本来の主旨はさておいて、旅行にレジャーに忙しいお盆も終わりました。お父さん、お疲れ様でした。そんなあなたのパパ友になりたい、管理人でございます。
当サイトはゲームにまつわる生活をご紹介するゲームブログである以上、子育て中であっても常にゲームのネタを探し求めておりますが、本日は東京多摩市にある「サンリオピューロランド」で、ニンテンドー3DSのすれ違い通信を行って参りました。
結果やいかに?
キティちゃんとしまじろうの街、最寄駅「多摩センター」へ到着
2017年8月19日土曜日お昼前、その日世間では夏休みお盆休みでお出かけ時期真っ只中のレジャー日和。アミューズメント施設が混まないはずが無いこのタイミングで、保育園でのお友達の影響か3歳の娘が常々切望していた「サンリオピューロランド」へ意を決して向かうことに。
場所は東京多摩市にある京王線「多摩センター」駅。
駅構内もキティちゃん一色
電車を降りた瞬間から駅構内はキティちゃん一色。駅名から察するに地方の方は何かの中心のようなイメージを持たれるかもしれませんが、京王多摩センターは東京郊外にある駅で、地図で言えば正直ヘンピな場所。
であるにも関わらず、駅を出るとこのような感じです。
立地の割に不自然な程整理された通り
山に囲まれた緑豊かな地域であるにも関わらず、この多摩センター駅周辺だけ既にテーマパークの一角のように不自然なくらい綺麗に整理されています。
駅前の大通りは映画館を備えた大型ショッピング施設が建ち、キティちゃんとベネッセの「しまじろう」一色。この2大巨頭により成り立ち大いに潤った駅であることが伺い知れます。仮にどちらか一方が撤退になった瞬間、周辺環境に見合った野山に早変わりしたりして…。煌びやかな景観の裏側に見え隠れする政治と金の胡散臭さを感じてしまうのは私だけでしょうか。
いずれにしてもここは夢のキャラクター達が住まう街。野暮な話はやめて足を進めていくと、正面にどでかく構える「サンリオピューロランド」の登場です。
いらっしゃーい。
「要塞」と呼ぶにふさわしい巨大な施設に圧倒されそうになるものの、来場者の方々が思い思いのポーズで写真を撮られていました。早速チケット代3800円(平日3300円)を支払って中へ入り、ここでニンテンドー3DSを起動します。
メルヘンと物販のえげつなさに圧倒される!
さて、このサンリオピューロランド、年間の入場者数は約180万人、国内のテーマパーク年間入場者数ランキングはディズニーランド、USJ、ハウステンボスに次いで第4位!
いまいちピンと来ないので、参考までにディズニーランドの年間来場者数が2000万人と調べてみたところでやっぱりピンと来ず。とにかく人気の高いテーマパークであることは間違いないようです。
中にはキティちゃんなどのサンリオキャラが歩き回り、ちょっとしたアトラクションとフードエリアがあるのかしら?という雑な心構えと事前知識ゼロで潜入したサンリオピューロランドですが、入って驚きを隠せませんでした。
メルヘンの極み
ゲートをくぐるればそこは一面ピンクとリボンとハートと、あとピンク。なぜか思わず妻に「これまでの自分の人生を全否定されている気分」と吐露したほど眩しい館内、先へと足を進めてびっくり仰天。
えげつない数の物販コーナー
とにかく物販に次ぐ物販、右を見ても左を向いても物販の嵐。
さらに奥へ進んでいくと「レディキティハウス」に到着。扉の先にキティちゃんが登場。娘と写真を撮り、部屋を後にした先で写真チェック、写真購入で1600円お支払い。サンリオキャラに何の思い入れも無い私は、入り口で決して安くない入場料を払い、さらに園内でしこたま物販を見せられた後で記念写真を売りつけられ、挙げ句の果てには園内のアトラクションはゆるい乗り物がわずか2種類というえげつない課金地獄にこみ上げてくる何かがありましたが、周りを見てみるとこれがまた不思議と皆さん良い顔をなさっているんです。
可愛い女の子もそうでもない女の人も、小さな子や若い子もやっぱりそうでもない女性も、みんなお姫様のような顔をなさっているんです。女の子に夢を与える何かがあるんだろうな、サンリオには。どうにか自分を取り戻し、本来の目的を思い出します。館内を巡って3DSのすれ違いをせねば。
パパはもうおうちでビール飲みたい。
見応えのあるパレード待機組の脇を抜けて、滞在時間4時間でドラクエⅪ15人とすれ違い!
到着から数十分ですでに抜け殻のようになった私は施設の中心に向かうと、なんとパレードが始まっているではありませんか。
パレードの周りは人でごった返し、前列には長い間場所取りをしていた方が、後方には子供に見せようと肩車をするパパ達で溢れていました。通路も人で溢れ帰り、もの凄い人数です。ここで本来の主旨である3DSを取り出してみることに。
この人ごみに、案の定3DSプレイヤーの反応あり!
パッと見1000人規模の人でごった返していましたが、これだけ人がいれば何人かはすれ違っているのではと思い、3DSを取り出してみると、案の定緑のすれ違いランプ点灯!
あんたたちゲームしてないでサンリオ見なさいよ!と思ったもののそれは自分であることに気付きます。ところがこのパレードがなかなか見応えがあって、カラフルな光と宙を舞うキャラクター、「みんなのたあ坊」などファミコン世代が泣きそうになるような懐かしのサンリオキャラまで踊りまくるというもの。素人目にも胸に響く何かがありました。
それからおなかも空いたことだし娘を連れてレストラン(フードコート)へ。
一面ピンクの食堂でおっさんは落ち着きませんよ。
メニューはというと、ルーがピンクやエメラルドグリーンのキャラクターに模したカレーがやや割高価格で並んでいます。きっと「可愛い」という謎の感想で、ザクザクとキャラクターを涼しい顔で切り崩して女子たちは貪り食うのだろう、正気の沙汰ではないなと考えながらパパは850円のラーメンを注文。
真面目な話をすると、1200円くらいでお持ち帰りOKの弁当箱付きお弁当なんかもあって、サンリオ好きやお子様にはなかなか嬉しいメニューもありました。
…これは本当にカレーのルーなのかい?
さらに館内をさまよい歩いていると、終わったばかりのパレード広場に、3時間後のパレードを間近で見るべく並んでいる人の列が。
若い女の子、家族連れ、場所取りのお父さんと思しき男性の姿も見られました
ここでちらほら散見されたのが、並んでいる最中に3DSを触っている方々です。そのままぐるりと館内を周り、滞在時間役4時間程で、ピューロランドを去ることに。ここで3DSを開いてみると…。
ドラクエ15人とすれ違い!
滞在時間約4時間、すれ違い人数はドラクエⅪで15人!ソフト不問であればさらに多くの人数とすれ違っている可能性があります。パレードなどを最前列で見る人は、暇つぶしに3DSを持参している場合が多いということか。なんとなく新たな発見をした気持ちです。
おまけ:サンリオピューロランドの感想
せっかくサンリオピューロランドへ訪れたので、男性(父親)視点での感想を。
一言で申し上げると「好きな人にはたまらないのだろう」です。
入場料は大人3800円というまあまあの価格設定。ご近所にある遊園地「よみうりランド」の5400円に比べるとまあ良心価格ではありますが、正直館内はほぼ物販。アトラクションはわずか2個程度。アミューズメント施設の面持ちで向かうとやや肩すかしを食う可能性があります。
パレードはなかなか見応えがありました。そして、とにかくサンリオファンの方々が皆良い顔をされています。3歳の私の娘も喜んでくれたようですが、パパにとってはそれが一番の目的でしょう。
ただし行く先々に物販が待ち構えているため、食事を含め一人当たりの出費は10000円近くすることは覚悟した方が良いかもしれません。それでもも入場者の方たちが良い顔をしているのは目には見えないやはりそれ相応の価値、魅力がサンリオにはあるからでしょう。
だけどメンズの我々にはちょっとピンと来ないんだよなあ…。サンリオファンの彼女を持つ彼氏さん、キティちゃん好きの娘、奥様を持つご主人様、男性の皆様、覚悟してください!