初めまして。本ページへお越しくださったということは、娘さんがいらっしゃるパパさん、ママさんでしょうか?大変ですよね、本当に毎日お疲れ様でございます。
当ブログでは普段ゲームについての記事を書いておりますが、たまにはこうしてゲーム以外の記事を書いています。ゲームなんてされますか?なかなか出来ないですよね。嫌いでなければぜひぜひ他記事もご覧くださいませ。
さて、2歳4ヶ月の娘が常日頃「行きたい行きたい!」と言っていた水族館に連れて行くつもりが妻が体調を崩してしまいまして。とはいえせっかくの休日、楽しみにしていた娘にお魚さんを見せてあげたく、思い切ってちょっと遠出して娘と二人で水族館へ行ってみることにしました。ところがこれがなかなかきつかった!
片道1時間の電車はなかなかハード
梅雨真っ只中の
7月の土曜日に行って参りました。幸い梅雨の中休みで晴天に恵まれたものの当日の気温は34度!熱中症で病院に何人も搬送されるというニュースも散見される猛暑の中、東京都下の西部に位置する調布市から品川まで電車を乗り継ぎ片道約1時間かけて現地へ。
お子様のいらっしゃるご家庭であればお分かり頂けると思いますが、子連れで電車に乗るのはそうそう簡単ではありません。大人であればスマホいじったり本を読んだり、それこそゲームしたりして時間を潰すことができますが、おもちゃも広げられず、走り回ることも出来ない狭い電車は退屈なスペース。数分じっとしているのでもなかなか苦痛なので、1時間ともなると子供にとってそのストレスはなかなか大きいはず。
車内に響き渡る男の子絶叫…※写真はイメージです
そんな矢先に案の定社内で大はしゃぎ、大絶叫する同世代の男の子発見。ご両親全く注意しないもんだから、同乗者がブチ切れないか冷や冷やしておりました。
我が娘は幸いそこまで元気よく大はしゃぎするタイプでも無く、始終絶叫するその男の子を不思議そうに見ていたので気を紛らわしつつ、途中スマートフォンで写真などを見せたり水族館に着いたら見たい魚を聞いたりしながら気を紛らわせつつどうにか到着。道中キオスクなどでちょっとしたおもちゃが売られている理由が良く分かります、納得。
ママに比べてパパの準備は簡素で大雑把
「品川水族館というからにはとりあえず品川に向かうのが良いだろう」と安易に考え、最寄り駅「調布駅」から「品川駅」へ向かうことに。以前妻が「品川水族館に行くには京急線の大森海岸駅からだよ」と最寄り駅を再三教えてくれていたにも関わらず、とりあえず山手線品川方面へ向かう途中でGoogle Mapを開くと、実は品川駅から現地までは結構距離があることに気づきます。でも品川からなんちゃら線にまた乗り換えるのって、子供も退屈で可哀相だなと思い、品川駅からタクシーで「品川水族館」へ行くことに。時間は約15分ほどです、まあまあ距離ありました…。
とりあえずそっちの方向に行ってみる!というノリは男性だからなのか性格なのか…。
準備の大雑把さといえば、当日持っていく荷物にしても、オムツからお菓子、食事の時に使うエプロン、ハンカチやちょっとした遊び道具までリュックに詰め込み、母親の準備は万端です。ところが父親は動きやすいよう出来るだけ軽装備で行きたいので、最低限のオムツだけ肩架けのバッグに詰め込み出発。結果として何とかなりましたが、こういうところで男女の差が出てきます。
困らないように事前に準備しておく母と、困った時は現地でなんとかする!の父。
「品川水族館」到着!一通りの魚からサメ、イルカまでゆっくり楽しめる
ということで品川からタクシーに乗り、品川水族館に無事到着しました。自然豊かなしながわ区民公園の脇を通って、敷地内にある水族館へ向かいます。公園は広く開けていて静かで、「勝島の海」という大きな人口池の傍でゆっくり楽しめそうです。
広く開けたしながわ区民公園の敷地内に水族館はあります。
入館料金も1350円と都心のいわゆる水族館の中でも比較的安い金額設定です。3歳以下は無料で、品川区民であればさらに安くなるようです。
滞在時間は土曜日の午前11時~午後14時過ぎとおそらく最も混雑されそうな時間帯でしたが、押し合いへし合いのような激混みということもなく、見たいものは概ね間近で見ることができました。
後々調べてみると、ターミナルの品川駅にほど近くイルカショーも見られる「エプソンアクアパーク品川」が同じ品川にあることもあって、ある程度入場者が分散されているのかもしれません。
都心だけあって、かつて訪れた沖縄「美ら海水族館」に比べるとかなりコンパクトな印象で、大人であれば小一時間ほどで回れてしまうんじゃないかという規模感です。敷地こそ小さめですが、床下から天井いっぱいに広がるトンネル水槽があったり、肌の角質を食べてくれる「ガラ・ルファ」というドクターフィッシュに触れたりと、なかなかの見応え、遊び応えがあります。
巨大なイルカにビビッていた怖がりな娘も、小さなドクターフィッシュとの触れ合いに大興奮していました
イルカも間近で見られる!
そして当水族館の目玉の一つ、イルカです。イルカショーの時間帯ではなくてもイルカちゃん達は水槽の中を泳いでいるので間近で見ることができます。イルカ水槽は屋外にあるため、他の水族館に比べてイルカとの距離感がなんとなく近く感じます。(タッチはできませんが)
…よんだ?
ご存知の通り、哺乳類でその脳の大きさは人間よりも大きなイルカちゃんは当然賢く、子供を抱いて水槽に近づくと近寄って来てくれて顔を出したり声を出して鳴いたりと大きなジャンプを見せてくれたり、こちらの思惑を知ってかショー以外の時間も楽しませてくれました。娘は本物のイルカを目の当たりにして怖がっていましたが、サービス精神あふれるイルカに癒されました。
そんなイルカのイルカショーですが、現地の目玉だけあって来場者が集中するため混雑します。座席は超感覚で200席くらいでしょうか。当時の集まり具合から察して、開始15分くらい前であれば良い座席を確保できるかもしれません。
ショーの時間も15分程度と意外とあっさり終わってしまいましたが、やはり実物のイルカを目の当たりにするとその力強い泳ぎとジャンプはかなり迫力があります。
イルカショーは、適度な刺激でイルカにとってもストレスの発散になっているようです
ランチも屋外であれば食べる場所に大きな不自由なし
レストランや売店などは水族館から出た場所にありますが、入館時に購入したチケットの半券を見せれば当日再入館することが可能と良心的です。
12時半頃ランチの時間帯レストランはさすがに待ち状態でしたが、屋外の売店ではポテトやフライドチキン、おにぎりやかき氷などの軽食を買うことができ、屋根付のテーブルや敷地であるしながわ区民公園のベンチなどで食事を取ることができます。土曜のランチタイムでしたが、長テーブルなど多少の相席を良しとすれば十分座ることもできるスペースでした。
昼寝の時間帯を狙って帰宅!娘も楽しんだ模様
さすがに帰りもシータクで品川まで戻るのも少し勿体無いので、最寄り駅である「大森海岸駅」から乗り継いで素直に帰ることに。娘のお昼寝タイムを狙って帰宅すると、普段目にしない大きなイルカやドクターフィッシュなどの触れ合いで疲れたのか思惑通り寝てくれました、よし。
ちなみに最寄り駅とは言ったものの徒歩10分ほど歩くので、炎天下だとなかなか体力を消費します。
翌日日曜日、思い出したかのように娘が「また水族館行こうね」と一言。まだ2歳数ヶ月なのであれこれ喋りはしませんが、また行きたいと思ってくれたのはなによりの収穫でした。
正直片道一時間男手ひとつで電車を乗り継ぎ水族館に行くのはかなり大変で、抱っこ大好きな娘を収支抱き上げていたために翌日は全身バキバキでした。個人的にはベビーカーよりも小回りの利く抱っこの方が楽といえば楽なのですが、10数キロの子供をずっと抱きかかえるのは全身かなり負担を強いられます。
さて、私の妻はお父さんっ子だったようで、それもやはり義父が妻をよく遊んでくれていたからだと妻は語ります。多かれ少なかれ本能的にいつかはお父さんを拒否するかもしれませんが、今のうちにたくさん遊んであげたいなと思う土曜日でした。