立て続けに登場する超大作を放っておいて、ファイナルファンタジーⅦクライシスコア リユニオンを購入。
というか、クリアしてしまったじゃないか。
当サイトメンバー夏海嬢も勧めてくれたものの積みゲーや怒涛の新作ラッシュで手を出さずにいた。けれど、セールになったのをきっかけにうっかりプレイ開始してこの通りですよ。すげー面白かった。リマスターに近いリメイクだ。違う、リメイクに近いリマスターか?どっちでもいいくらい楽しかった。
グラフィック綺麗!エフェクトが派手で爽快感倍増。
数々のスクエニのリマスターで一喜一憂してきた私ですが、このリマスターの映像は抜群に綺麗な部類。
特に攻撃した時のエフェクト。見てくれこの映像を!
デュシャー!
シュボゥフォゥーッッゥ!
ズシャウォゥゥッ!
この通りの派手さ。そして美しい。斬っていて気持ち良い。派手過ぎてもう敵がどこにいるかよく分からなくなることもあるけれど、爽快だから良いのだ。
オリジナルからどれだけ進化したのか見極めるため、時々手に取るPSPに久しぶりにクライシスコアを入れても動かしてみたら、一太刀入れるごとに褒められている気持ちになるほど派手なリユニオンと比べるとまるで鈍器で殴っているような印象。もちろんPSP版はPSP版で、当時は本当によくできた超名作で、ストーリーもシステムもグラフィックも、スピンオフ系ゲームの中でも特に気合い入った作品だった。
マテリアを強化させたり、数多のマテリアやアクセサリーをガチャガチャ組み合わせて自分好みの闘い方をさせるコンテンツが充実していた。
メニュー画面といえばこちらがリユニオンのメニュー画面。
ご覧の通りメニュー画面ひとつ取ってもきちんと作り直してくれている。バスターソード熟練度なんていう新しいコンテンツもある。これはもうリマスターの域に留まらず、リメイクの域に達したひとつの証拠でもある。
キャラクターモデルも作り直されている。
これが、
こうなった。
共通するムービーも見惚れるほど綺麗だったので改めてPSP版を見てみたら、PSP版もPSP版でさすが当時グラフィックといえばのスクエニに恥じない品質で驚かされた。PSPもやるじゃないか。
なんだって?それじゃまだリマスター留まりだろうですって?そうだな、そんなことを言う人間にはだな、これだ!
戦闘が気持ち良すぎるッ!
ビルド、無双が相変わらず楽しすぎる。
エフェクトや映像ばかり推してきた気がするけれど、ゲームそのものももちろん楽しいのだ。システムは基本オリジナルと同じではあるけれど、さまざまな効果をもたらすマテリア合成は特徴的。合成ってお前、メガテンじゃないんだから。最高じゃないか!
マテリア「盗む」と何かのマテリアを合成すると「アイテム達人」に、「アイテム達人」と特定の何かを合成すると「ぶんどる」になったり。
しかも合体させればさせただけ付加効果も高まっていくとか、もう無双プレイ好きの私のために作られてゲームだろう。序盤で強化しまくって、1周目でもラスボスを10秒くらいで倒すことだってできてしまうのだ。(力に全振りしたので2発くらいダメージ受けると倒されてしまうけれど)
出来上がるマテリアの幅が広い。
相手の特徴に合わせてカスタマイズしたりなど知恵をはたらかせて戦うのが苦手な私のような人間なんかも、とにかく力に全振りし連打していれば勝てるような無双プレイもできたりする。やり込んだら恐ろしいことになりそう。
結果、こうなるのだ!
うははは!
Switch版はロードがちょい気になる。
気持ちよさを散々讃えたあとでこき下ろすスタイル。悪い場所もあることはあるはずだ。
そうだな、例えばだな、う〜ん、何かありますか?
あんまり無いな…。
う〜ん。
あ、そうだ。ロード時間がちょっと気になりますね。
シーンにもよるけれど、10秒前後頻発するロード時間はちょっとだけ気になるかも。頻繁に挟まるムービーや画面切り替えのたびにロード時間を求められるわけですし、ここはもう少し短いとありがたかった。
Switch版はトロフィーが無いのもトロコン厨の方からすればちょっと物足りないかもしれない。けれどあの名作を携帯機で遊べるのは他に代え難い価値なのでSwitch版で後悔なし。
あとはそうだな、ジェネシスの詩の朗読がウザいくらいですかね。
出てくるたびに朗読が始まるのだ。なんなんだこいつは。この人が出るたびに眠くなるぞ。
気になるところはそんな程度。
ミッションが多くてシナリオは割とあっさり目かもしれない。ムービーを全スキップしたら5時間くらいで終わってしまうんじゃないか?とも思うけれど、FF7本編を巡る設定が重厚なのでシナリオのボリュームとしてはこのくらいで十分。これ以上話が広がりすぎると胃もたれしそうだから。
勢いで紹介してきたけれど、既にPSP版を散々楽しんできた身としても十分面白かった。3周くらいしたい気分。未プレイの方であれば尚更楽しめるはず。