PS4「Far Cry5」の映像を見ていた時こう思いました。
「こんな綺麗な映像、見たことない…」
だって、なんかもう凄いんです。でも冷静になって思い返してみると、PS4のゲームって買う度いつもそんなことを考えていた気がする。「グラフィックだけがゲームの全てじゃない!」もちろん重々承知ですが、それでも綺麗な映像に対していちいち感動してしまう単純な男が私です。
それはそうと、PS4のゲームの中で最もグラフィックの綺麗なソフトって一体何だろうか?そこでインターネットで「PS4のゲームでグラフィックが凄いゲームといえば?」スレッドに名前の挙がっていたタイトルを、真心込めて手集計いたしました。
5位:The Order: 1886
タイトルの通り1886産業革命時代のロンドンが舞台のTPSアクションアドベンチャー。
その世界観から一見シリアスで落ち着いたアドベンチャー寄りかと思いきや、投稿する半人半獣のクリーチャーはホラー色強め、バイオハザードをやや彷彿とさせるアクション寄りです。
E3プレスカンファレンスなど本作のリリース前ではその映像美とゲームシステムに対して「次世代のTPSアクション」と大きく打ち出されていました。
ところが次世代グラフィックに対して、プレイ時間5〜6時間程とボリュームは少なめで、内容はいまひとつ洗練されていない操作性と、得てしてマイナスに評価されがちなQTEのオンパレードで世間の反応はやや厳しめ。続編を匂わせるエンディングでしたが、その開発はどうやら頓挫してしまった模様。
全体的に出来は悪くは無いけれど、期待値の割にもうひとつ物足りない結果に。色々な意味で「思ってたのと違う」感をもたらしてくれる作品。とにかく安価で超美麗グラフィックなアクションを楽しみたいのであればオススメ。
4位:グランツーリスモSPORT
「不気味の谷」というものがあります。技術の発達でCGがより人間に近づいてくると、その境目に妙な違和感を感じるというもの。ところがそれが人物ではない場合は別。
「グランツーリスモSPORTS」のトレイラー映像を見て、これは実写なのか?CGなのか!?見極めに少なからず時間を要した記憶があります。
スピード感溢れる画面に背景や人物の凝視が難しいのも手伝って、もしかしたら実写のコンセプト映像でも延々と流れているのかと思うほど。それがゲーム画面であることが分かった瞬間、動かすだけで十分楽しいことを確信。
ところが蓋を開けてみると、車体は少なく、オンラインガチ勝負前提で射幸心煽りまくりのゲーム内容。レースゲームが得意な人でもそうではない人でも、コツコツと資金を貯めて憧れの車をチューニングして走らせて楽しんできた従来のファンにおよそ寄り添わない方向性に酷評される結果に。これほど評価が低かったシリーズも初なのではないでしょうか?映像の綺麗さと面白さは必ずしも比例しない典型例といえます。
ちなみにこちらは上の写真と同じ車種「BMW M6 GT」。ファミコン、スーファミをプレイしていた当時の自分がグランツーリスモSPORTSのゲーム画面を見たら、まさかゲームの映像だとは絶対に思わない自信があります。
3位:Star Wars バトルフロントII
グラフィックの綺麗さでコロッと騙される?私ですが、「Star Wars バトルフロントII」は店頭のデモ映像を初めて見た時に衝撃を受けたのを覚えています。あれは確か雪原での戦闘でしたが、言葉通り映画を見ているかのような映像でした。
ところがこちらも先述のグランツーリスモ同様にゲームの内容に対する評価は映像に伴っておらず。特に海外においての評価は最低で、有名レビューサイトMetacriticにおいてはユーザースコアが10点満点中の1.0というまるで評価にすらなっていない酷い有様。
その理由がえげつないまでのガチャシステムで、ソフト自体は当然有料でありながら課金勢の無双状態になってしまうゲームバランス。これにはプレイヤーも当然憤怒。ただし日本におけるレビューサイト等での評価は10点満点中60点程度。その評価を見て見るとガチャに対する文化の違いと、普段ゲームに馴染みの無いスターウォーズファンがその映像に大層感銘を受けている模様で、賛否の評価は真っ二つに。
シューティングゲームとしても既存の名作タイトルと比較するとやや物足りない模様。ただ、映像はほんっと抜群に綺麗です。
2位:アンチャーテッド4 海賊王と最後の秘宝
「PS4の本気」「プレイする映画」と銘打ってリリースされましたが、その謳い文句に恥じない歴史に名を残す凄まじい作品。
終始ワクワク、終盤になるとエンディングを迎えてしまうのが寂しくなってくる程。映像に加えてそのシステム、ストーリー、仕掛け、自力で危険を切り抜ける達成感、全てが超一流。
映像はさすが多数名前が挙がるだけあって超美麗。シワや毛穴など人間の細かいパーツが精巧に作られていて、これはゲームで初めて「不気味の谷」を超えられるか!?と思う程。
作り手の意地、プライドが伺える名作。PS4所持者はとりあえず触ってみて欲しい作品。
1位:ホライゾン ゼロ ドーン
誰もが口を揃えて挙げたのが「ホライゾン ゼロ ドーン」。私もプレイ済みですが、確かにこんなに綺麗なゲーム、家庭用機では初めて見た…と思ったものです。
映像に加え、本作の魅力はその演出。もう超一流SF映画のような映像の見せ方と移り変わり。文明が滅んだ後の機械の獣というディストピア感溢れる独特の世界観はもう鳥肌モノ。PS4でどうしてあのグラフィックが再現できるのか不思議に思う、非の打ち所の無いゲームです。
個人的にひとつ非?があるとすれば、少女の頃の主人公「アーロイ」のリアルな顔が、なんていうかすごく天童よしみちゃんなんですよね。そう感じるようになってからというもの、アーロイの顔を見ると天童よしみが頭をよぎってしまうから困ります。
よしみちゃんはさておいて、PS4で何か新しいゲームしたいと問われたら、真っ先に薦めたいゲームです。
その他おすすめ高グラフィックゲームは?
以上、特に大きく差を開けて名前が挙げられていたタイトル5選になりますが、その他も様々なタイトルが候補として見られました。
FPSの代表格「バトルフィールド」シリーズ、RPG要素とアクション要素が強くなって化けた「アサシンクリードオリジンズ」。
オープンワールドの海外産RPGの代表格「ウィッチャー3」、日本からは「メタルギアソリッドV」そして「ファイナルファンタジーXV」などもPS4で最も綺麗なグラフィックソフトの候補として僅差で挙がっていました。
否定を覚悟の上で申し上げるならば、個人的に「infamous second son」なんかも最初に見た時にこんな綺麗なもの見たこと無い!と思ってしまったものです。
グラフィックが綺麗だからといってゲームの内容と評価とが一致するかというと決してそんなこともなく。とはいえ見た目もゲームの楽しさの一つ、今後もより気合いの入った映像が楽しめることを期待しつつ。
そうなんですよね…。グラフィックが全てではないと分かっているものの、どうしても、個人的には『ドット性』か『グラフィックの高さ』のどちらかを秤にかけてしまうんですよね…。PS4を持っていないので、スターウォーズなんかは憧れだったんですけど(世代としては新3部作【エピソードⅠ・Ⅱ・ Ⅲ】派です)、海外ではレビューが低いんですね…。
最近のゲームの傾向として仕方ないのかもしれませんが、元が有料コンテンツなのに加えてDLCから課金へと誘う感じがどうも心が突き動かされなくて…(因みにPC版 gta5(オンライン)をプレイしていると特にその傾向を感じますね)。
まぁ、全ては取らぬ狸の皮算用…。(自分が)買ってから言えって話なんですけど…(汗💦
ホライゾンとツシマはマジでPS5でもいいレベルで綺麗
SWBF2はガチャがなくなってから、レビュー評価が上がりましたよ。私はPS4ソフト30本以上をプレイしましたがSWBF2が1、2を争う位に2年以上はまりっぱなしです。