「ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めて」私の周りでも多くの人がプレイしております。会社員であるが故に手軽にどこでもプレイできる3DS版プレイヤーが多いのですが、3DS版オリジナル機能であるすれ違い通信「時渡りの迷宮」で行き止まってしまう人が思った以上に多いようです。
私も実際にプレイする中でいくつか疑問に思ったシーンがありましたので、これからプレイされる方向けにご説明です。
※ネタバレにご注意ください。
「天使界の女神の果実」など、クエストがエリア内で解決できない!
すれちがい通信などで入手できるヨッチを使ってプレイできる3DSだけの機能「時渡りの迷宮」では、「冒険の書の合言葉」を入手することで過去作品の世界へ行くことができ、クエストを受けることができ、クリアすることでクエストごとに報酬を貰えるという流れです。
ところが開放されたエリアでクエストを受けたはいいものの、その場でそれらしきモンスターやアイテムを見つけることができずに立ち往生してしまうことがありませんか?
たとえば、時渡りの迷宮序盤に開放されるシリーズ9の世界である天使界で受けられるクエスト「消えた女神の果実を追え!」では、そこに住む天使イザヤールから、女神の果実を探して欲しいという依頼を受け周囲を見渡してみるものの、探せど探せどそれらしきアイテムが落ちていそうな場所は見当たらず。
果実のありそうな木も宝箱もモンスターも見当たらない
その場は一旦放置して時渡りの迷宮を先へ進めていくと、新たな冒険の書の合言葉を入手して行ける場所は増えていきます。
やがて時渡りの迷宮も終盤に差し掛かり、第6層で入手できる合言葉で開放される同じくシリーズ9の「見えざる魔人の道」に登場するボスを倒すことで、やっと「女神の果実」が入手できます。
つまり冒険の書で新たなエリアが開放された時点でそのエリアのクエストを受ける、あるいはクリア条件を満たすことができるわけではなく、クエストによっては後に開放される別のエリア、あるいは本編の世界をも巡り歩きながら、やっとクエストのクリア条件を満たすことができるようになる場合もあります。
元祖さまよいキャラ「サマルトリアの王子」クエストはオリジナルよろしく振り回してくれます
時渡りの迷宮をクリアしたのに冒険の書の合言葉が足りない?
何度も繰り返しやり直し、やっとのことで「時渡りの迷宮」を最深部までクリアしたものの、なぜか神殿にある各祭壇から行けるエリアは全て開放されておらず。そのいくつかは未開放のまま未だ「????」の表記が。迷宮で全ての合言葉が手に入るわけではないのか?あるいは実は取りこぼしているのか…?
冒険の書の合言葉が足りないのか、行き先が「????」になっている…
確か解き渡りの迷宮をプレイする前の説明では、冒険の書の合言葉はこの時渡りの迷宮を全てクリアすることで全て集めることができ、各階層を進むためにはその階層の合言葉を集めなければならず、途中で見落としていることは無いはず…。おかしいと思いつつも既に開放されているエリアのクエストから先に進めてみることに。
…新しい合言葉がもらえた!
開放されている「バラモス城」で受けられるクエストをクリアすると新たな冒険の書の合言葉が入手でき、直下にある未開放のエリア「その後のバラモス城」が開放されました。
時渡りの迷宮だけでは開放されない「????」のエリアは全部で4つ、全て時渡りの対象となるクエストをクリアすることで開放されていきます。
要するに、時渡りの迷宮を最深部までクリアし、開放されたエリアのクエストを全てクリアしていくことで、やがて未開放のエリアも徐々に開放されていき最終的に全ての時渡りの迷宮イベントはクリアすることができる、ということです。開放されているエリアからどんどんクリアしていきましょう!
補足:「メタルカラー」のヨッチって何ができるの?
最後に、これも周りでよく耳にした疑問ですが、メタルカラーのヨッチについて。すれ違いやフィールド上で手に入る悲しき使い捨てキャラクター「ヨッチ族」ですが、様々な色のヨッチで同じ色のバリアをまとったモンスターを攻撃することでダメージを与え、バリアを破ることができます。
ところが稀に手に入るギラギラと銀色に光るヨッチ族「メタルカラー」とは一体何か?特段攻撃が強いわけでも何か特別な攻撃方法をするわけでもないこのメタルカラーですが、なんと全てのバリアを破ることができる万能なカラーなのです。
汎用性が非常に高いので入手できたらぜひともVIP登録しておき、万が一倒されてしまった場合でも復活させられるようにしておきましょう。
以上、やや戸惑うこともある3DSのみの機能「時渡りの迷宮」ですが、過去シリーズのちょっとした伏線やクスリと笑えるようなおまけシナリオは思った以上にユニークで、なかなか見応えがあります。全エリアのクエストをクリアし、3DSだけの楽しさを存分に楽しみましょう!