【写真】ポケモンGOの地域格差浮き彫り!静岡〜品川(東京)間ポケストップ数の違いは?


実家の静岡に帰省しておりました。
ここのところすっかりポケモンGO熱も落ち着きつつあり起動回数も多少減ってきましたが、リリース当初からの課題となっていた地域格差について検証すべく、東海道新幹線浜松~品川間の停車駅を中心にポケストップの様子を見て参りました。すると昨日500円以下で購入!安くて美味い静岡の土産10選だなんて、お土産を紹介している場合じゃなかった事が判明しました!

新幹線の駅毎でポケストップの数に大きな差あり

今回の調査対象は東海道新幹線で、私の実家の最寄り駅となる浜松から品川(東京)間における新幹線「ひかり」停車駅です。調査日時は8月28日日曜日、午後12時~14時の間。カレンダー上では休みのお昼過ぎということで、人の数も決して少なくない時間帯です。さて、本当に地方と都心とではポケストップ等に違いはあるのでしょうか?

まずは各駅の2014年における乗車人員数/日(降車客含まず)から。

駅名乗車人員
品川507,008
新横浜124,018
熱海14,035
静岡57,924
浜松35,440

なるほど感覚的にも正しい気がします。品川というと世界中からの旅行者も集まるターミナル駅。子供の頃は浜松がとんでもない都会に見えたものですが、10倍以上も違うんですね。やっぱり東京って凄いや。続いて各駅のポケストップの様子です。
■浜松駅周辺


2007年に政令指定都市となった静岡最西端の浜松駅、私の実家もこのあたりにあります。駅周辺のポケストップの様子はこちら。
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ポケストップの数はまずまず。徒歩圏内にポケストップが点在しています。ただしルアーモジュールは使われておらずあまり活発なプレイヤーの動きは見られず、駅付近のポケストップで人が集まっている様子も特に見られませんでした。東京で感覚的に例えると、調布市や府中といった23区からちょっと離れたエリアと近い感じです。
■静岡駅周辺


続いて静岡駅です。県庁所在地でありながら浜松市の方が人口が多く、「こちらの方が都会だ」「いやいやそっちは周辺の田舎を合併させただけだ」と、他県の方々から見ると犬も食わないような争いを水面下で繰り広げておりますが、ポケモンGOのマップはこちら。
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乗車人員こそ浜松より多い静岡ですが、ポケストップの数はまばら、なぜか浜松に比べて少ない印象です。下車はしておりませんが、こちらも同じくルアーモジュールが使われておらずピンクの花びらは一切見えず。浜松同様東京に置き換えると、23区をちょっと離れた各駅停車の駅がこんな感じでしょうか。
■熱海駅周辺


続いて熱海。静岡県ですが、わけありカップルが多そうなアバンチュールな匂いのする独特の雰囲気をにじみ出す温泉街である熱海は、静岡県民ですら「やいやいここは静岡だか?(なの?)」と疑ってしまう不思議な街です。そんな熱海のポケストップは以下の通り。
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温泉街で土日は賑わいを見せる街だけあってさぞかしポケストップも充実しているかと思いきや、浜松駅よりも静岡駅よりもさらに数が少ない。実は写真では見えませんが、手前に一カ所だけピンクの花びらがあり、何かアバンチュールな予感がします。
■新横浜駅周辺


神奈川に突入しました。かつて大学生の頃私は川崎に住んでおり、大学で家の場所を聞かれると「東横線の横浜の方と見栄を張るほど、住んでいるとステータスな横浜です。そんな素敵な港町のポケストップはこの通り。
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さすが新横浜ともなればポケストップの数も多ければルアーモジュールが数多く使われているようで、ピンクの花びらがよく舞っています。なんというか都会に戻ってきた感があります。ここで既に地方との格差を感じました。
■品川駅周辺


最後に東京のターミナル駅、品川です。実はホームに到着するやいなやiphoneのバッテリーが切れてしまったため、急遽画像をお借りしました。こちらです!
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これぞ東京パワー。ポケストップは数多く、ルアーモジュールも所々で使われております。これは地方とははっきりとした違いがあります。

地方の在来線沿いはさらに閑散とした状態!

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まずはサッカーJリーグのジュビロの拠点磐田市と浜松市の間を流れる天竜川周辺。東海道線在来線沿いは写真のような住宅地となりますが、この場所のポケストップの状況はこちら。
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ポケストップが無い!

正直同じ静岡だってもっともっと田舎はありますが、住宅地域であってもこの有様。驚くことにポケストップが一切ありません。実はその後新幹線に揺られながらポケモンGOのマップを眺めていると、こういったポケストップが全く無い地域というものは静岡圏の新幹線沿いだけでも決して少なくないんです。自宅がポケストップ反応範囲内にある人も少なくない都内に住んでいるポケモントレーナーの方には信じられない絵なのではないでしょうか。

地域の格差は明らかに存在していた!

運営側もこの格差については既に認識していて解決すべき課題と捉えているようです。どのように運用しているかはさておいて、ゲーム画面を見て察するに、地域のランドマークでもあるポケストップを増やす為に少なからず人力作業は発生しそうな感じは見て取れます。となると今日明日といった近々での改善は難しいように思われますが、地域の格差がここまではっきり浮き彫りになると、その実力にも大きな差が生まれるのは必至です
ひとつのポケストップは、5分で再びアイテム取得ができるようになるとはいえ、周辺のポケストップそのものの数が少ないとなると大きなハンデになるのは間違いありません。
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午後7時過ぎ平日の新宿西口の様子

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