元格ゲー好き達が語る「格ゲーをやらなくなった理由」


格ゲーやっていますか?私はいわゆる「にわか」で、広く浅くプレイします。
名作ストリートファイターシリーズもざっと触りますし、あれほど不評だった「ジョジョの奇妙な冒険ASB」だってそれなりに楽しんでしまう程です。そしてにわかであるが故に当然その実力もその程度でございます。

そんな中、当ブログに時々登場してくれるベテランゲーマーの二人と例によってランチをしていた時の話。今ではFPSからダークソウルまでオンオフ問わずコアなゲームを好んでプレイしていますが、元々はゲームセンターのアーケード筐体に並んでプレイするほど格闘ゲームにハマっていたキッズだったとのことです。

ファイター紹介

T氏プロフィール
160607051979年生まれ
男性
未婚
趣味:ゲーム、スノボ
職業:プログラマー
好きなゲーム:battle field,信長の野望,格闘ゲーム各種(主にKOF、SF、マーベル等2D)
特徴:ゲームのやり過ぎで、やはり彼女と別れた模様

N氏プロフィール
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1976年生まれ
男性
既婚(子供なし)
趣味:サバゲー
職業:アートディレクター
好きなゲーム:Call of duty,battle field,DARK SOULS,格闘ゲーム全般
特徴:スマイル

スト2世代も今やすっかり格ゲーから遠ざかっていた

N氏(以下N)「そういえばお二人って格ゲーはやるんでしたっけ?」
私「稀にしますね、年に2〜3本軽く触るかどうか。あと年に数回保育園のお迎え前に時間を持て余すと暇つぶしでゲーセンでスト5やって、途中で乱入されてあっさりやられる奴です(笑)T氏はするよね?しかもかなり上手いですよ。」
T氏(以下T)「高校時代はよくやってましたよ、得意だったのはKOFや侍スピリッツ等でSNK系です。もう最近は全然やってませんが…。」
私「実は僕ワールドヒーローズとかやってました。割とマイナーで、みんながスト2とかやっている頃に流れに反していました(笑)
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N「あ、僕もやってましたよそれ。よく町の商店街の角に置いてある筐体に100円並べてやっていました。今思えば予約みたいなあの謎のルールなんだったんでしょうね、今思えばえ?このお金俺にくれんの?みたいな感じですよ(笑)」
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私「ありましたね、静岡だけのローカルルールだと思ってました(笑)。そういえば僕、過去にNさんと対戦した時ボコボコにされた記憶が…。」
N「あれ、何やりましたっけ?」
私「ヴァンパイアリザレクションです、ゲームアーカイブスの。サンドバッグでした(笑)」
N「すみません(笑)」
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私「そしてT氏もかなり強かった記憶が。僕色んな人に負けまくってるな。」
N「それはぜひお手合わせ願いします、ストV(ストリートファイター5)どうですか?ゲームの出来の評価というより、開発やDLC等運営の評判が悪くて値段が下がっているという可哀想ななタイトルです(笑)たぶん値段かなり安くなってますよ。」
T「スト5かー、今はすっかり格ゲーやらなくなりましたし、多分即効で飽きそうです…。」
N「BF1(Battle field 1)とかやっていたらそうかもしれないですね。」
T「寿命が短すぎて。楽しみ方が1対1に限られちゃってますからね。」
N「知り合いと盛り上がれば良いのですが、昨今は基本ネット対戦で、この1対1でどこまで盛り上がれるか…。」
T「そこですね。正直今の時代にはちょっと合わないかなって思います。」
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知らない相手と牽制し合う得体の知れない緊張感

N「気がつけば格ゲーって、好きな人しかやらないニッチなジャンルになっちゃいましたね。
私「僕みたいに得意でもない人間からすると、格ゲーってもう下手な人、初心者は入っていけない世界なんです。その上にさらに「今作から新しいシステム○○モード導入!」なんて言われるともう応用できないのに上手い人はどんどん応用していく。結局差が開くばかりなんです。」
T「そうだろうね。昔は滅茶苦茶のめり込んだはずなんですが、ゲームも好みって変わるものですね。やっぱりニッチで誰もいないゲームより人が多い方が盛り上がるし、そっちに流れちゃいます。
私「Nさんは格ゲーやってますか?」
N「 僕も昔ほどはやらなくなりましたが、最近は義兄の誘いでSFVやっていますね。2ヶ月に一度くらいですが。強いんですよ~。」
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私「おお、やってるんですね!」
T「何歳になっても負けると悔しいですよね(笑)参加人数が多いと一度ミスしてもそこまで悔しくないからFPSの方が気が楽ですね。」
N「個人戦じゃないのがハードルを下げているんじゃないかと思いますね。自分一人がやられても誰かがフォローしてくれるみたいな。」
私「確かに1対1だとなんというか緊張感がありますよね(笑)」
N「僕でも格ゲーで見知らぬ人と対戦するのは緊張しまくりですね、手汗も酷い(笑)」
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私「格ゲーのオンラインで知らない人とやる時のあの得体の知れない緊張感、何なんでしょうね。」
N「ええ。でも知らない人と「協力」するのはすごい楽しいんですよ。」
私「あー、分かる気がします。」

知らない相手と助け合う楽しさ

N「BF(バトルフィールド)とかやっていると、死んだ時に回復してくれたり、徒歩で歩いてたら乗り物を横付けしてくれて乗せてくれたり。共通の目的を一緒に進めながら知らない人の優しさに触れるのって凄く楽しい。」
私「世の中捨てたもんじゃないなあみたいな(笑)
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N「ほんとそうですね、チャットとかメッセージとか送らなくても、ゲーム中にそれが伝わるという。」
T「同感。」
N「そして一緒に勝利すると強烈な楽しい思い出になるんですよね。ブラッドボーンでどうしても勝てないボスがいて、他のプレイヤーに協力を求めたことがあったんですけど、ずっと協力してくれる人が同じ人だったことがありました。一緒に挑戦して自分が死んだり、全滅したりで負けまくったのに、その人は何度も何度も手伝ってくれました。」
T「良い話ですねー。」
N「呼び出した時にエモートで死んだことを詫びるつもりでモーションをとった時、その人は「エイエイオー」みたいなエモートで、励ましてくれて。」
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私「良い人だ!
N「その後やっと倒せた時は感動しましたね、ブラボはボス倒すと強制的にPT解散になるのですが、その人が消えていく時はお礼のエモート出しまくりですよ(笑)こういうのがあるからマルチプレイは良いよなと思う瞬間でした。」
T「良いなあ。」
私「それで言うと格ゲーのオンラインは無常ですよね(笑)」
N「確かにそういう「触れ合い」みたいなものは無いかもしれないですね。ただ対戦している様を観戦することができるので、そういう意味ではみんなで盛り上がることも可能だと思います。たとえばここにいる3人で部屋を作って、二人が対戦してる時に他の人はそれを観戦するということが可能です。」
私「シェアプレイとかですね。」
N「感覚的には誰かの家に集まって、みんなでわいわい対戦ゲームをする感じですね。そうすると1vs1でもみんなで楽しめるし、あいつは俺が倒す!みたいな盛り上がりも出来るんじゃないですかね。」
T「ただやっぱりみんな知っている人というのが前提な気がする。」
N「ですね。もちろん不特定の人に挑戦して自分の実力を試すっていう楽しさもありますが。でも格ゲーは格ゲーで、知っている人とだと盛り上がる盛り上がる。実際に時々義兄と付き合いで対戦すると、オンでもオフでもいつも白熱するんです。」
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環境や好みの変化、ゲームの進化が格ゲーをやらなくなっていった大きな要因?

昔はゲームセンターや商店街のお店であれだけ足しげく通ったキッズも今やすっかり他のゲームにシフトしていっているようです。背景として単純に個人の好みが変わっていったり、多人数という高度な要求を実現できる環境において、対戦に代わるオンラインの新たな楽しみ方を発見したことかもしれません。

今ではすっかりニッチなイメージのある格闘ゲームですが、それこそスト2旋風が巻き起こった時代の盛り上がり方は凄まじいものがありました。本来それだけの可能性をひめたジャンルではあるはず、知っている人同士の対戦はもちろん、再び新参者を巻き込んで盛り上がる仕掛けが組み込まれればと期待しています。


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