリアしてみた〜前編〜

ドラゴンクエストⅪ、スイッチ版ゼルダの伝説、スプラトゥーンなど最新のタイトルを遊んでいると無性に古いゲームに触れたくなりませんか?そんなこともないか。でも、引き出しの奥底からふと引っ張り出したレトロゲームのカセットを眺めて感傷に浸ってしまうことが、我々ファミっ子世代にはあります。

そこでスーパーファミコン「ファイナルファイト」です。

中学校に上がるかどうかのタイミングで、同級生のモリカワ君と一緒に遊んだファイナルファイト。あまりの難しさに二人で大騒ぎしたね。でもモリカワ君は中学に入るととんでもなくグレてしまいそれっきり。もうあの時みたいに一緒にファイナルファイトできないのかな…。

そんなセンチメンタルな想いと共に、積年の思いと共に今こそファイナルファイトをクリアしてしまおうかと思っております。
現在では3DSやWiiUなどのニンテンドー機でも配信されていますが、なかなかエンディングを迎えることができなかった皆様、当時の忘れ物を取りに行こうじゃありませんか。
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【画像あり】ヘンテコで面白い!パズルゲームGBA「のののパズルちゃいリアン」をやってみた。

ドラクエ、スプラトゥーンと波寄せる人気作の新作ラッシュに追われる2017年8月現在、そんな時こそ歩みを緩めて古き良きレトロゲームに手を伸ばしてみます。

先日池袋のレトロゲームショップ専門店「スーパーポテト」で、わずか280円で叩き売りされていたゲームボーイアドバンス「のののパズルちゃいリアン」。過去に当ブログで、世界観、操作性のセンスと得られる体験の斬新さに褒めちぎったことのあるゲームボーイタイトル「ちっちゃいエイリアン」の続編はまさかのパズルゲームです。

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【ゆうていみやおうきむこう…】ファミコン神拳の現在は?

ドラゴンクエスト最新作Ⅺでは、あの「ふっかつのじゅもん」がまさかの実装を果たし、ざっくりとではありつつもPS4版と3DS版とでハードをまたいだクロスプレイをすることができます

このふっかつのじゅもん、過去作のパスワードも一部使うことができるという粋な遊び心があり、我々アラフォーには馴染み深いドラゴンクエストⅡの「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺ…」のパスワードも使うことができます。このパスワードには、当時ゲームクリエイター兼ライターたちの名前が含まれています。

あのパスワードから30年。ファミっ子だった我々も大人になりましたが、「ゆう帝」「ミヤ王」「キム公」の皆様は、現在何をなさっているのでしょうか?

ファミコン神拳とは?


「ファミコン神拳」とは週刊少年ジャンプに1980年代半ば〜後半にかけて掲載されていたゲーム紹介コーナーで、有名ゲームクリエイターである堀井雄二氏、宮岡寛氏、木村初氏の3人がライター時代、当時人気だった「北斗の拳」のキャラクターに扮した「ゆう帝」「ミヤ王」「キム皇」としてゲームソフトのレビューを行っていました。

同コーナーは関係会社のソフトに対する過剰な評価や、やや大胆かつ大雑把な内容からレビュー記事としての信憑性は薄く、キャラモノとしての人気で約5年ほど続いたようです。

「あ」「た」「た」「た」「た」の5文字で熱中度など項目毎に評価されるシステムは、昨今のレビュー形式のはしりのようなもの

「ゆう帝」こと堀井雄二氏は、ドラクエ新作の監修として活躍中!

まずは「ゆう帝」こと堀井雄二氏。「ドラゴンクエストシリーズ」の生みの親で、言わずと知れた日本を代表するゲームデザイナーです。

1954年1月6日生まれ、2017年8月現在は63歳!ファミっ子世代の我々には感慨深いものがあります。ドラゴンクエストⅡリリース当時は33歳。

堀井雄二氏は 早稲田大学第一文学部卒業後にフリーライターとして生計を立て、PCゲーム制作の趣味が高じて、取材先であるはずのエニックス主催ゲームコンテストに入賞してしまったことがきっかけとなって、本格的にゲームの道を志すようになったようです。

現在はというと、シリーズ最新作「ドラゴンクエストⅪ過ぎ去りし時を求めて」でも全般的に監修されています

なんでも本作のシナリオには5年の歳月をかけ、「意表をついた作品、自分が遊んで面白いゲームにしたかった。」とのこと。ファミコン初期にして思いもよらぬ結末を迎える名作「ポートピア連続殺人事件」の作者でもある同氏が「意表をついた…」と語るドラクエ11、一体どんなストーリーになるのか?クリアするのが楽しみです。

「ミヤ王」こと宮岡寛氏はゲーム制作会社の代表取締役兼声優!?

続いて「ミヤ王」こと宮岡寛氏。1958年7月4日生まれ、現在59歳で、ドラクエⅡリリース当時は29歳。

堀井雄二氏と同じ早稲田大学第一文学部を中退し、フリーライターとして活動する中で堀井雄二氏と親交を深めていったそうです。

その後堀井氏の誘いで、ドラゴンクエスト1〜3までの企画立案、システムデザイン、シナリオ制作など、ゲームデザイナーとして従事されていたようです。

後の1988年に独立し、ゲーム制作会社「クレアテック」を設立。そしてファミコンの超名作RPG「メタルマックス」を世に生み出しました。

現在は同社の代表取締役としてご活躍される傍ら、PS VitaのRPG「メイQノ地下ニ死ス」にて、老師役として声の出演もされているとか。ゲームの裏方としてだけではなく、表舞台でもご活躍されているようです。

JRPG好きですが、この作品はノーマークでした。面白いのだろうか?

「キム公」こと木村初氏、やや控えめなもののゲームデザイナー、ライターとしてご活躍中

最後に「キム公」こと木村初氏。ファミコン神拳ではやや癒し系ビジュアルの同氏は1959年生まれ、現在は58歳。ドラクエⅡのリリース当時は28歳、若い!

上記二人とは異なりドラゴンクエストには直接的に携わっていないものの、ファミコン神拳のライターとして堀井氏や宮岡氏と親交を深めたとのことです。

その後宮岡氏のメタルマックスシリーズにも携わり、こちらも隠れた名作RPG「ジャングルウォーズ」シリーズのゲームデザイナーとして活躍されたとのことです。

コミカルなビジュアル、表現に反して、ダイナミックな展開と緊張感のある戦闘が楽しいジャングルウォーズ

ネットやSNSアカウント(ご本人のものであれば)を見る限りでは、上記二名に比べるとやや控えめな印象ですが、現在は小説やコラムのライターとしてもご活躍されているようです。

ファミコン神拳のメンバー、30年後の現在も様々な分野でご活躍中!

ゆう帝、ミヤ王、キム皇のお三方は、今でもゲーム業界を主軸としてご活躍されているようです。同じくパスワードに登場する漫画家鳥山明さんは言わずもがな。

ファミコン神拳はその後も何人かメンバーの入れ替わりがありましたが、特に印象に残るメンバーは何と言ってもパスワードに登場するこの3名なのではないでしょうか。

あれから30年。日本のゲーム文化をけん引されてきたファミコン神拳メンバーの皆様には、くれぐれも体調にはお気をつけ頂きたいと思いつつも、今後も引き続き世に名作を生み出し続けて欲しいものです。

尚、最新作ドラゴンクエスト11で「ゆうていみやおう…」のパスワードを入力すると、こんな感じです。